言葉遣いは人生に良い影響を与えることがあります。
2023年 9月 27日のCNBC makeitの記事を読んで見ましょう。以下は拙訳です。
If you use any of these 9 phrases, you have ‘better etiquette skills’ than most: Public speaking expert
この9つのフレーズのどれかを使っていれば、あなたは他の人よりも「エチケット能力が高い」: スピーチの専門家
行動は言葉よりも雄弁かもしれないが、それでも言葉は重要だ。人は簡単に気分を害するものだし、普通の人のようにあわただしくしていると、間違ったことを間違った方法で言ってしまいがちだ。
人前で話す専門家として私が力を入れているのは、スピーチマナーを教えることだ。特に、感謝と敬意を瞬時に示す9つのフレーズがある。
この中のどれかを毎日使っていれば、あなたは普通の人よりもエチケットに長けていることになる:
1. “あなたのおっしゃることは…”
人は自分の言うことにすべて同意してくれるとは思っていない。しかし、彼らは自分の話を聞いてもらい、理解してもらえたことを知りたいのです。
このフレーズを使って気持ちを整理し、返事をする前に相手の言葉をよく考えたかどうかを確認しましょう。もし相手が最初に曖昧な話し方をしたのであれば、自分の考えを集中させ、会話により有意義に貢献するチャンスを与えましょう。
2. 「あなたは正しいかもしれません」
このフレーズは、次のように意見の相違に道を開くのに役立つ: 「あなたは正しいかもしれませんが、今回はこの新しいアイデアで実験してみましょう。」
また、トピックから外れたコメントや、しゃべりすぎる多動な同僚からの発言に対応するのにも役立つ。誰も否定されるのは好きではないし、シンプルな肯定があれば、不調和なく会話を進めることができる。
3. 「あなたは正しく、私は間違っていた。」
このフレーズは、2つの理由から会話における無私の金星である:
- 本心でない限り、この言葉を口にすることは不可能だ。
- 人の耳に心地よい。
緊張をほぐし、誤解を解き、尊敬を得るための素晴らしいツールである。エゴを捨てて、より生産的で信頼できる人間関係を築くための大きな戦いに勝ちましょう。
4. 「こうしてくれてありがとう」
昔ながらのエレガントでシンプルな言葉。感謝や尊敬、謝意が得にくい世の中では、惜しみなく褒めるのが得策だ。
良い行動を奨励したいのであれば、それを見たら無理にでも認めてあげよう。
5. 「お任せします」
あなたができる最も難しく、かつ最も役に立つことは、支配したい衝動に打ち勝つことだったりする。
もし誰かが(飛行機を着陸させるのではなく)ニンジンを切っていたら、このシンプルな信頼のジェスチャーをしよう。本心から笑顔で言いましょう。
6. 「何か手伝ってくれる?」
誰だって吠えられたり命令されたりするのは好きではないが、助けを求められるのは嬉しいものだ。
ゴミを出して」と言うのと、「ちょっと、手が離せないの。ゴミを出すのを手伝ってくれませんか?” との違いに注意してほしい。
7. 「今日のあなたの[髪/シャツ/ネクタイなど]はとても素敵ですね!」
嘘はいけませんが、良いところを探しましょう。人は褒められるのが好きだ。
私たちは皆、歳をとり、ストレスを抱え、自分の外見について何か忘れているのではないかと心配している。たまには正しいことをしたと言われるのは嬉しいものだ。
8. 「それは、興味深いね」
この言葉のメロディックな韻律的な流れでさえ、会話を続ける前に、ゆっくりとした、ある種の話し手へのお辞儀を要求する。それは、何かが言われ、聞かれ、考慮されたことを認めるものだ。
9. 何も言わない。
誰かが無礼なことや無知なことを言い、あなたが言い返したくてたまらないとき、「私はゴム、あなたは糊 」の力を思い出してください。ゴムになれ。深呼吸をする。その言葉は他人事として、その場を立ち去りましょう。
(注)“I’m rubber, you’re glue.” は、“I’m rubber, you’re glue. Whatever you say bounces off me and sticks to you”の略で、直訳すると、「私はゴムで、あなたは糊。あなたの言ったことは私から跳ね返ってあなたにくっつく」という意味のフレーズです。
主に子どもの口げんかで、悪口に対して言い返すときに使われます。たとえば、AちゃんがB君に対して ” You’re so stupid, B.”(B君、あんた本当に馬鹿ね)言ったとします。
するとB君は “I’m rubber, you’re glue.” (その言葉、そっくりそのままAちゃんに返すよ)といって言い返したりします。