娘のポートフォリオと運用実績 2023年2月

2020年代に有望なファンドは?

今月は、何も新規に購入していません。

一番保有割合が多いのは、SBI・V・S&P500インデックスファンドで、NISAが14%、課税投信(特定口座)が31%、合計45%です。

次は、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドで、NISAが14%、課税投信(特定口座)が18%、合計32%です。

そして一番少ないのが、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)で23%です。

2000代は新興国が好調だったのでオールカントリーが良かったのですが、2010年代はアメリカが好調でS&P500が良かったのです。さて、2020年代はどうなるでしょうか。終わってみなければわかりません。その選択は娘がするのです。

評価額は下落

今月は新規に購入していませんが、世界の株式相場が下がったので、評価額が133に下落しました。

ETFと投資信託の弱点

私と連れ合いは、株式ETFを中心に投資し、子供たちは投資信託だけです。

私と連れ合いが投資を始めた2010年頃には、低コストインデックスファンドが無かったので、株式ETFしか投資できませんでした。しかし、現在のインデックスファンドのコストは非常に安いですし、品ぞろえも充実していますので、あえて株式ETFを選ぶ必要はないと思います。株式ETFのマイナス面は、

  • 1円単位で買えない
  • 分配金を受け取った時点で所得税を払わなければならないので長期投資という観点からは非効率
  • 確定申告で外国税額控除を申請する必要があるが、税務職員でも2年連続で間違えるほど難しい
  • 低コストインデックスファンドを買える銀行もあるが、株式ETFは証券会社でしか買えない

ですが、投資信託も、

  • 株式ETFよりもコストが高い
  • 日本国籍なので、将来、もし日本が財政破綻になった時に、何らかの影響を受ける可能性がある(アメリカ国籍のETFであれば、日本政府もなかなか手を出しにくい)

といったマイナス面があります。

若い人は、自分の仕事などで忙しいですから、確定申告などに手間のかかるETFよりも投資信託を利用する方が良いでしょう。

ここで、最近の投信状況を確認します。

投資信託の純資産総額ランキング 赤は低コストインデックスファンド

順位 ファンド名 純資産総額(億円) 購入時手数料(%) 実質信託報酬(%)
1 eMAXIS Slim 米国株S&P500 18,156 0.00 0.0968
2 A・バーンスタイン・米国成長株投信D 17,566 3.30 1.7270
3 ピクテグローバルインカム株式F(毎月分配) 9,885 3.85 1.8100
4 eMAXIS Slim 全世界株式(オール) 9,148 0.00 0.1144
5 GESGハイクオリティ成長株式F(H無) 8,370 3.30 1.8480
6 楽天・全米株式インデックス・ファンド 7,997 0.00 0.1620
7 SBI・V・S&P500インデックスF 7,961 0.00 0.0938
8 A・バーンスタイン・米国成長株投信B 7,021 3.30 1.7270
9 ダイワ・US-REIT・オープンBコース 6,632 3.30 1.6720
10 GSテクノロジー株式ファンド B(H無) 6,622 3.30 2.0900
11 フィデリティ・USリート・ファンドB 6,466 3.85 1.5400
12 フィデリティ・USハイ・イールドF 5,132 3.30 1.7380
13 投資のソムリエ 5,069 3.30 1.5400
14 G・ハイクオリティ成長株式F(ヘッジなし) 4,994 3.30 1.8700
15 ひふみプラス 4,755 3.30 1.0780
16 フィデリティ・日本成長株・ファンド 4,523 3.30 1.6830
17 <購入・換金手数料なし>外国株式インデF 4,390 0.00 0.1023
18 外株インデックスF MSCI-KOKUSAI(DC) 4,312 0.00 0.1023
19 東京海上・円資産バランスファンド(毎月) 4,275 1.65 0.9240
20 新光US-REITオープン 4,209 3.30 1.6830

18位の外株インデックスF MSCI-KOKUSAI(DC)は、「野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)」(信 託 報 酬  0.154%)ですが、私の保有している「野村DC外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI」(信託報酬:0.1023%)とは違う銘柄です。そこで、「野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)」の内容を確認します。

ファンドの特色

・主な投資対象:「外国株式MSCI-KOKUSAIマザーファンド」受益証券を主要投資対象とします
・ベンチマーク: MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)※1
・目標とする運用成果: MSCI-KOKUSAI指数(円ベース・為替ヘッジなし)の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指します

基準価額 44,860円
純資産総額 4,439.9億円

ファンド(分配金再投資)の収益率

  • 1年間  :  9.89%
  • 3年間  :18.38%
  • 5年間  :12.65%
  • 10年間  :13.54%
  • 設定月末来:   7.31%