連れ合いの運用実績:2019年6月の評価益は高級車1台分

◎今日のテーマ:連れ合いの運用実績 2019年6月の評価益は高級車1台分

乱高下

最近はトランプ大統領の米中貿易戦争の影響で、世界の株式市況は乱高下を繰り返しています。

7年間の評価損

連れ合いの資産運用は、2007年のスタート直後にサブプライム問題、リーマンショックの影響受け、評価損が7年続きました。

売らずに持ち続ける

連れ合いの素晴らしかったところは、その7年間売りたい気持ちを抑えて、ETFを持ち続けたことです。そして2013年から1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を買い足していき、ついには2014年に評価益を発生させたことです。

買いっぱなし

バイ&ホールド Buy and Holdという言葉はありますが、自分のお金で買った株式やETFを売らずに持ち続けるということは、結構難しいものです。「買いっぱなしが大事です。ただし、連れ合いは以前自分の勤めていた従業員持株会で買った株式も、売らずに持ち続けたので、倒産によって価値がゼロになってしまいました。個別株式は早々に売却してETFに変換してリスクの分散化を図るべきです。その後は、「買いっぱなし」。

異次元緩和金融政策

2014年からは、アベノミクスと日銀の異次元緩和金融政策によって株式の価格が持ち直してきました。最近1年半程度は、米中貿易戦争のあおりを受けて、なかなか20%の評価益までは届かない状態が続いています。

上昇すると買いたくなる

連れ合いが、1306やSPYを追加購入を始めたのは、リーマンショックの悪影響が薄らいで、日米の株式市況が改善した段階でした。人間は、株式の価格が下がると買いたくなくなり、株式の価格が上がると元気が出て、株式を買いたくなるようです。私自身もその傾向があります。そういう点を考慮すると、ドルコスト平均法というのは、特に初心者にとっては有効だと思います。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、定期的に、継続して、一定金額ずつ金融商品を購入する投資手法のことです。毎回定額投資をすることで、価格が安いときには多く、高いときには少ない量を自動的に購入することになり、一定量ずつ買い付けたときに比べて平均買い付けコストを低く抑えられる効果を期待できるというものです。ただし、相場が急激に上昇する局面では、一定金額しか投資できないため、一括購入に比べて収益性で劣るという欠点も指摘されています。

胆力

私も連れ合いも、資産運用を始めて10年になりますので、胆力がついてきたような気がします。つまり、2割3割の資産減少には、ある程度動揺せずにやり過ごせるような気がします。特に私の場合は、現在の評価額が元本の2倍弱になりましたので、リーマンショック級の相場下落が起きても、何とか我慢できそうな気がします。

配当は10年で20%

また、為替変動で2割ほど損をしても、2%の配当金を10年間もらい続ければ、収支トントンになると思っています。しかし現実には、悪いことがそんなに長期間続くことは無いだろうと思っています。また逆に、良いこともそんなに長くは続かないものです。

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