インデックスファンドの検討5

◎今日のテーマ:インデックスファンドの検討5

全世界株式

全世界のインデックスファンドを検討します。私は、全世界株式のインデックスファンドもETFも保有していませんが、VT(バンガード社のトータル・ワールド・ストックのETF)の世界の比率を参考にして、

  • SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)、
  • VOO(バンガード社のアメリカS&P500のETF)、
  • VGK(バンガード社のヨーロッパ株式のETF)、
  • VWO(バンガード社の新興国株式のETF)
  • 1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)
  • ASX200 (SPDRのオーストラリア株式のETF)

に分散投資しています。

VTなら1本のETFで全世界に分散

VTなら一本のETFで済みますので手間がかかりませんが、実は我が家が投資を始めた2007年頃には、VTがまだ販売されていなかったので、買いたいと思っても買えなかったのです。また、ETFの我が家の購買基準は1兆円を超えていることですが、VTが1兆円を超えたのは、つい最近でした。それにしても、VT一本では、あまりに味気ないので、現在のポートフォリオには満足しています。

全世界株式のETFとインデックスファンドの違いは以下の通りです。

  • 日本の全世界株式インデックスファンドの信託報酬はかなり低いレベルにあるので、VTなどのETFと比べてあまり遜色はありません。特にETFに外国為替手数料がかかることを考えれば、コスト的には同じ水準と考えても良いのではないでしょうか。
  • ネット証券のインデックスファンドは、為替手数料や購買手数料がかかりません。
  • 純資産総額はETFの方が100倍ぐらい大きいので、安心感を求めるならETFが有利です。

この表の純資産総額は数十億円から200億円までの間にありますが、これらのすべての銘柄が10年後、20年後にも存続しているかどうかについては、不安をぬぐい切れません。その点に関しては、VTは純資産総額1兆円を超えていますので、まず安心できると思います。ちなみに、経済評論家の山崎元氏は、預貯金以外で保有している唯一の金融資産はVTだそうです。

全世界株式 インデックスファンド信託報酬ランキング

順位 ファンド名(略称) 信託報酬(税抜) 純資産総額(億円)
1 SBIインデックス全世界株式 0.139% 19
2 eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 0.142% 40
2 eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー) 0.142% 14
4 楽天(バンガード)全海外株式 0.213% 180
5 三井住友・DC全海外株式 0.250% 113
6 eMAXIS全世界株式 0.600% 80

 

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