◎今日のテーマ:2018年11月までの運用益は80%です。
激しい上下動
資産運用益は、先月より1000万円上昇しましたが、2か月前よりは1000万円下落しました。
長期で見ると、順調のようですが。
2010年4月に資産運用を始めて、8年半が経過しました。運用益の推移をグラフにしてみると、概ね一直線に上昇しているようですが、なかなか心穏やかに保有し続けているわけでは有りません。
2011年は円高
運用開始1年後には、円高の影響で、資産がいきなり300万円以上下落しました。
持株会株式を売却して1306購入
2012年末ごろから以前勤めていた会社の株式が上昇したので、全額を売却して1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を購入しました。その1年後には、アベノミクスの円安株高期待から1306のETFが上昇を始めました。
遅ればせながらSPYを購入
また、世界的に株高が進み始めました。私が、SPYを購入したのは、2015年初めなので、少し出遅れましたが、後半の上昇気流には何とか間に合ったというところでしょうか。
チャイナショックで3000万円減少
ところが、2015年の夏からチャイナショックが始まって、運用益が1か月で3000万円減少したこともありました。しかし2017年には株価が回復して来ました。
2017年の日経平均16連騰
この年の秋には、日経平均株価が16連騰しました。アメリカにおいても、ダウ、ナスダック、S&P500とも最高値を行進し続けました。加えて、ヨーロッパ、新興国とも活況を呈していました。2018年になると、その雲行きが少し怪しくなりました。
2018年秋に過去最高を記録
2018年9月末には、過去最高を記録したかと思うと、10月に入って、再び急落しました。アメリカのPERは少し高めなので、多少の調整はありうると思いますが、日経平均のPERは12.4ですから、かなり低いと思います。
PERは、当てになりそうで、ならないかもしれない。
PERは15程度が、高くもなく低くもない水準と言われていますから、その場合に日経平均は27,300円程度となります。従って、現在の22300円はかなり割安という印象です。そうはいっても、私はいつも将来のことは分からないと言っていますし、株式のプロでもありませんから、本当に割安なのかどうかは分かりません。
景気が悪くなれば現在のPERが妥当かもしれない。
例えば、今後景気が悪くなって、各企業の利益が減少すれば、22300円程度が妥当かも知れませんし、さらに景気が悪くなれば、20000円を下回ることもありうるでしょう。明日のことも、来月のことも、来年のことも分かりません。
いつも10年後を期待。
ただし過去の推移から見て、10年後には現在よりも株価が上昇している可能性が、高いのではないかと思っています。つまり10年後のことは確率的に期待できるかもしれませんが、来年のことは何とも言えません。投資は、あくまで余裕資金で、行わなければならないと考えます。