◎今日のテーマ:人気のある投資信託
ETF、インデックスファンド
私の資産運用はETFを中心に行っているのですが、インデックスファンドも人気があります。2018年11月のSBI証券の販売金額人気ランキングを検討します。
ひふみプラス
第1位のひふみプラスは、最近までリターンが高かったので人気のあるファンドです。信託報酬率1.06%、純資産総額5,877億円のアクティブファンドです。好成績のアクティブファンドは、今後の成績も良いというわけでは有りませんから、私はアクティブファンドを買うことはありません。
ウォーレン・バフェットの推奨
ウォーレン・バフェットも、最終的にはインデックスファンドの方が高いリターンを期待できるので、アクティブファンドでなくインデックスファンドを推奨しています。
ニッセイ 日経225インデックスファンド
第2位のニッセイ 日経225インデックスファンドの純資産総額は1,486億円、信託報酬率0.27%です。ニッセイ 外国株式インデックスファンドの純資産総額は、1,033億円、信託報酬率は0.12%です。この2銘柄を比べると、外国株式より日本の株式の方がコストが高いという不思議な状態にあります。その理由は、日経225は有名な指標ですから、個人投資家が安心して買えるので、多少コストが高くても良いだろうというニッセイ側の判断があると思われます。また、信託報酬の0.27%という水準は、2~3年前までは高い水準ではなく、むしろ、かなり安い水準でした。一方で、外国株式の信託報酬率は、最近まで2%程度だったのですが、三菱UFJ国際投信株式会社のeMAXIS Slim先進国株式インデックスと、コスト引き下げ競争を展開したために、どんどん下がってきたという事情があります。
SBI 日本株4.3ブル
第4位のSBI 日本株4.3ブルは、「わが国の公社債に投資するとともに、株価指数先物取引を積極的に活用し、日々の基準価額の値動きがわが国の株式市場全体の値動きの概ね4.3倍程度となる投資成果を目指して運用を行う。」のが特徴です。この銘柄は、アクティブファンドで、信託報酬率が0.95%です。従って、私は全く興味がありません。同様に、7位、9位、10位の銘柄にも全く興味がありません。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
S&P500に関心があって、少額の投資をしたいのであれば、第6位のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、信託報酬率(税込)が0.17%と低いので有望だと思います。同じような投信である 第8位の楽天・全米株式インデックス・ファンドも、信託報酬(税込)が0.17%ですから、有望です。
販売金額上位10銘柄の内訳は、インデックスファンドとアクティブファンドが、5銘柄ずつです。
順位 | ファンド名 |
---|---|
1 | ひふみプラス レオス・キャピタルワークス株式会社 |
2 | ニッセイ 日経225インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント株式会社 |
3 | ニッセイ 外国株式インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント株式会社 |
4 | SBI 日本株4.3ブル SBIアセットマネジメント株式会社 |
5 | eMAXIS Slim先進国株式インデックス 三菱UFJ国際投信株式会社 |
6 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際投信株式会社 |
7 | SBI 日本・アジアフィンテック株式ファンド SBIアセットマネジメント株式会社 |
8 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド 楽天投信投資顧問株式会社 |
9 | ブラジル株式ツインα(毎月)ツインα T&Dアセットマネジメント株式会社 |
10 | 楽天 日本株4.3倍ブル 楽天投信投資顧問株式会社 |