つみたてNISA2020年2月

野村證券が信託報酬ゼロのつみたてNISA向け商品を発売しました。以下は野村證券が発表したニュースの抜粋です。

つみたてNISA向け信託報酬率0%投資信託

「野村スリーゼロ先進国株式投信」の設定について

当ファンドは、野村アセットマネジメントが設定し、野村信託銀行が受託会社、野村證券が販売会社となります。
2030年12月31日までは信託報酬率を0%(委託会社報酬率、販売会社報酬率、受託会社報酬率の全てが0%)としています。これは現時点で業界最低の水準です。また、当ファンドは、つみたてNISA対象の海外株式型商品で最も合計運用残高の大きい先進国株式指数(MSCI-KOKUSAI指数(円換算ベース・為替ヘッジなし))をベンチマークとしていることも特徴のひとつです。
なお、当ファンドの投信積立の契約は、2020年3月16日(月)より野村證券のオンラインサービスでお申込みできます。

(注) 2031年1月1日以降の信託報酬率は0.11%(税抜0.10%)以内の率とするものとし、同種ファンドにおける業界最低水準を目指して決定します。

以上がニュースの抜粋です。私自身がこの商品に今後乗り換えるかどうかは、もう少し調べてから結論を出したいと思います。

評価額が低いのは良いこと?

2月下旬の世界株式相場急落のあおりを受けて、評価額が取得金額に近づきました。今はつみたてNISAが始まって2年しか経っていませんから、この時期は評価額が低くても全く問題ありません。問題は10年、15年、20年後に引き出すときに高ければよいのであって、今は評価額が低い方が良いと考えるべきです。正確に言うと、評価額が低いからよいのではなく、評価額が低い時期は毎月買うファンドが安いから良いのです。評価額は低い時期は、ラッキーな時期です。

つみたてNISA制度が2018年1月に導入されて2年2か月が経過しましたが、現在どのような商品が好まれているのでしょうか。

SBI証券のつみたてNISAの月間積立設定金額

順位 ファンド名 純資産(百万円)
1 SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド 18,054
2 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 56,552
3 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 149,789
4 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 16,510
5 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 78,342
6 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 45,276
7 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 13,448
8 楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンド 78,862
9 SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド 5,196
10 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 24,563

純資産が最大の銘柄は?

上記のうち、私の子供には第3位の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドを買わせました。この銘柄は低コストインデックスファンドの先駆けであり、純資産も最大の1500億円になっています。

信託報酬の安い銘柄は?

上記の表に並んでいる銘柄は経費である信託報酬が安い銘柄です。信託報酬の安い商品を見てみましょう。

ファンド名 管理費用(税込)
eMAXISSlim米国株式(S&P500) 0.0968%
SBI・先進国株式インデックス・ファンド 0.1022%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.1023%
eMAXISSlim先進国株式インデックス 0.1062%
たわらノーロード 先進国株式 0.1099%
SBI・全世界株式インデックス・ファンド 0.1102%
eMAXISSlim全世界株式(除く日本) 0.1144%
eMAXISSlim全世界株式(3地域均等型) 0.1144%
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 0.1144%
たわらノーロード 全世界株式 0.1320%
Smart-i 国内債券インデックス 0.1320%
eMAXISSlim国内債券インデックス 0.1320%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.1320%
【楽ラップ専用】ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン 0.1430%
2023年満期日本公共債ファンド 0.1430%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.1540%
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.1540%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.1540%
たわらノーロード 国内債券 0.1540%
eMAXISSlim国内株式(TOPIX) 0.1540%

上記の銘柄のうち、たわらノーロードのシリーズは低コストですが、残念ながらSBI証券ではあまり買われていないようです。

「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」を見ましょう

1位  eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2位  eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
4 位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
5位  eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
6位  楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
7位  セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
7位  グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
9位  バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)※1
10位  SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド

中コストの商品

ここでも同様の銘柄が並んでいますが、第7位のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドと、グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)が中コストの商品です。

楽天証券のIFA手数料

低コストのつみたてNISAの商品は、基本的に販売手数料はゼロですが、楽天のウェブページを見ると、「金融商品仲介業者(IFA)と契約のお客様は下記「IFA手数料」が適用されます。」と注記してあります。

IFA

IFA(Independent Financial Advisor)とは、独立系フィナンシャル・アドバイザー、つまり、金融機関から独立して活動する資産運用コンサルタントです。特定の銀行・証券・保険会社の営業方針に縛られないため、お客様のニーズを最優先したご提案をすることができます。しかしながら、IFAも慈善事業ではなく、自分の収入を稼ぐために事業を行っているので、ある程度の注意が必要です。例えば、アメリカのIFAは、世界に分散投資できるETFであるVTはあまり推奨しません。なぜなら、VT1銘柄で完全な分散投資が効率よくできてしまうため、IFAの出番がなくなってしまうからです。

アドバイザーは不要

楽天証券はファイナンシャルアドバイザー普及に力を入れているようです。しかし、アドバイザーを使わなくても、低コストのインデックスファンドやETFをバイ・アンド・ホールドすれば、だれでも最高水準のリターンを手にすることができると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です