VT(バンガード社の全世界株式ETF)はVOO(バンガード社のS&P500株式ETF)よりリスクが小さいか?

インデックスファンドに関し、オルカンかS&P500かというテーマは難しい問題です。ETFの場合について生成AIに尋ねてみます。

「VT(バンガード社の全世界株式ETF)はVOO(バンガード社のS&P500株式ETF)よりリスクが小さいか?」という質問を、2段階に分けてGoogleのAIである Geminiに問いかけてみました。

この回答は、私が事前に想定していた回答と似ているところもありますが、問題は長期を何年で見るかです。10年では短いかもしれませんが、100年では長すぎます。


質問1

バンガード社のVOOとVTを比べると、VTの方が全世界に分散投資しているのでリスクが小さいでしょうか?

回答

はい、その通りです。VTはVOOと比べて、全世界の株式市場に分散投資しているので、個別の国や地域の経済状況に左右されにくく、リスクが小さいと言えます。

具体的には、以下の点でVTの方がリスクが小さいと言えます。

  • 投資対象地域の違い:
    • VOO: 米国株式市場のみ
    • VT: 世界48ヶ国の株式市場
  • 投資対象銘柄数:
    • VOO: 約500銘柄
    • VT: 約8,000銘柄
  • 経費率:
    • VOO: 0.03%
    • VT: 0.11%

ただし、VTはVOOと比べて以下の点で劣ります。

  • リターン: 過去のパフォーマンスを見ると、VOOの方がVTよりも高いリターンを出している傾向があります。
  • 流動性: VOOの方がVTよりも流動性が高く、売買しやすいです。

結論としては、VTの方がVOOよりもリスクが小さいと言えますが、リターンはVOOの方が高くなる可能性があります。

どちらを選ぶべきかは、あなたの投資目的やリスク許容度によって異なります。

  • リスクを抑えつつ、安定したリターンを求める: VT
  • 高いリターンを目指す: VOO

なお、投資判断はご自身の責任で行ってください。

以下は、VOOとVTを比較した際の参考情報です。

これらの情報は、投資判断の参考情報としてご活用ください。


質問2

「バンガード社のVOOとVTを比べると、VTの方が全世界に分散投資しているのでリスクが小さいでしょうか?」

と言う質問に対し、Geminiは以下の通り答えました。

Geminiの答え「はい、その通りです。VTはVOOと比べて、全世界の株式市場に分散投資しているので、個別の国や地域の経済状況に左右されにくく、リスクが小さいと言えます。」

この答えに対して、私は追加の質問をしました。

しかし、それは、アメリカとその他の国の経済に相関関係がない場合、あるいはマイナスの場合の答えであって、現状は、その他の国の経済はアメリカの経済に連動し、あるいは増幅して反応しているのではないでしょうか。「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく。アメリカが風邪を引けば、日本が肺炎になる」と言われていますし、新興国などは日本よりも経済が脆弱です。

回答

はい、ご指摘の通りです。

確かに、近年は世界各国の経済がグローバル化の影響を受け、互いに密接に連携しており、米国経済の動向が世界全体に波及する傾向が強まっています。

その結果、VTのような全世界株式市場に分散投資を行うETFであっても、米国経済の影響を完全に回避することはできない状況と言えます。

しかしながら、長期的な視点で考えると、分散投資は依然として有効なリスク管理手段であると考えられます。

短期的に見ると、米国市場と他の市場の相関関係が強まっていても、長期的に見ると、各国の経済成長率や政治体制、産業構造の違いなどが投資リターンに影響を与え、分散投資の効果が表れる可能性があります。

特に、新興国市場は、先進国市場に比べて成長率が高く、長期的なリターンの向上が期待できる一方で、政治的・経済的なリスクも大きいという特徴があります。

VTのような全世界株式市場に分散投資を行うETFは、これらのリスクをある程度軽減する効果が期待できます。

また、米国経済が低迷している時期でも、他の地域や市場が好調であれば、ポートフォリオ全体のパフォーマンスを支える可能性があります。

以下は、分散投資のメリットとデメリットをまとめたものです。

メリット

  • 個別の国や地域の経済状況に左右されにくい
  • リスクを軽減できる
  • 長期的なリターンの向上が期待できる

デメリット

  • 米国市場の影響を完全に回避できない
  • 短期的な値動きに対して脆弱な場合がある

結論としては、VTのような全世界株式市場に分散投資を行うETFは、長期的な資産形成を目指す投資家にとって有効な選択肢の一つと言えるでしょう。

ただし、投資判断はご自身の責任で行い、十分な調査と検討を行った上で投資を行うことが重要です。