◎今日のテーマ:オーストラリアのETFの分配金 2019年7月
分配率は約3%
野村證券からETF分配金のお知らせが来ました。最近1年間の合計分配率は2.95%です。SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)や1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の分配率が2%弱なのに比べると、オーストラリアは3%弱ですから少し高い水準にあります。
支払時期 | 分配率(%) |
18年1月 | 0.50 |
4月 | 0.53 |
7月 | 0.38 |
10月 | 0.93 |
19年1月 | 0.54 |
4月 | 0.70 |
7月 | 0.77 |
通貨も分散
オーストラリアのETFは、資産の分散化を図る観点から約350万円保有しています。通貨も豪ドルなので、通貨の面でも分散化を図れます。
豪ドル安
ETFの価格は最近5年間順調に上昇しています。ただし、豪ドルが安くなっているので、評価額は微増と言ったところです。
資源の輸出先は中国
オーストラリアは、資源国であり、かつ、先進国でもありますので、魅力的だと思い買ったのですが、中国経済が低迷しているので、それほどの結果は得られていません。
新大陸
トータルリターンは、10%前後で推移しています。やはり、オーストラリアは、アメリカと同様に新大陸なので、日本やヨーロッパと違って、成長の余地があるのでしょうか。
期間 | トータルリターン |
1年間 | 11.33% |
3年間 | 12.66% |
5年間 | 8.59% |
設定来 2001/8/24 |
8.16% |
総経費率
ティッカーシンボル は、STW AU です。
総経費率は 0.19%ですが、バンガード社ではないので少し高めです。
ベンチマークは、S&P/ASX 200 指数です。
純資産総額2800億円
純資産総額38億豪ドルですから、日本円に直すと2800億円ほどです。私はETFを買う基準として、総経費率(信託報酬)が安い(原則0.1%以下)、純資産総額は1兆円以上としていて、このETFは両方とも基準に達していないのですが、それよりも世界のETFに資産を分散させることを優先させました。
過去3年間一株当たり利益 (EPS) 成長率 7.97%
配当利回り 4.14%
過去株価収益率 (PER) 17.80
予想株価収益率 (PER) 17.44
株価キャッシュフロー倍率 11.53
株主資本利益率 (ROE) 15.90%
組入銘柄数 203
組入銘柄数は203ですから、オーストラリア内の分散化は図れているようです。
知らない会社ばかり
組入上位銘柄(%)は次の通りですが、全く分かりません。
COMMONWEALTH BANK OF AUSTRALIA 7.53
BHP GROUP LTD 6.86
WESTPAC BANKING CORP 5.38
CSL LTD 5.37
AUST AND NZ BANKING GROUP 4.56
NATIONAL AUSTRALIA BANK LTD 4.15
WESFARMERS LTD 2.51
MACQUARIE GROUP LTD 2.48
WOOLWORTHS GROUP LTD 2.46
TELSTRA CORP LTD 2.40