◎今日のグラフ:STW AUの業種別構成比率(2017年12月31日現在)
オーストラリアの豪ドル建てETFです。金融(除く不動産投資信託)は35.59%でかなり高い数字です。日本の1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)は、銀行業 7.65、証券・商品先物取引業 1.08、保険業 2.45、その他金融業 1.26で、合計12.44%です。したがって、オーストラリアの金融は日本の3倍です。素材が17.86%でかなり高い水準です。不動産投資信託はREITのことだと思いますが、オーストラリアの面積は、ロシア、カナダ、中国、アメリカ、ブラジルに次いで第6位で、第7位のインドより広い国です。一人当たり面積は、先進国の中では第1位です。ちなみに、全世界で1位はグリーンランドです。オーストラリアのそれ以外の産業は、自国の日常生活に必要な産業でしょう。
金融(除く不動産投資信託) | 35.59% |
素材 | 17.86 |
不動産投資信託 | 8.11 |
生活必需品 | 7.32 |
資本ザ・サービス | 7.21 |
ヘルスケア | 7.10 |
エネルギー | 5.16 |
一般消費財・サービス | 4.64 |
電気通信サービス | 3.09 |
公益事業 | 2.10 |
情報技術 | 1.82 |
◎今日のテーマ:STW AUのファンド特性
2018年03月01日現在
過去3年間一株当たり利益 (EPS) 成長率 | 8.15% | |
配当利回り | 4.37% | |
過去株価収益率 (PER) | 15.88 | |
予想株価収益率 (PER) | 16.09 | |
株価キャッシュフロー倍率 | 11.32 | |
株主資本利益率 (ROE) | 15.98% | |
組入銘柄数 | 203 |
純資産総額 (百万) | $3,519.78(豪) |
過去3年間一株当たり利益(EPS)は8.15%ですから、悪くない数字だと思います。
配当利回りは4.37%と高い水準を維持しています。日本の1306やアメリカのSPYが1%台、ヨーロッパ、新興国が2%台なので、かなり高い水準です。オーストラリアとニュージーランドは、日米欧に比べて金利がかなり高いので、株式の配当利回りも高いのでしょうか。
株価収益率(PER)は、過去、予想とも16%なので、標準的なレベルだと思います。
組み入れ銘柄数は203です。オーストラリアの経済規模からすれば、適度な数ではないかと思います。
純資産総額は3,519.78豪ドルです。82円/豪ドルとすると、2886億円です。私のETF購入の基準は1兆円以上なのですが、このETFについては、豪ドル建てでもありますので、資産分散を優先して、ポートフォリオに組み入れました。15年後ぐらいには1兆円に達するのではないでしょうか。