VYM:バンガード 米国高配当株式ETF 2021年9月

アメリカでは35位の規模

(VYM) Vanguard High Dividend Yield Index ETF の純資産総額は、現在$38,261,500.000ドル、約4兆円で、アメリカでは35位の規模です。アメリカでは、高配当株式ETFはあまり人気がありません。

投資目的別の銘柄

日本人は高配当株式や毎月分配型投資信託が好きなようですが、投資目的別にどのような銘柄を選択しているのかを楽天証券のデータをもとに確認してみましょう。なお、このデータは2021年8月の米国株デビュー者の買付人数によります。

目的:将来の資産形成

⇒アップル、ファイザーなどの個別株式も入っていますが、高配当株式ETFが、1位、6位、9位に入っています。資産形成と高配当は矛盾するような気もします。分配金が多ければ資産が増えると考えているのでしょうか?

順位 銘柄名 ティッカー
1 SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF SPYD
2 バンガード・S&P 500 ETF VOO
3 アップル AAPL
4 Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF SOXL
5 ファイザー PFE
6 バンガード・米国高配当株式ETF VYM
7 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF VTI
8 コカ・コーラ KO
9 iシェアーズ コア米国高配当株 ETF HDV
10 インベスコQQQ 信託シリーズ1 QQQ

目的:キャピタルゲイン(値上がり益)

⇒ 目的がキャピタルゲインだと、バンガード・S&P 500 ETF(VOO)が1位になりました。この結果には納得できますが、2位に高配当株式ETFが入っているのは理解できません。

順位 銘柄名 ティッカー
1 バンガード・S&P 500 ETF VOO
2 SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF SPYD
3 アップル AAPL
4 ファイザー PFE
5 モデルナ MRNA
6 Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF SOXL
7 SPDR S&P 500 ETF SPY
8 インベスコQQQ 信託シリーズ1 QQQ
9 アマゾン・ドット・コム AMZN
10 マイクロソフト MSFT

目的:配当金の受け取り

⇒ 高配当株式ETFが3銘柄入っています。高配当株式ETFはトータルリターンが少ないので、資産形成には不利ですが、配当金をたくさん受け取りたいと思う人にとっては、好ましい商品かもしれません。しかし、高配当とはいっても、4%、5%の配当ではなく2%台ですし、トータルリターンを犠牲にしたETFですから、その点を理解したうえで選択を検討すべきです。

順位 銘柄名 ティッカー
1 SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF SPYD
2 バンガード・S&P 500 ETF VOO
3 ファイザー PFE
4 iシェアーズ コア米国高配当株 ETF HDV
5 アップル AAPL
6 バンガード・米国高配当株式ETF VYM
7 AT&T T
8 Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF SOXL
9 コカ・コーラ KO
10 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF VTI

英語版を日本語に翻訳

世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。

VYM:バンガード 米国高配当株式ETF

製品概要

  • 高い配当利回りを特徴とする企業の普通株の投資収益率を測定するFTSE®高配当利回り指数のパフォーマンスへの連動を目指します。
  • 平均以上の配当利回りがあると予測される株式のパフォーマンスを追跡するための便利な方法を提供します。
  • パッシブ管理の完全レプリケーションアプローチに従います。

ETFのデータ

  • 資産クラス:国内在庫-一般
  • カテゴリー:大きな価値
  • IOVティッカーシンボル:VYM.IV
  • 経費率:2021年2月26日現在 0.06%
  • CUSIP:921946406
  • ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ

価格と利回り

  • 市場価格:2021年9月14日現在  $ 104.97  -$ 1.21   -1.13%
  • NAV:  2021年9月14日現在  $ 104.98  -$ 1.18   -1.11%
  • 30日間のSEC利回り: 2021年8月31日現在 2.70%B
  • プレミアム/ディスカウント:0.02ドル

リスクの可能性

リスクレベル4

中程度から積極的なファンド

中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。

パフォーマンス 平均年間収益 2021年6月30日現在

⇒VOOの10年間の年平均リターン16.3%に比べると、13.21%ですから約3%損だということが分かります。

1年間 3年間 5年間 10年間 2006年11月10日設定以来
High Dividend Yield ETF 32.41% 10.73% 11.57% 13.21% 8.59%
FTSE High Dividend Yield Index* (ベンチマーク) 32.47% 10.76% 11.61% 13.28% 8.68%

10,000ドルの仮想成長 2021年8月31日現在

⇒VOOは45,269ドルですから1万ドル以上の差が付きました。

ポートフォリオ構成 株式セクターの分散化

セクター 高配当 ETF 2021年7月31日現在 FTSE 高配当インデックス2021年7月31日現在 (ベンチマーク)
素材 4.5% 4.5%
一般消費財・サービス 8.6% 8.5%
生活必需品 13.0% 13.0%
エネルギー 6.5% 6.5%
金融 21.3% 21.5%
ヘルスケア 12.9% 12.9%
資本財・サービス 10.2% 10.2%
不動産 7.8% 7.7%
情報技術 7.2% 7.2%
公益事業 8.0% 8.0%

特徴 2021年7月31日現在

  • 株式数:412
  • 純資産合計に資金を提供する:488億ドル
  • 上位10銘柄の純資産割合:23.3%
  • 外国の持ち株:0.0%

月末の持ち株 2021年7月31日現在

順位   銘柄                   パーセンテージ
1.JPMorgan Chase&Co.             3.40%
2.ジョンソン・エンド・ジョンソン 3.40%
3.Home Depot Inc.          2.60%
4.Procter&Gamble Co.        2.60%
5.Bank of America Corp.       2.20%
6.Comcast Corp.           2.00%
7.エクソンモービル株式会社     1.80%
8.ファイザー株式会社        1.80%
9.Cisco Systems Inc.          1.80%
10.Verizon Communications Inc.     1.70%

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