NISA 2025年4月

現在積み立てているのは以下の2銘柄です。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):成長投資枠
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)      :積立投資枠

2023年までに積み立てていた名画は以下の2銘柄です。

  • はじめてのNISA・全世界株式インデックス
  • 野村つみたて外国株投信

現在の評価益は230万円ほどです。

年率リターンは3.1%まで減少しました。ただし計算方法が簡便法なので、実際はもっと高いはずです。

私は、日本のバブルとその崩壊、ITバブル、リーマンショック、チャイナショック、新型コロナショックを経験しているので、今回のトランプ関税はまったく気にしていませんが、ストレスを感じている人もいるかもしれません。

2025年5月7日のCNBC Make itの記事を読んで見ましょう。

Stressed about the stock market? Rethink your investments, Warren Buffett says: ‘The world is not going to adapt to you’


株式市場にストレス?投資を再考せよ、ウォーレン・バフェット氏「世界はあなたに順応しない

土曜日に開催されたバークシャー・ハサウェイの年次株主総会で、同社の会長兼CEOであるウォーレン・バフェット氏は、最近の不安定な動きがバークシャーに株を買う機会を与えたかどうかという質問に答えた。

バフェットはその前提を否定した。

この30日、45日、100日、どんな期間であれ、この間に起こったことは本当に何でもないことだ。

投資家にとっては、何でもないことだとは感じていない。インフレ、貿易戦争、そしてドナルド・トランプ大統領の気まぐれな関税政策をめぐる不確実性により、最近の高値から20%下落すると定義される弱気圏に一時入りかけたが、市場は跳ね返された。火曜日の午後現在、S&P500種株価指数は2月のピークから約9%下落している。

バフェット氏は、投資家にとって本当のチャンスとなるような下降相場は、今起こっていることよりもかなり恐ろしいものだと指摘し、ネブラスカ州オマハの聴衆に、1929年9月にダウ平均が381ポイントから42ポイントまで下落したことを思い出させた。「これは100から11になったようなものだ。

「これは劇的な弱気相場でも何でもない。私の取引日数は17,000日か18,000日だ。これとは劇的に異なる期間もたくさんあった。」

もし市場で起こっていることにパニックを感じているのなら、自分の戦略を考え直す必要があるかもしれない、とバフェット氏は付け加えた。

「株が15%下がろうが下がるまいが、それがあなたにとって重要なことなら、世界はあなたに合わせてはくれないのだから、少し違った投資哲学を持つ必要がある。あなたは世界に適応しなければならない。」

サプライズは劇的に起こる

バフェット氏のように上昇相場と下落相場を何度も経験してきた投資家にとっては、ボラティリティは、たとえそれが極端なものであっても、机上の空論である。また、退職後の生活など長期的な目標に向けて投資を計画しているのであれば、不快になるような時期に直面する可能性は高い。

バフェット氏は、「今後20年の間に、これまでに経験したことのないような 「衝撃的なこと」のような時期が訪れるだろう。それは定期的に起こることだ。世界は大きな間違いを犯し、劇的な驚きが起こる。」

そのような混乱が起きたとき、歴史的に市場が上昇トレンドにあり、大引けのたびに新高値を更新してきたことを思い出す価値がある。

投資調査会社CFRAのデータによれば、1946年以降の14回の弱気相場は、平均32%のドローダウンを伴い、相場のピークから谷までの平均期間は13カ月だった。そこから株価がブレイクイーブンに戻るには平均23ヶ月かかっている。

バフェットと同じように長期投資について考えてみよう。何十年にもわたって投資をし続けている人にとって、2年とは何だろう?市場の浮き沈みの中で平静を保てないなら、投資は向いていないかもしれない、とバフェットは言う。

「特に批判的に聞こえるかもしれないが、人には感情がある。」

だからこそ、バフェットを含む多くの金融のプロは、分散されたポートフォリオを購入し、市場が短期的にどうなろうと、一貫して投資することを勧めるのだ。ドル・コスト平均法として知られるこの戦略では、株価が安いときに多くの株を買い、株価が上がったときに少ない株を買うようにする。

市場を混乱に陥れるようなことは、常に起こっている。事態が恐ろしくなったとしても、市場はおそらくもっと悪い事態を経験していることを忘れないでほしい。

「私が生まれた1930年以来、米国が変わっていないと思うなら、それは注意を払っていないからだ。大不況、世界大戦、原子爆弾の開発など、私が生まれた頃には夢にも思わなかったようなあらゆることを経験した。」とバフェット氏は述べた。「ですから、これまで起こったすべての問題を解決できていないという事実に落胆することはありません。」