連れ合いのポートフォリオ2021年8月

若者には見慣れない銘柄ばかり

このポートフォリオを見て、つみたてNISAやイデコを最近始めた若い人はどう思うでしょうか。知らない銘柄ばかりが並んでいると思うのではないでしょうか。しかもこの証券会社は野村證券ですから、余計に理解できないかもしれません。

SBI証券の人気銘柄

SBI証券でつみたてNISAやイデコを始めた人にとってなじみのある銘柄は以下のような銘柄ではないでしょうか。

順位 ファンド名 分類 基準価額 純資産(百万円) トータルリターン(1年)
1 SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 国際株式 15,853 304,908 44.05%
2 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 国際株式 15,891 263,821 40.35%
3 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 国際株式 17,277 610,074 44.31%
4 大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100 ブルベア 38,537 114,107 82.43%
5 SBI-SBI 日本株3.8ベア ブルベア 605 8,905 -70.37%
6 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 国際株式 24,521 326,001 43.31%
7 SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド 国際株式 10,421 21,210
8 三井住友DS-グローバルAIファンド(予想分配金提示型) 国際株式 14,098 243,819 63.06%
9 SBI-SBI 日本株4.3ブル ブルベア 10,974 23,864 130.95%
10 アライアンス-アライアンスバーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示型 国際株式 12,799 1,263,491 41.32%

私も連れ合いもこのような銘柄は持っていませんが、子供たちは、

2位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
6位 ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

を持っています。これらの銘柄はまだ歴史が浅く、6位の発売年月日は2013/12/10、2位の銘柄は2018/10/31ですから、まだ8年未満、3年未満です。

レバレッジ、ベア

これら上位10銘柄の中で、「レバレッジ」、「ベア」銘柄の運用方針を確認しましょう。

大和-iFreeレバレッジ NASDAQ100の運用方針

日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざします。株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が、原則として信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整します。

信託報酬 (税込)/年が0.99%と高いので、敬遠した方が良さそうです。

SBI-SBI 日本株3.8ベアの運用方針

株価指数先物取引を積極的に活用し、日々の基準価額の値動きがわが国の株式市場全体の値動きの概ね3.8倍程度逆となる投資成果を目指して運用を行います。

信託報酬 (税込)/年が0.913%と高いので、敬遠した方が良さそうです。

楽天証券

楽天証券の上位投資信託も確認しましょう。比較的似ている銘柄が上位を占めていますが、eMAXISSlimが多いのが特徴です。もう少し、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドなどの銘柄に分散しても良いのではないかと思います。

順位 ファンド名 委託会社 純資産(億円)
1位 eMAXISSlim米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際 6,101
2位 楽天・全米株式インデックス・ファンド 楽天 3,448
3位 eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ国際 2,638
4位 eMAXISSlim先進国株式インデックス 三菱UFJ国際 2,453
5位 iFreeレバレッジ NASDAQ100 大和 1,141
6位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド 楽天 1,180
7位 eMAXISSlim全世界株式(除く日本) 三菱UFJ国際 823
8位 eMAXISSlimバランス(8資産均等型) 三菱UFJ国際 1,116
9位 eMAXISSlim新興国株式インデックス 三菱UFJ国際 703
10位 eMAXIS NASDAQ100インデックス 三菱UFJ国際 171

国内の長期投資なら株式ETFが低コスト

一方で連れ合いの銘柄は、10年、20年、30年という歴史を持っています。私や連れ合いが投資を始めた時にはこのような銘柄のETFしかなかったのです。歴史だけでなく、もし、今まとまったお金があるのであれば、株式ETFの方が信託報酬が安いので、低コストを実現できます。例えば、国内株であれば1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))の信託報酬は、現在0.06%台なので、かなり低コストを実現できます。

外国株式

また、外国株式については、野村証券の場合、外国為替手数料と株式売買手数料で片道2%の手数料がかかりますので、ネット証券で低コストインデックスファンドを買った方が少しだけ得ですが、10年、20年という長期保有すれば、大きな差は発生しないと考えています。逆に片道2%のコストがかかることによって、無意味な売買を行わないという抑制力が働くかもしれません。