野村證券とSBI証券の比較7

若い人が口座を作るにあたって、野村とSBIのどちらが良いかを比較します。

野村證券 SBI証券
16 外国為替手数料 ×

外国為替手数料というもの自体はなく、100万円をUSドルに変換する場合の為替スプレッドという形で表します。

野村證券:0.5ドル

SBI証券:0.25ドル

1ドルが100円の時、野村證券の場合、買う時は100.5円で買い、売るときは95.5円で売ることになります。従って為替手数料があるとすれば0.5%ということになります。

一方、SBI証券の場合、買う時は100.25円で買い、売るときは99.75円で売ることになります。従って為替手数料は0.25%になります。

この結果、野村とSBIとの差は売り買いそれぞれの時点で0.25%ということになります。

外国ETFの分配金を日本円で受領

私の場合、外国ETFは一回買ったら、売ることはあまり、というか、ほとんどありませんから、大きな問題ではないと考えています。ただし、過去において知らないうちに、外国ETFの分配金を日本円で受け取っていた時期があったので、その度に為替手数料を支払ってしまいました。そのことに気がついて、すぐにUSMMFで受け取ることに変更しましたが、気の付かないところで損をすることはあるものです。

野村だと多少は損

私は、金融資産の半分以上を外国ETFで運用していますので、為替手数料は気になる問題ですが、野村證券の為替手数料が高いからと言って、すぐにSBI証券に口座を開設して移管する予定はありません。私の、最近9年間の年平均利回りは6%程度ですが、それを運用した証券会社は野村證券1社でした。SBI証券で運用したとした場合には、0.1%程度向上したと思いますが、大きな差では有りません。多少の非効率に、いちいち目くじら立てて右往左往するよりも、鷹揚に構えていた方が長い目で見てよいかも知れません。株の格言にも「頭と尻尾はくれてやれ」というのもあります。

私は野村、子供はSBI

私は還暦を過ぎた古い人間ですし、証券会社に口座を開設した時期は、ネット証券が登場する前の1980年代ですから野村證券を選択しました。しかし、私の子供世代である20代、30代など若い世代であれば、野村證券ではなくSBI証券の方が圧倒的に良いと思います。低コスト、品揃えの面で圧倒しているからです。野村證券も、iDeCoとつみたてNISAに関しては、多少競争力のある商品を揃えていますが、課税される普通の特定口座の積立投信、国内外のETFのコストでは完全に負けています。私と連れ合いは、野村証券1社で資産運用していますが、最近社会人になった私の子供にはSBI証券に口座を作らせました。SBI証券1社で困ることは無さそうです。