世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。
製品概要
- CRSP US Total MarketIndexのパフォーマンスを追跡しようとします。
- 大型株、中型株、小型株のエクイティは、成長と価値のスタイル全体に分散しました。
- 受動的に管理されたインデックスサンプリング戦略を採用しています。
- ファンドは完全に投資されたままです。
- 費用が少ないため、ネットトラッキングエラーが最小限に抑えられます。
ETFのデータ
- 資産クラス:国内在庫-一般
- カテゴリー:ラージブレンド
- IOVティッカーシンボル:VTI.IV
- 経費率:2021年4月29日現在 0.03%
- CUSIP:922908769
- ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ
価格と利回り
- 市場価格:2021年11月12日現在 $ 241.80
- NAV:2021年11月12日現在 $ 241.73
- 30日間のSEC利回り:2021年10月31日現在 1.15%B
- プレミアム/ディスカウント:0.07ドル
リスクの可能性
リスクレベル4
中程度から積極的なファンド
中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。
パフォーマンス 平均年間収益 2021年10月31日現在
1年間 | 3年間 | 5年間 | 10年間 | 2001年5月24日設定以来 | |
Total Stock Market ETF | 44.05% | 21.66% | 18.93% | 16.09% | 9.00% |
Spliced Total Stock Market Index (ベンチマーク) | 44.08% | 21.68% | 18.95% | 16.10% | 9.01% |
10,000ドルの仮想成長 2021年10月31日現在
10年前に10,000ドルを投資したら、現在44,462ドルに増えていたことになります。
⇒ 4.4倍ですから、ものすごい成長です。私は全世界に投資して11年間で2.7倍ですから、アメリカに集中的に投資していたなら、良かったのにと思います。アメリカ人ならアメリカに全額を投資する人も多いでしょうが、日本人だと、どうしても全額をアメリカに投資するのではなく、一部は日本株やほかの先進国、新興国にも投資したくなります。さあ、今まで30年間はアメリカ株式市場が好調でしたが、これから10年、20年はどうなるでしょうか?ウォーレン・バフェットはアメリカが好調だと思っているようです。
ポートフォリオ構成 株式セクターの分散化 2021年10月31日現在
セクター | トータル・ストック・マーケット ETF | CRSP US Total Market Index (ベンチマーク) |
素材 | 2.0% | 2.0% |
一般消費財・サービス | 16.3% | 16.3% |
生活必需品 | 4.4% | 4.4% |
エネルギー | 3.0% | 3.0% |
金融 | 11.6% | 11.6% |
ヘルスケア | 12.8% | 12.8% |
資本財・サービス | 13.0% | 13.0% |
不動産 | 3.5% | 3.5% |
情報技術 | 28.2% | 28.1% |
コミュニケーション・サービス | 2.6% | 2.6% |
公益事業 | 2.6% | 2.7% |
特徴 2021年10月31日現在
- 株式数 :4124 ⇒ VOOは500ですから8倍です。
- 純資産合計に資金を提供する:1.3兆ドル
- 10の最大の保有の純資産:24.9%
- 外国の持ち株:0.1%
ヴァンガードトータル株式市場ETF(VTI)月末の保有株 2021年10月31日現在
1位 Microsoft Corp. 5.30%
2位 Apple Inc. 5.00%
3位 Alphabet Inc. 3.60%
4位 Amazon.com Inc. 3.10%
5位 Tesla Inc. 1.90%
6位 Meta Platforms Inc. 1.60%
7位 NVIDIA Corp. 1.30%
8位 Berkshire Hathaway Inc. 1.10%
9位 JPMorgan Chase&Co。1.10%
10位 UnitedHealth Group Inc. 0.90%
BBCの以下の記事によると、イーロン・マスクCEOは自社株50億ドルを売却したとのことです。他の株主も売却した方が良いという見方もあります。
米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、保有する自社株50億ドル(約5700億円)相当を売却した。マスク氏は株売却をめぐって、ツイッターで投票を開催していた。
マスク氏は先週末、保有するテスラ株の10%を売却すべきか、ツイッターのフォロワー6300万人に尋ねた。
このツイッター投票では、売却支持が多数を占めた。テスラの株価はその後2日間で約16%下落。10日にいくらか持ち直した。
テスラは企業価値が世界で最も高い自動車メーカー。時価総額は1兆ドル(約114兆円)を超える。