投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020の銘柄の検討 2

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2020」の上位20銘柄のうち、昨日に続き、6位以下を見ます。

⇒ は、私のコメントです。

1位 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」/三菱UFJ国際投信:純資産総額1,065億円:信託報酬 (税込)/年0.1144%以内

2位 「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」/ニッセイアセットマネジメント:純資産総額2,448億円:信託報酬 (税込)/年0.1023%以内

3位 「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」/ザ・バンガード・グループ・インク:純資産総額2兆5872億円:経費率(年率;税抜き)0.080 %

4位 「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」/セゾン投信:純資産総額2,448億円:運用管理費用 年0.506%(税抜0.46%

5位 「ひふみ投信」/レオス・キャピタルワークス:純資産総額1,403億円:運用管理費用(信託報酬)年率1.0780%(税抜年率0.9800%)

⇒ 今日は、6位以下の銘柄について、コメントします。

6位 「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」/三菱UFJ国際投信

ファンドの目的:日本を含む世界各国の株式、公社債および不動産投資信託証券市場の値動きに連動する投資成果をめざします。

ファンドの 特 色

① 各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマークに連動する成果をめざして運用を行います。

② 主として対象インデックスに採用されている日本を含む世界各国の株式(DR(預託証書)を含みます。)、公社債および不動産投資信託証券(リート)に投資を行います。

⇒ 株式の割合が小さすぎる

この8分野のうち、株式については先進国株式、特にアメリカの株式の割合が小さいので、世界経済・株式市場の成長を十分に吸収できるか疑問です。債券は3分野を組み込んでいて、株式と同じウェイトになっていますが、現在超低金利であること、これから数年以内にインフレになって債券の価格が下落する恐れがあることを考えると、このバランスファンドんには魅力を感じません。またリートは、株式市場に比べると圧倒的に市場が小さく投機的な影響を受けやすいので、ウェイトが大きすぎると思います。債券、リート、金(ゴールド)をどうしてもポートフォリオに組み込みたいのであれば、それぞれ1割ぐらいにした方が無難な気がします。

ベンチマークは、8指数を12.5%ずつ組み合わせた合成指数です。

  • 東証株価指数(TOPIX)(配当込み)、
  • MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)、
  • MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)、
  • NOMURA-BPI総合、
  • FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース)、
  • JPモルガンGBI‐EMグローバル・ダイバーシファイド(円換算ベース)、
  • 東証REIT指数(配当込み)
  • S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)

なお、純資産総額と運用管理費用(信託報酬)については、問題ありません。

超低金利時代には非効率なバランス型

初心者や、投資に経験のない人は、バランスという言葉に安心感を覚えるようですが、現在のような超低金利の時代には、極めて効率が悪いので、バランス型の債券部分に投資する金額を、銀行預金にしておいて、身動きをとりやすくしておいた方がよさそうです。

7位 「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」/三菱UFJ国際投信:純資産総額 1,574億円:運用管理費用(信託報酬)年率0.1023%(税抜 年率0.093%)以内

ファンドの目的:日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。

2位 の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」が2013年に発売されて、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」を連続して獲得したために、その対抗馬として、発売された銘柄です。昨年までは、上位5位以内に入っていましたが、人気が1位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に集中したために、共食いになったのでしょう。純資産総額は1500億円を超えていますし、信託報酬も安いので、良い銘柄だと思います。1位の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」ほどには、資産を分散できていませんが、逆にアメリカの経済成長に乗れるというメリットもあります。

8位 「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」/三菱UFJ国際投信:純資産総額 403億円:運用管理費用(信託報酬)年率0.1144%(税抜 年率0.1040%)以内

ファンドの目的:日本を除く先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。

⇒ 日本が除かれるので、アメリカの比重が高くなっています。日本株式を持ちたくない人、あるいは、日本株式を1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))やインデックスファンドなどで、すでに保有している場合には、有力候補に挙げられるかもしれません。純資産総額が403億円なので少し少なめです。全世界や、先進国を対象としたものよりインパクトが小さいので、将来的には縮小するかもしれません。

9位 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」/三菱UFJ国際投信:純資産総額 2,547億円:運用管理費用(信託報酬)年率0.0968%(税抜 年率0.0880%)以内

⇒ S&P500のネーム・バリュー

今年は順位を大きく下げました。しかし、純資産総額は2,547億円なのでかなりおおきなファンドです。S&P500のネーム・バリューが聴いているのでしょう。しかし、毎年信託報酬を0.968%払い続けるのなら、為替手数料などを払っても、VOOかIVVを買って信託報酬を毎年0.03%払うという方法もあります。

10位 「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」/農林中金全共連アセットマネジメント:純資産総額77億円:運用管理費用(信託報酬)年0.99%(税抜0.9%)

米国に上場している企業への長期厳選投資により投資信託財産の中長期的成長を目指すアクティブファンドです。

⇒ 理解できない

純資産総額が小さく、費用も高いこの銘柄が、なぜ10位に入っているのか、全く理解できません。こんなに信託報酬の高い銘柄には、まったく興味がわきません。

11位 「楽天・全米株式インデックスファンド」/楽天投信投資顧問

12位 「iFree レバレッジ NASDAW100」/大和アセットマネジメント

13位 「MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信」/三菱UFJ国際投信

14位 「たわらノーロード 先進国株式」/アセットマネジメントOne

15位 「グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)」/日興アセットマネジメント

16位 「結い2101」/鎌倉投信

17位 「グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)」/日興アセットマネジメント」

18位 「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」/三菱UFJ国際投信

19位 「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」/楽天投信投資顧問

20位 「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」/ザ・バンガード・グループ・インク

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