◎今日のグラフ:STW AUの運用実績2018/1/31
オーストラリアのETFのリターンの推移です。
運用実績(2018/1/31) | |
1ヵ月 | -0.45% |
3ヵ月 | 2.96% |
年初来 | -0.45% |
1年間 | 11.98% |
3年間 | 7.05% |
5年間 | 8.75% |
設定来 | 7.89% |
オーストラリアの鉄鉱石は露天掘り
1月末までのグラフなので、1か月と年初来は同じ数字で、わずかにマイナスです。1年間は12%と高いリターンでした。オーストラリアは鉄鉱石などの中国への輸出が経済にとって重要です。オーストラリアは、かつては観光が重要な産業でしたが、中国の経済が発展するにつれ、鉄鉱石の露天掘りの仕事が観光の仕事の2倍の給料になりました。このため観光業が人材不足になったこともあります。今でも、オーストラリア政府は中国の顔色を常に気にしています。
今後の経済発展に期待
人口は約24百万人ですから日本の5分の1ですね。今は、オーストラリアから日本への観光客の方が、日本からオーストラリアへの観光客より多いそうです。スキー客でしょうか。
ポートフォリオの重要なETF
2001年の設定来のリターンは約8%です。STW AUはリターンも良好ですし、国土も広く、経済発展も継続するでしょうから、引き続きポートフォリオに入れておく予定です。
◎今日のテーマ:特別支給の老齢厚生年金
特別支給の老齢厚生年金には男女差
連れ合いもめでたく(?)還暦を迎えて、特別支給の老齢厚生年金を受け取る手続きをしました。特別支給の老齢厚生年金の開始年齢は男女で差があります。連れ合いは60歳から特別支給の老齢厚生年金を受け取れますが、同じ年の男性は63歳にならないともらえません。その理由は、過去において男性の年金支給開始年齢を55歳から60歳に引き上げるときに、女性の方が仕事を辞めるのが早いという理由で、女性の支給開始年齢を据え置いたのでした。その影響で、今でも男女に差があるのです。
特別支給の老齢厚生年金は月の所得が28万円以上だと減額
特別支給の老齢厚生年金は、月の所得が28万円までなら減額されませんが、それ以上だと減額が増えます。そして、特別支給の老齢厚生年金は、60歳から64歳までの間に受け取らないと、その後に受け取ることができません。つまり、繰り延べ支給ということがありません。私は、パートタイマーとして働く道を選美ました。その結果、親の介護や趣味の時間を確保することによって、特別支給の老齢厚生年金を満額受け取ることができました。連れ合いも、フルタイムではなくパートタイマーですから、同様に特別支給の老齢厚生年金を満額受け取り、勤務日以外は家事などを行っています。フルタイムで働くか、パートタイマーで特別支給の老齢厚生年金を満額受け取るか、この選択は、どのような生活を送りたいかということにかかわってきます。