どう節約するか?その効果は? 厚切りジェイソンに学ぶ。

現在は新NISA、iDeCo、投資が注目を浴び、連日のようにワイドショーで取り上げられています。

しかし、投資するだけのお金がない人は、まず節約から始めなければなりません。

厚切りジェイソンさんがMBSテレビで、2023年3月11日に訴えています。


お金を増やしたいなら・・・「節約」!

まず、支出を全部記入する。

ジェイソン流 節約術

◆買わない

これを買うと幸せかどうかを考える。
代替策があるかどうかを考えて実行する

・固定費:一番大きいのは通信料で、毎月かかる。僕は夫婦そろって3千円かからない。一人当たり1万円超えている人が多いけど、サービスは似たようなもの。ギガ数で困ることはない。

・自販機:手作り飲料で十分。
・洋服:おさがりを利用する。昔買った物を長く着る。僕はアメリカに行くと、友達の物をもらったりする。ボロボロになるまで使い続ける。

◆行かない

コンビニ:近寄らない。買うつもりもなければ、入る意味もない。面白い商品があるとゆうわけに負けて買ってしまう。
飲み会:妻のご飯がおいしい。飲み会は、この人と一緒に飲む価値があるかどうかを考える。

◆節約術

  • 交通手段:歩く。15㎞程度なら余裕。散歩も好きだし、ポッドキャストを聴いたり、野鳥を見つけるのがめっちゃ楽しい。
  • 公共施設活用:公園で筋トレ。公園の遊具で筋トレしてる。園児が来て「マッチョ・マッチョ」とはやした。
  • 大量買い、割引買い:「安い」の思い込みに注意。単価を確認したほうが良い。安く見えても容量が少なかったり、計算すると高かったりする。
  • ほしいもの:買うのをちょっと待つ。セールになるかもしれない。娘は3人いるが、ゲームソフトが欲しい時は、出たばっかりの時よりは少し待って、中古で同じものを2個買えます。

節約は、夫婦間の価値観を合わせないと、結構厳しい。価値観が合わないと、アメリカでは離婚の原因の上位に入る。僕の場合は、同じアプリを共通で使っているので、自分の支出を入力すると、妻にも転送されるので、家庭レベルの分析ができる。価値観を合わせましょう。

お勧めの投資法は「長期・分散・つみたて」のコツコツ投資。

◆投資信託

個別株式ではなく、複数社に分散する投資信託が良い。投資信託は山ほどあって、分散していない投資信託もある。例えば、すべて医療業界だけに投資するものもある。僕が勧めているのは、幅広く、いろんな業界、いろんな地域、いろんなものにまたがっている、究極の分散型の投資信託が良いと思っています。

アクティブファンドは、運用する人に知識などの手数料を払わなければならないので、仮にインデックスファンドを超えるリターンがあったとしても、手数料を加味すると負けたりする。

インデックスファンドは、S&P500、ダウ・ジョーンズ、日経225に入っているものをそのまま買う。そうすると、人の知識が要らないので、手数料を低くできる。

◆長期

複利の力なら、リターンが1%で、最初は100円が101円になるけど、ちりも積もれば、掃除しましょう…じゃなくて、山となる。最初は気付かないほどの成長が、いつの間にか大金になっている。長期間かければ複利の力が発揮できます。

リーマンショックなどで下がる時には止めたくなるので、決めたやり方でそのまま続ける必要がある。下がった時ほど買い続けるべき。毎月同じ金額を買うと、下がった時は、同じ金額で多い株数を買える。株価が戻って来た時は、その分だけ加速できる。だから、安い時に売ると、損が確定してしまう。安い時には、安く買える良いチャンスを逃してしまう。計画道理冷静にやり続けることが良い。

長期を見据えて、10年、20年、30年やるのです。

老後のために投資は必要だし、投資をするなら、非課税になるNISAをやらないのは、税金2割を払うことになるので、もったいない。
長期・分散・つみたてをNISAでやる。


以上は、厚切りジェイソンさんの意見でした。

わたしが節約すべきだと思うのは、自動車、外食、コンビニ、スマホです。

この中で最大の支出は自動車です。厚切りジェイソンさんも言っている通り、できるだけ歩けば、自動車は要りません。

一方で、車にかかり費用を、goo-netoが試算しています。


〇 軽自動車の生涯維持費

軽自動車を20歳~70歳まで約50年間乗り続けるとします。その間、7年ごとに車を買い替える計算で生涯維持費を見てみましょう。

購入費:車の購入代金は下取り価格を差し引いて約130万円と仮定すると、生涯にかかる車の購入費は約930万円です。

維持費:車の維持費は年間約38万円として、50年間で約1900万円かかります。

軽自動車に一生涯乗り続けるとして、車の費用は「約2700万円」ほどかかる計算です。車の購入費や維持費が一番安いと言われている軽自動車でさえも、かなりの金額が車にかかっていることが分かります。

〇 コンパクトカーの生涯維持費

コンパクトカーを20歳~70歳まで約50年間、一生涯乗り続けるとします。その間に、車を7年ごとに買い替えると仮定しましょう。

  • 購入費:車の購入代金は下取り価格を差し引いて約210万円と仮定すると、生涯にかかる車の購入費は約1500万円です。
  • 維持費:維持費も年間約47万円とすると、50年間で約2350万円になります。

コンパクトカーに乗り続けるとして、生涯にかかる車の費用は「約3850万円」もかかる計算です。3850万円もあれば、地方によってはマイホームが購入できる費用とも言えます。

〇 普通車(ミニバン)の生涯維持費

普通車のミニバンを20歳~70歳まで約50年間、一生涯乗り続けるとします。その間に、例えば車を7年ごとに買い替えたとします。

  • 購入費:車の購入代金は下取り価格を差し引いて約350万円と仮定すると、生涯にかかる車の購入費は約2450万円です。
  • 維持費:維持費も年間約55万円とすると、50年間で約2750万円になります。

ミニバンに乗り続けるとして、生涯にかかる車の費用は「約5300万円」となる計算です。ざっくりとした計算ですが、何かと費用が高いミニバンに乗り続けると5300万円もかかるのはかなりの出費です。都会でマンションが購入できる位の費用です。


上記の費用を節約して、8%リターンで20年間投資した場合、軽自動車なら、1億2千万円、コンパクトカーなら1億8千万円、普通車(ミニバン)なら2億4千万円増やせそうです。

車種 購入費 維持費 合計 8%リターンで20年間投資
軽自動車 930万円 1,900 2,700 12,585万円
コンパクトカー 1,500 2,350 3,850 17,945
普通車(ミニバン) 2,450 2,750 5,300 24,703

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