今年の確定申告も危うくお金を取られそうになった

今年も税務職員の誤入力で危うく損をしかかった

今まで、何度も外国税額控除の税務署職員による誤入力の問題を記事にしてきましたが、2018年、2022年に続いて今年も危うく還付金〇〇になりそうでした。それに加えて、総合課税と申告分離課税の両方を計算して、税金の少ない方を選ぶのですが、その境目は一般に年収900万円と言われています。私の場合、年収900万円以下ですから、総合課税の税金は少ないはずですが、今年はなぜか申告課税の方が税額が少なかったのです。腑に落ちなかったのですが、問題があるかどうかわからなかったし、申告会場に3時間もいて入力していると、疲れてきて、「もういいや」という気持ちになるので諦めました。

最上位レベルの指導員に確認してもらう

申告会場で指導してくれる人には、レベルが三つあるようです。一番下の人は、医療費控除などの単純な入力のアドバイスはできますが、外国税額控除はほとんどわからないレベルです。次のレベルはもう少しわかる人で、ある程度自信を持って外国税額控除を入力しましたが、還付金が数十万円になるはずが、5万円支払えという結果になったのです。私が「この入力は間違っている。外国税額控除をよく知っている人に確認してほしい。」と言ったところ、最上位のレベルの監督者が来てチェックして間違いを発見し、指示した通り入力し直した結果、私の想定した40万円には至らなかったのですが、それに近い数字が出ました。

外国税額控除計算による還付金額の目安は分配金の1割

外国株式ETFの分配金は、アメリカで2割課税され、日本で1割課税されるので、合計3割課税されます。本来なら2割課税で済むので、確定申告の際、外国税額控除によって、1割還付してもらわなければなりません。この入力は難しく、申告会場で指導する税務職員も間違えることが多いのです。

スマホで確定申告を強力に推進

申告会場の場所は、数年前に不便なところに移動し、スマホ入力をせずにパソコンを使う人は、待たされることがあるという張り紙がありました。アドバイスする人に聞いた話では、会場に来ずにスマホで確定申告することを強力に推進しているので、会場に来てパソコン入力する人を冷遇しているそうです。しかし、パソコンを使って中レベルのアドバイザーが間違えるような外国税額控除を、自宅でスマホ入力したら、納税者が数十万円損をするのが、現状です。

外国株式ETFは勧めない

私と連れ合いは、SPY、VOO等の外国株式ETFを持っていますが、確定申告の外国税額控除は難しいので、子供たちにはこの控除が自動的に行われている日本国籍の投資信託を勧めています。

来年も確定申告会場に行ってパソコン入力

外国籍のETFは確定申告による入力が必要なので、これが自動処理されるまで来年以降も確定申告会場に行って、パソコン入力するつもりです。

息子はスマホでe-tax、娘は税理士に依頼してe-tax

なお、私の息子は、スマホを使って自宅でふるさと納税を申告したところ2万円還付されたそうです。娘は、税理士に依頼してe-tax納税しています。また、連れ合いは、私と一緒に申告会場でパソコン入力をしますが、私と同様に還付金〇〇に遭いそうになりました。

ここで、上記でも説明した還付金〇〇に遭わない方法をもう一度整理します。この方法は、誰も教えていない方法だと思いますが、簡単なので覚えておいて損はありません。特に税務署職員は、自分の入力が正しいかどうかを、この方法チェックすると良いでしょう。

還付金額の目安

毎年初めに、証券会社から送られてきた前年の分配金合計額の約1割が外国税額控除の還付金になります。

理由

アメリカでは分配金の2割が納税されて日本に分配金が送られ、日本では分配金の1割を納税した後、個人投資家は残りの7割を受け取ります。しかし、本来納税すべき金額は分配金の2割ですから、1割が二重払いとなり、それを確定申告で還付してもらいます。

私の場合、今年の外国株ETFの分配金は400万円でしたから、外国税額控除は40万円になり、それが還付されるはずです。ところが、最初に入力してもらったところ、還付どころか、「5万円を払え」と言われたのです。私は、証券会社の書類のどこにある数字を、確定申告用パソコン画面のどこに入れればよいかはわかりません。しかし、結果がおかしいので、「5万円課税されるわけはありません。還付金が40万円ほどになると思います。入力が間違っているので、あなたより詳しい職員に確認してください。」と言いました。そして、詳しい職員に相談したところ、入力ミスを指摘され、30万円ちょっとの還付金があると説明を受けました。40万円までにならなかったのは、今年は、総合課税より申告分離課税の方が税金が少なくなるという説明でした。完全に納得はできませんでしたが、それで申告を完了しました。

ほぼ同様のやり取りが昨年もあり、外国税額控除の入力が間違っていたので、入力し直してもらいました。

去年も今年も、私だけでなく連れ合いの申告も間違っていましたので、この2年間で4人分間違えたことになります。

還付金〇〇事件

この間違いに気が付いたのは5年前からです。私は、外国税額控除があると考えて税務署職員のアドバイス通り入力確定申告し、16万円の還付金があると言われて帰宅しました。しかし、後日5万円の税金を払えという通知が来たのです。そこで、「税務署に行って、還付金があるはずなのに、なぜ税金を払わなければいけないのかを説明してほしい。」と言いました。結局、税務署職員のアドバイスした方法が申告分離課税だったので、還付金の部分が消えてしまい、その上に税金が上乗せされたのでした。私は、「還付金があると言われて、職員の言う通り入力したのに、その結果は、『金をもっと払え』ということだった。私が食い下がって、詳しい説明を求めたから間違いが判明したものの、私が説明を求めなければ、余分なお金を支払ってしまう羽目になったでしょう。これは、還付金〇〇というのではないか。」と言いました。さすがに〇〇のところは、「まるまる」と言ました。

申告会場での留意点

繰り返しになりますが、外国株式ETFの分配金については、以下の4点を覚えておきたいものです。

  • 外国ETFの外国税額控除がある場合にはスマホで入力せず、確定申告解除のパソコン画面から入力し、そのフロアにいる最も優秀な指導員に確認してもらう
  • 還付金額を予想する。分配金総額の1割が還付される
  • 予想された還付金と計算された還付金が大きく違っている場合には、理由を聞く

なお、申告会場でアドバイスしてくれる指導員は、以下のように言っていました。

  • 外国税額控除は、毎年入力ミスがあってトラブルになる
  • 税務署としては、できるだけ自宅でスマホ入力に移行させたいので、申告会場でのパソコン入力は手間がかかるようにわざと仕向けている
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