◎今日のテーマ:SPYの内容確認2
SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の現状を確認しています。
主要な項目
予想3-5年一株当り利益(EPS)成長率 13.38%
株価収益率(PER) 17.17
組入銘柄数 505
株価純資産倍率(PBR) 3.24
PERは17倍
利益の成長率は13%を超えていますから、アメリカの企業は今後も成長を続けるのでしょう。PERは17倍ですから、標準と言われている15倍よりもかなり高いレベルにあります。しかし、利益が今後とも増加していくのであれば、それを見込んでの17倍ということになりますから、2年後には15倍程度になっているでしょう。したがって、2年後の時点では適度なPERということになります。
S&P500は505?
組入銘柄数は500ではなく、505になっています。その理由は、グーグルの会社であるアルファベットのような企業は、複数種類の株を発行しているので、銘柄は505ですが、企業数は500ということになります。
PBRは3.24
PBRは3.24です。トヨタ自動車のPBRは現在、1.02ですから、それと比較するとかなり高いということになります。というか、トヨタ自動車が低すぎるのでしょう。ソニーは2.25倍です。
組入上位銘柄(2018年06月末時点)
アップル 3.94%
マイクロソフト 3.28%
アマゾン・ドット・コム 2.97%
フェイスブック クラスA 2.02%
バークシャー・ハサウェイ クラスB 1.56%
JPモルガン・チェース 1.54%
エクソン・モービル 1.52%
アルファベット クラスC 1.47%
アルファベット クラスA 1.46%
ジョンソン&ジョンソン 1.41%
IT企業が多い
IT企業が多いですが、それ以外には、投資会社のバークシャー・ハサウェイ、金融のJPモルガン・チェース、エネルギーのエクソン・モービル、医療のジョンソン&ジョンソンが入っています。日本に比べると、IT企業が圧倒的に多いことが分かります。