VOO :バンガードS&P 500 ETF(ウォーレン・バフェット推薦)2022年1月

VOOの翻訳

世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。

ミューチュアルファンド

インターネットのバンガードS&P 500 ETF(VOO)の英語版を見ると、「
Admiral™Sharesミューチュアルファンドとしてもご利用いただけます。」とあります。ミューチュアルファンド とは、米国の会社型投資信託のうち、一般的にオープンエンド型の投信のことで、米国では最も普及している投信の形態です。ETFのVOOを見る前に、そちらを見てみます。

ヴァンガード500インデックスファンドアドミラルシェア(VFIAX)

製品概要

個人投資家向けの業界初のインデックスファンドである500インデックスファンドは、米国株式市場への分散投資をするための低コストの方法です。 このファンドは、多くの異なる業界にまたがり、米国株式市場の資産総額の約4分の3を占める、500社の米国最大の企業に投資します。 ファンドの主なリスクは、株式市場に投資することに伴うボラティリティです。 500インデックスファンドは時価総額上位銘柄に幅広く分散されているため、ポートフォリオのコアの株式になると考えることができます。

ファンドのデータ

  • 資産クラス:国内在庫-一般
  • カテゴリー:ラージブレンド
  • 経費率:2021年4月29日現在 0.04% ⇒ ETFの0.03%より高い
  • 最小投資額:3,000ドル ETFとして利用可能(1株の価格から)
  • ファンド番号:0540
  • CUSIP:922908710
  • ファンドアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ
  • 設定:2000年11月13日 ⇒ ETFの10年前

基本的な内容はETFと同様のようです。それではETFの現状確認に進みます。

バンガードS&P 500 ETF(VOO)

製品概要

  • 米国最大の企業500社を代表するS&P500インデックスの株式に投資します。
  • 目標は、インデックスのリターンを綿密に追跡することです。このインデックスは、米国の株式リターン全体の指標と見なされます。
  • 投資成長の高い可能性がある一方で、株価は、債券を保有するファンドよりも大きく変動します。
  • どうしてもお金を成長させたいという長期的な目標に適しています。

ETFのデータ

  • 資産クラス:国内在庫-一般
  • カテゴリー:ラージブレンド
  • OVティッカーシンボル:VOO.IV
  • 経費率:2021年4月29日現在 0.03%
  • CUSIP:922908363
  • ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ

価格と利回り

  • 市場価格:2022年1月14日現在   $ 427.15
  • NAV:2022年1月14日現在  $ 427.24
  • 30日間のSEC利回り:2021年12月31日現在 1.21%B
  • プレミアム/ディスカウント:0.24ドル

リスクの可能性

リスクレベル4

中程度から積極的なファンド

中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。

パフォーマンス

最近1年間は28.66%と、極めて高い数値でした。

平均年間収益 2021年12月31日現在

1年間 3年間 5年間 10年間 2,010年9月7日設定以来
VOO 28.66% 26.03% 18.43% 16.51% 16.17%
S&P 500 Index (ベンチマーク) 28.71% 26.07% 18.47% 16.55% 16.21%

10,000ドルの仮想成長 2021年12月31日現在

10年前に1万ドルを投資していたら、現在4万6千ドルに増えていたことになります。グラフでは最近1年間の勾配が急のように見えますが、対数目盛だと、少し直線に近づきます。株価は複利ですから新型コロナの増え方と同じです。ただし、新型コロナウイルスと違って株価は収束しません。

ポートフォリオ構成 株式セクターの多様化

セクター S&P 500 ETF2021年11月30日現在 S&P 500インデックス (ベンチマーク)2021年11月3日現在
コミュニケーション・サービス 10.40% 10.40%
一般消費財・サービス 13.20% 13.20%
生活必需品 5.60% 5.60%
エネルギー 2.70% 2.70%
金融 10.80% 10.80%
ヘルスケア 12.70% 12.70%
資本財・サービス 7.80% 7.80%
情報技術 29.40% 29.30%
素材 2.50% 2.50%
不動産 2.60% 2.60%
公益事業 2.30% 2.40%

ポートフォリオ構成 株式セクターの分散化

セクター S&P 500 ETF2021年11月30日現在 S&P 500インデックス (ベンチマーク)2021年11月30日現在
コミュニケーション・サービス 10.40% 10.40%
一般消費財・サービス 13.20% 13.20%
生活必需品   5.60%   5.60%
エネルギー   2.70%   2.70%
金融 10.80% 10.80%
ヘルスケア 12.70% 12.70%
資本財・サービス   7.80%   7.80%
情報技術 29.40% 29.30%
素材   2.50%   2.50%
不動産   2.60%   2.60%
公益事業   2.30%   2.40%

特徴 2021年11月30日現在

  • 株式数:512
  • 純資産合計に資金を供給する:8,272億ドル
  • 10の最大の持ち株の純資産:31.4%
  • 外国の持ち株:0.0%

月末の持ち株 2021年11月30日現在

順位 銘柄   割合
1.Apple Inc.          6.70%
2.Microsoft Corp.       6.40%
3.Alphabet Inc.        4.30%
4.Amazon.com Inc.      3.90%
5.Tesla Inc.         2.40%
6.NVIDIA Corp.       2.10%
7.Meta Platforms Inc.     2.00% ⇒元フェースブック。下がった。
8.Berkshire Hathaway Inc.  1.30%
9.JPMorgan Chase&Co。 1.20%
10.Home Depot Inc.     1.10%

カテゴリーETF

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