◎今日のテーマ:1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)の現状2
基準価額と純資産総額
2001年7月設定以来の基準価額(赤の折れ線)と純資産総額(オレンジのエリア)の推移です。2009年のリーマンショック以降基準価額は急落して2012年秋まで低迷していました。その後アベノミクス相場となって基準価額は上昇を始めました。2005年にチャイナショックとなりましたが、その後上昇を再開しました。現在が調整段階にあるのかどうかは、後になってわかることです。
電気機器、輸送用機器
業種別の配分です。アメリカは、IT産業が第1位でしたが、日本は電気機器、輸送用機器が1位、2位です。
業種別配分 | 純資産比 | |
1 | 電気機器 | 12.7% |
2 | 輸送用機器 | 7.9% |
3 | 情報・通信業 | 7.4% |
4 | 化学 | 7.2% |
5 | 銀行業 | 6.5% |
6 | その他業種 | 56.0% |
計 | 97.7% |
ソニー、キーエンスが上位10
組入上位銘柄です。目立つのは、ソニーが復活を果たし、キーエンスが上昇していることでしょう。
組入上位10銘柄 | 純資産比 | |
1 | トヨタ自動車 | 3.10% |
2 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 1.80% |
3 | ソニー | 1.60% |
4 | ソフトバンクグループ | 1.60% |
5 | 日本電信電話 | 1.30% |
6 | キーエンス | 1.30% |
7 | 三井住友フィナンシャルグループ | 1.20% |
8 | 本田技研工業 | 1.10% |
9 | みずほフィナンシャルグループ | 1.00% |
10 | KDDI | 1.00% |
計 | 15.00% |
当ファンドに係る手数料・費用
売買手数料は、市場を通して売買される場合、販売会社が独自に定める金額がかかります。つまり、通常の株式売買と同じ手数料がかかります。
ネット証券 < 対面証券のインターネット売買 < 対面証券の窓口売買
ということになります。
野村證券
私の場合、口座を開設している証券会社は、野村證券一社で、インターネットで購入しました。私の方針は、Buy and Holdで、一度買ったらほとんど売りませんから、多少売買手数料が高くても大きな差は発生しません。ほとんど売らないという意味は、NISAについては5年以内に売却するという意味で、例外があるということです。しかし、これについても、つみたてNISAに移行中ですから、売却することは、更に稀なことになります。
SBI証券
私は63歳で、長年野村証券1社で資産を運用してきましたが、これからの若い人はSBI証券などのネット証券の方が良いと思います。その理由は、コストが安く、商品の品ぞろえもあり、更には、不要な営業攻勢に会わないからです。
運用管理費用(信託報酬)は年0.1188%
ファンドの純資産総額に、年0.2592%(税抜年0.24%)以内となっていますが、2018年9月27日現在では、年0.1188%(税抜年0.11%))です。証券コード1308は、日興のTOPIXのETFで、0.088%ですから、こちらの方が0.0308%だけコストが低いですが、大きな差ではありません。1306の資産額を5000万円とすると0.0308%✖5000万円=15400円です。規模が大きいという安心感か、15,400というコストか、という選択でしょう。