◎今日のテーマ:確定給付企業年金 支払い通知
3種類の年金
確定給付企業年金(DB:Defined Benefit Plan)の支払通知書が届きました。支払日は奇数月の中旬ごろです。厚生年金の支払い月は奇数月ですから、毎月どちらかが振り込まれることになります。それ以外に、3か月に1回財形年金を受け取ります。
DBは13万円
DBの給付金は約13万円で、1万円を源泉徴収されて12万円を受け取ります。翌年確定申告していて還付がありますから、実際の所得税額は1万円にならないかも知れません。
金融資産の毎年のリターン
1306 | 外貨 ETF |
DC | DB |
9.6% | 6.0% | 5.1% | 2.5% |
DB、DC(確定拠出年金:Defined Contribution Plan)を含めた私の金融資産の毎年のリターンを比較しました。1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)、外貨ETF(SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)、VOO、VGK、VWOなど)のグラフです。
持株会株式→1306は、9.6%
1306は、10年前までは、従業員持株会の株式でした。約20年間にわたって1000万円を積み立てました。その株価が元本の2.5倍になったところで、2012年の初めに全額売却して、その資金をすべて1306に投資したところ、アベノミクスで更に2倍になりました。そのすべての期間のリターンを年平均に均すと9.6%になります。
外貨ETFは6.0%
外貨ETFは、2015年初めにSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)とVGK(ヨーロッパのETF)を買い、2016年にVWO(新興国のETF)を買いました。従って、保有期間は未だ5年未満です。すべてのETFでリターンはプラスになっていますが、アメリカのETFである、SPYとVOOの評価益が高いようです。ヨーロッパと新興国は、アメリカには敵わないようです。
DCは5.1%
DCは、2001年のスタート時点では、外国株式の投資信託に投資していました。信託報酬はゼロ%だったと記憶しています。その後、この投資信託が償還になってしまったので、国内株式の日経225のファンドに切り替えました。しかし、このファンドの信託報酬は0.5%を超えていたので、もっと安い信託報酬を求めて、運用期間をみずほ銀行から野村證券に変更しました。この結果、信託報酬0.2%の外国株式インデックスファンドに年金資産を移管しました。年平均リターンは5.1%ですから、外国株式インデックスファンドとしては芳しくなり運用成績です。6%か7%が妥当な水準だと思いますが、なぜ成績が悪いのかの理由は分かりません。
DBは2.5%
DBは現在2.5%を保障してくれていますので。リスクプレミアムの無い確定利回りとしては、低くない水準だと考えています。