私の運用実績2020年6月:評価益は文京区千石の70㎡新築マンション相当額

評価益は高級車20台分

緑の線の資産運用益は、先月よりも少し上昇し、最近2年間を見ても少し上向きになっています。この結果、評価益は文京区千石の70㎡新築マンション相当額または、高級車20台分になりました。

生活費の補てんで総額は変わらず

一方で、赤い線の生活費等の引き出し額が足を引っ張っているので、青い線の運用資産総額は、最近2年間、あまり変化が無いようです。

タワーマンションは子供の教育に悪影響

毎月、評価益の新築マンションを探すときには、できるだけ評価益に近いものを選んでいるのですが、今回からは、できるだけタワーマンションを選ばないようにします。その理由は、子供の教育に良くないという話があるからです。

プロ家庭教師の実感

タワーマンションは、アクセスがよく、見晴らしがいい。そして、何よりステータス感があります。しかし、プロ家庭教師集団「名門指導会」代表の西村則康さんによると「子供の学びにとっては、いい環境とは思えない」のだそうです。彼は、タワーマンションの上層階に暮らす子供は、成績が伸びにくいという事実に気づいたそうです。

大人にとってはゴージャスでも・・・

あるお子さんは、都心にある55階建ての高級タワーマンションの最上階に家族と一緒に住み、玄関は大理石、リビングに続く廊下はふかふかのじゅうたんで、歩いても足音ひとつ聞こえない。この住居は、人によっては、ゴージャスで理想的に見えるかも知れません。

自然が感じられない

タワーマンションも中層階くらいまでなら、窓が開けられ、ベランダもあるそうですが、上層階になると危険を防ぐために、わずかしか開けることができないそうです。そのため部屋は年中エアコンで温度調整をするのだそうです。窓が開かない家は、虫が入ってくる心配はないが、自然の風を感じることができないし、鳥のさえずりも聞くことができない。タワー上層階の暮らしは、子供を人間らしい当たり前の暮らしから遠ざけてしまう。

エレベーター問題

更に、今回の新型コロナウイルスで問題になっているのが、エレベーター関係の接触・感染問題です。

タッチパネルを爪楊枝で押す

エレベーターのタッチパネルを不特定多数の人が触ると、そこからウイルスが感染するかもしれません。この問題については、中国で考え出された、爪楊枝をタッチパネルのそばに刺しておいて使い捨てにする方法でかなり解決されたようです。

一回で一家族

エレベーター内の空気感染を防ぐために、1回に乗れるのは、一人、または、一家族だけにしているマンションもあるようです。大変に不便な時代です。

野菜、果物、花、蚊、虫、鳥のさえずり、風

このマンション生活は、私の家とは全く逆のようです。私の家は、一戸建てで、庭では、トマト、ナス、キュウリ、インゲン、里芋、ニラ、シソ(これは毎年勝手に生えてくる。)などを育てています。庭の端っこには、柿、梅、ブルーベリー、ラズベリーなどを育て、ベランダ、屋上では各種の花を育てています。虫もたくさんいます。蚊にも刺されます。しかし、ヒヨドリやスズメのさえずりがよく聞こえます。もし私が、タワーマンションの上層階に住んだとしたら、1か月も持たずにストレスが溜まって、引っ越してしまうでしょう。人の趣味や生き方はそれぞれですが、私はどちらかというと自然派です。

話しを高層マンションに戻します。

アクセスは大人にとって良くても、子供の教育には悪い

最上階に暮らすこの家の子は、外に出ることを面倒くさがります。いつも快適な温度の部屋で過ごしているから、「晴れているから外で遊ぼう」「涼しくなったから散歩に行こう」という気持ちにならないのです。外に出ようと思っても、エレベーターの待ち時間があったり、エレベーターホールから玄関まで距離があったりで、時間がかかります。このアクセスの悪さも面倒くさがる原因になります。

実体験と成績の伸び

外に出るのが面倒な子は、世界が広がらない。小学生の学習には、イメージが不可欠だからだ。子供は自分が体験したことや見たものでないとイメージできない。イメージができないと頭の中に知識が入りにくいし、そもそも問題を理解できないこともある。だから、実体験の乏しい子は、成績が伸びにくいのだそうです。

本物の火を見たことがない

高層マンションは、IHヒーターしか使えません。そうなると、本物の火をまじかで見たことのない子供が育ちます。

自然な環境で育てる

外に出るまでに時間がかかれば、友達とも遊びにくくなるかもしれません。入院生活が長くて、友達と長い期間遊ばなかった人間が、大人になって友人が作れないわけでは必ずしも有りませんが、あえてそういう特殊な環境において子育てをするよりは、自然な環境で、育てた方が安心です。

抗菌グッズはアトピーの原因

親があまりに潔癖症で、除菌剤や抗菌グッズを使いすぎる家の子供は、アトピーにかかりやすいそうです。一方で、畜産農家の子供はアトピーにかかりにくいそうです。自然に触れ、土に触れる生活が望ましいような気がします。

チョウチョウ、ミミズ、ヤモリ

我が家の野菜を見ていると、そこには、クロアゲハ、キアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウ、アオスジアゲハ等様々な蝶が東京にもいることを知ります。土の中には、ミミズやコガネムシの幼虫もいますし、畑にはヤモリもいます。

人生の楽しみ

子供の教育だけでなく、楽しみのある人生にとっても、自然に近いところで済むことは望ましいかもしれません。

子供の五感

タワーマンションの立地に捨てがたい価値を感じるのなら、子育て中はあえて階を下に変えるなど、できるだけ地上に近い環境にし、子供の五感を育てる方法もあるそうです。