◎今日のグラフ:連れ合いのポートフォリオ2018年9月
VOOを追加購入
今月はカナダドルMMFとニュージーランドMMFを全額売却し、加えて、USMMFも一部売却して、その資金を元にVOOを買い増しました。いずれ近いうちに残りのUSMMFも売却してVOOを買い増そうと思っています。また、豪ドルMMFを元にASX(オーストラリアのETF)を買いたいとも思います。そうすると、外貨MMFを全部、外貨ETFに変換することになります。
新興国よりアメリカが安心
現在1306(NISA)となっているものは、4年後までには5年の期限が切れるので、徐々にVOOに変換しようと考えています。連れ合いは、新興国のETFは、リスキーなので投資するつもりは無いそうです。そうすると全体として、日米のETFとつみたてNISAの先進国インデックス・ファンドに集約していきそうです。
◎今日のテーマ:退職金を受けったアラカン(アラウンド還暦)はどうすれば良いのか
20歳代、30歳代、40歳代向けホームページが多い
東京証券取引所が運営する「東証マネ部!」の「投資ブロガーが語るリアル体験」を読んでいて、気が付くことがあります。それは、登場するブロガーの年齢がほとんど30歳代と40歳代だということです。また、金融庁のiDeco、積立ニーサも30歳代、40歳代の若い人向けらしいのです。50歳代、60歳代の人達はどうすればよいのか、と思います。
退職金をもらって右往左往
私の知人たちは、アラカンで数千万円の退職金を受けっとって、右往左往しているような印象を受けます。知人のうちの一人は、新興国の外貨預金に投資して、為替損が発生したと言っていました。他の人から、「外貨なら、アメリカのS&Pでしょ。」と言われていました。
虎の子の退職金全額を銀行預金
もう一人は、将来、日本はインフレになる恐れがあるという心配をしていますが、「資産がたくさんあればいいけど、自分の場合には、大事な退職金を外貨に避難させるのは心配だ。」と言って、何もしていないとのことでした。現実に、日本における金融資産の3分の2は50歳代以上が保有しているとのことです。
50代、60代向けのホームページが欲しい
この人たちの参考になるような、リアル体験のブログが増え、東証マネ部にもどんどん登場することを期待します。そして、50歳代以上は単なる中高年齢というだけでなく、20歳代、30歳代、40歳代の親世代でもあります。しかし、50歳代以上の人達は、投資信託、ファンドに対しての警戒心の強い人が多いのではないでしょうか。この人たちが自ら体験し、それを子供世代に伝えることによって、若い世代にも、インデックスファンドによる積み立て、内外のETFが広がることを期待できるのではないでしょうか。