つみたてNISA2019年10月

NISAからつみたてNISAに移行

つみたてNISAの制度は2018年1月からスタートしましたが、私もそこから始めました。2017年以前は1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)をNISAで運用していましたが、外国株式インデックスファンドの割合を増やしたかったので、つみたてNISAに移行しました。また、NISAは5年の期限がすぐに来るのでいろいろ考えるのが煩わしかったこともあります。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」

選んだ商品は「野村つみたて外国株投信」です。スタート時点ではかんり低コストだったのですが、現在はコストが少し割高になってしまいました。私は将来的に、ネット証券に移管してもっと低コストの商品に移行することを考えたいと思います。この商品は「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 」でも2017年は第4位でしたが、2018年は第12位まで下がりました。野村證券はもっと努力しないと相手にされなくなってしまうかもしれません。

設定日

この商品の設定日は2017年10月2日で、制度の始まる3か月前です。設定日とは、投資信託の運用が開始される日のことです。 投資信託は、運用する前に資金を集める当初募集期間という時期を経て、設定日から運用を開始します。

運用実績

運用実績のグラフはインデックスを設定日=10,000として指数化しています。11,000まで上がると跳ね返されて10,000まで戻ることを5回繰り返しています。この商品の投資先の6割はアメリカの株式ですから、アメリカの株式がこのように一定の水準まで上がると跳ね返されるために起こる現象です。アメリカの株価は最近10年間、年平均13%上昇しているので、いつかは下落するかもしれないという警戒感があるのかも知れません。

純資産

下の方のグレーの部分は純資産で現在100億円まで増加してきました。

先進国に9割

試算別配分は、先進国株式87.5%、新興国株式12.4%です。端数が合わないのは、これ以外に現金があるからです。

アメリカが6割

国・地域別の純資産比は次の通りです。アメリカが圧倒的です。中国は3.3%しかありません。GDPは大きいのですが、株式市場でのウェイトは小さいようです。

国・地域 純資産比
アメリカ        58.5%
イギリス          5.3%
フランス       3.5%
カナダ        3.4%
中国         3.3%
その他の国・地域    26.0%
その他の資産     1.3%

投資先の会社の上位は、スイスのネスレ以外全部アメリカです。

銘柄        国・地域     業種       純資産比
APPLE INC     アメリカ  コンピュータ・周辺機器  2.3%
MICROSOFT CORP アメリカ  ソフトウェア       2.3%
AMAZON.COM INC  アメリカ  インターネット販売・通信販売 1.7%
FACEBOOK INNC-A アメリカ  インタラクティブ・メディアおよびサービス                         1.0%
ALPHABET INC-CL C アメリカ インタラクティブ・メディアおよびサービス                         0.9%
JPMORGAN CHASE & CO  アメリカ  銀行        0.9%
ALPHABET INC-CL A  アメリカ インタラクティブ・メディアおよびサービス                        0.8%
JOHNSON & JOHNSON アメリカ   医薬品        0.8%
NESTLE SA-REG スイス       食品         0.8%
PROCTER & GAMBLE CO アメリカ  家庭用品       0.7%

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