連れ合いの運用実績2019年2月

◎今日のテーマ:連れ合いの運用実績2019年2月の運用益は高級車1台分

評価損が7年間継続し、持株会の個別株式は倒産

連れ合いは、サブプライム問題とリーマンショックの発生直前の2007年に1000万円を投資し、2014年まで7年間運用益がマイナスでした。しかもこの間、自分が以前勤めていた会社の従業員持株会の個別株式が倒産してゼロになってしまいました。400万円給与天引きで積み立て、最大時には1000万円になったこともあったのです。個別株式は怖いですね。

チャイナショック

2015年からはチャイナショックで少し運用益が減少した時期もありましたが、一応評価益はプラスで推移しています。評価益が赤字になると、連れ合いの機嫌が悪くなり、家庭内に嵐が吹き荒れるので、2018年末から2019年始にかけての株式相場下落が収まりつつあることは、我が家の平和にとって、とても良いことです。

胆力

しかし、つらく厳しい時期を7年も経験して、胆力がついてきました。投資信託を長続きさせるためには、この胆力が大事だと思います。理屈では、株式相場は上がったり、下がったりして、長期では上がると分かっていても、自分の大事なお金となると、とても不安になるものです。実際にファンドを買って、株価の上下動を経験すべきです。

高級車1台分

2018年の9月には、評価益が高級車2台分というところまで増えたのですが、同年12月には中古のコンパクトカー1台分まで減少し、どうなることかと心配しました。2019年2月は高級車1台分まで増えたので、少しだけ安堵しています。

株価が上がると買いたくなる

連れ合いは、2007年のサブプライム問題とリーマンショックによる株式暴落を受けて、ETF投資は中止していましたが、2013年ごろからアベノミクス相場が始まると、数回に分けて1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を追加購入しました。また、外国株式ETFも数回に分けて追加購入しました。欲を言えば、株式が暴落した2009年、2010年に追加購入すればよいのですが、人間の感情はそのようにはできていません。株価が下がると買う元気がなくなり、株価が上がり出すと、自分も買って乗り遅れたくない、と思う生き物です。

買わないより買った方が良い

それでも、何もしないよりは、少し高くても買って、10年持ち続ければ、利益が増えていくのが株式のETFです。知識だけあっても、実際の購入しなければ、資産は絶対に増えません。

10年が大事

株式ETFは、10年、20年もち続ければ、きっと上がって行きます。ウォーレン・バフェットは、ヘッジファンドを相手にS&P500で賭けをしましたが、その期間は10年です。1年、2年ではどちらが有利か分かりませんが、10年なら、勝てるだろうと思ったのです。つみたてNISAは、20年間の税優遇措置期間がありますから、確率的に投資家は損をしないという自信が金融庁にあるのです。分配金の無い「金(ゴールド)」のETFではどうなるか分かりませんが、株式のETFは分配金があるので、長期になればなるほど投資家にとって有利になります。