つみたてNISA以外売買なし
今月も、つみたてNISAで野村つみたて外国株投信を33,000円積み立てただけで、他に取引はありません。このポートフォリオ以外に銀行の普通預金口座があり、通常の生活経費は、その普通預金で、給与、年金、クレジットカードの引き落とし、固定資産税等を払っています。普通預金残高は、インターネットで確認できます。
日本円
ポートフォリオの内、日本円で運用しているのは、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の特定口座が26%、NISAが1%、DB(確定給費年金)のうちの半分程度です。従って全体として約30%が円で運用しています。私は将来、多額の国債が引き起こすひどいインフレによって、円の価値が著しく低下すると考えていますので、円による資産は少なめにしてあります。現在は、そのような動きが具体的に起きていないので、1306を保有していますが、必要なら、それを売却して、ドルなどの外貨に換えて外国株式のETF等を買おうと考えています。
全額外貨で保有も不安
今から外国株式ETFに全額を買えるという考え方もあるかもしれませんが、アメリカの株式ETFも100%の信頼を置けるわけでは有りません。また、ドイツの株式ETFはアメリカよりも信頼できるかもしれませんが、国の成長力という観点からはアメリカや新興国にはかないそうも有りません。従って、一国に資産を集中させるのではなく、日本を含む世界に幅広く資産分散させることが安全だろうと思います。
NISA、つみたてNISA
1306のうちNISA分は、現在2年分約200万円ありますが、昨年からつみたてNISAを始めたので、数年後には1306のNISA分は無くなる予定です。野村證券では外国のETFをNISAで運用することができなかったので、NISAからつみたてNISAに変更したのです。
SPY、VOO、IVV
SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)は36%を占めていますが、将来的にもこのまま保有してよいかどうかは懸案事項です。その理由は、同様のETFであるVOOの信託報酬が0.03%まで低下してきているのに、SPYは相も変わらず、0.0945%のままです。ステート・ストリート・コーポレーションは、SPYを他社に先駆けて1993年に発売し、先行者利得をむさぼって来ましたが、S&P500のETFでブラックロック社やバンガード社にどんどん追い上げられてきています。このままでは近い将来、他社の後塵を拝することになるでしょう。もし、SPYがブラックロックのIVVやVOOに純資産総額で負けることがあれば、私もSPYを売却してほかの銘柄に乗り換えようと思います。ただし、バンガード社1社に資産が偏るのは不安なので、IVVに変換するのが良いのではないかと思っています。