私のポートフォリオ2018年1月:ETFによる運用のハードル⑥ETFを注文する場合の指値と成行

◎今日のグラフ:私のポートフォリオ2018年1月

1306、SPYなどによる運用

私の日本株式は右側の1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の特定口座分とNISA運用分の合計31%です。個別株式は持っていません。アメリカの株式は下の方のSPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)と左側のVOO(アメリカのバンガード社のS&P 500の ETF)の合計35%です。SPYとVOOは基本的に同じ内容ですが、資産分散化を図る意味から、追加購入分についてはVOOを選択しています。ウォーレンバフェットも家族への遺産については、VOOで運用することが望ましいとしています。それはわずかながらも信託報酬がSPYより安いからです。ヨーロッパ、新興国、オーストラリアのETFについては、それぞれ、VGK、VWO、ASX200で運用しています。

DB、財形年金の受け取り

非リスク資産のDB(確定給付年金)、財形年金については、それぞれ20年間、6年間で受け取ることになっています。

DCは日本株式で運用したので倍増

DC(確定拠出年金)は自分で運用商品を選択できます。私は日本株式で運用しています。このため、15年程度の運用期間で、資産運用益は100%になりました。つまり元本の倍になったということです。

DCの運用はDCの中だけで見るのではなく、他の年金や保有資産と総合して考える

全額を日本株式で運用することは、それだけ見ればリスクが高いように思われるかもしれませんが、確定給付年金と財形年金は非リスク資産ですし、何よりも、最大の年金である厚生年金が非リスク資産なのですから、全体としてみれば、確定拠出年金を非リスク資産にする必要はなく、リスク資産にすることによって、バランスを取ろうとするものです。DCについては、当初、海外株式で運用していたのですが、その商品が廃止になってしまったので、止むを得ず、国内株式に変更しました。もちろん、この国内株式の運用商品のコストは、リスク資産全体の中で最も安いものです。

資産運用金融機関

私の利用している金融機関はETFとUSMMFが野村証券、財形年金が富国生命、DCがJIS&T(日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社)です。DBは以前勤めていた会社です。

つみたてNISAは野村つみたて外国株投信

なお、1月から、つみたてNISAの運用を始めました。商品は野村つみたて外国株投信で、証券会社は野村証券です。限度額いっぱいの3.3万円を毎月積み立てるのですが、まだ1か月目で四捨五入すると0%になってしまうので、この円グラフには載ってきません。

過去のデータからから考えると、ETFが最も優れた商品

全体合計ではETFを中心とするリスク資産が92%、非リスク資産が8%です。私の運用はリスク資産が多いですが、私はギャンブルが好きなわけではありません。競馬、パチンコなどは全くしません。どちらかというとギャンブルは嫌いな方です。しかし、金融資産の運用に関しては、過去のデータや理論から考えて、ETFが最も優れた商品だと考えているので、使っているだけです。DBについても年金という形で長期にわたって受け取らずに、一括して引き出し、VOOなどのETFで運用することも、もちろん可能です。また、その方が、理論上の利回りは高いのですが、数字だけによる判断ではなく、一定額が定期的に入ってくるという精神的な安心感も、なかなか捨てがたいものです。

◎今日のテーマ:ETFによる運用のハードル⑥ETFを注文する場合の指値と成行

日本の成行とアメリカの成行は違う

ETFは株式と同様に、マーケットで売り手と買い手が価格を決めて売買が成立しますが、注文方法には指値と成行があります。日本国内で大量に取引されている銘柄の場合には、成行で発注することによって、瞬時に相場で取引が成立します。同じ感覚で、アメリカ・ニューヨークの取引市場でSPY(アメリカSPDRのS&P 500の ETF)を買う時、同様に、「成行で」と野村証券の担当者に電話で発注しました。すると、野村証券の受注担当者が「日本と違って、アメリカの成行は、本当に成行だから、とんでもない価格で取引が成立することがあります。指値の方がいいですよ。」と言ってくれたので、それ以降、外貨ETFを注文する際は、必ず指値で注文することにしています。

アメリカのETFの指値取引

アメリカのマーケットは、時差の関係で日本の夜中に開かれているため、指値は発注当日早朝の終値の0.5%引き程度で申し込むこととしています。その注文は、取引が成立するまで数日間有効で、取引が成立すると、野村証券の担当者から取引成立の電話連絡が入ります。その時に、その買い付けに必要なUSMMFを保有していれば、それで買うことになりますが、足りない場合は、先にUSMMFを買ってから、そのUSMMFで外貨ETFを買うという手順になります。USMMFを買う時、あるいは売る時には、野村証券の担当者から為替レートの確認の電話があります。 この一連の手続きが終了すると、外貨ETFを買う取引が成立して、数日後に、その取引内容を知らせる郵便物が手元に届いて完了することとなります。

指値の設定水準

私は、前日取引値の0.5%安で申し込むことにしていますが、それを2%安、3%安で申し込むと、上げ相場の時は半年、あるいはそれ以上取引が成立しないことがある。発注申し込みの有効期間は数日なので、何回も申し込むわずらわしさから逃れたいために0.5%安で留めています。ネット証券の中には、発注内容を、もっと長期間有効にしている会社もあるとのことです。サラリーマンは、自分の本来業務の合間を縫って、しかも、平日の日中に、発注するわけなので、できれば1回の申し込みで終わらせたいから0.5%安という方針にしています。

国内のETFはインターネット注文

国内のETFは、日中の電話以外にインターネットでの発注が可能ですし、しかも売買手数料が安い。発注時にNISA扱いの申し込みもできるので、国内のETFを買う時はインターネット発注にしています。日本のマーケットが開いているときにインターネットで発注すると、電話発注のような口頭での確認の手間がなく、瞬時に取引が成立するので気持ちよく取引が成立します。そして、野村証券として、その分の人件費が不要だから、売買手数料も安いというわけです。

ネット証券の売買手数料はとても安い

もしSBI証券に口座を保有していれば、野村証券などの対面証券会社と比べて、圧倒的に安い売買手数料で株式やETFを買うことができます。ただし、対面証券会社の高い売買手数料で買っても、10年、20年の長期保有なら、1年当たりに換算して安い買い物になるとも言えます。