2018年の資金流入額上位のファンドと「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」上位の比較

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資金流入額上位のファンド

朝日新聞2019年1月19日版に2018年の資金流入額トップ5のファンドが載っています。結論から言うと、私はアクティブファンドに関心がないのですが、今どのようなファンドに人気が集まっているかを見てみたいと思います。各ファンドの目的等を目論見書等から掲載します。グラフでは、一番右側に投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」で人気のあった上位2銘柄のコストも載せてあります。このコストのグラフを見てしまうと、アクティブファンドへの関心がなくなります。

順位 純資産流入額上位 購入時手数料 運用管理費用(信託報酬)等 2018年1~12月 資金流入額(億円)
1 モビリティ・イノベーション・ファンド 3.24% 1.7658% 2,936
2 日興FW・日本債権ファンド 0% 0.1500% 2,344
3 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド 3.24% 1.8264% 2,230
4 ひふみプラス 3.24% 1.0638% 2,171
5 グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型) 3.78% 2.0008% 1,984
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」上位 購入時手数料 運用管理費用(信託報酬)等 純資産総額(億円)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0% 0.11772% 323
ニッセイ外国株式インデックスファンド 0% 0.11772% 963

第1位 モビリティ・イノベーション・ファンド

マザーファンド受益証券への投資を通じて、主として、日本を含む世界の金融商品取引所等に上場している自動車関連企業の株式に投資することで、信託財産の中長期的な成長を目指します。

第2位 日興FW・日本債権ファンド

投資信託への投資を通じて、主として日本の公社債等に投資し、信託財産の中長期的な成長を目指します。

第3位 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド

投資信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。

ファンドの特色:世界の次世代通信関連企業※の株式に投資を行います。

※ファンドにおいて「次世代通信関連企業」とは、通信技術の発展によって業績面で恩恵を受けることが期待される企業を
いいます。

第4位 ひふみプラス

「ひふみプラス」は、受益者の長期的な資産形成に貢献するために、円貨での信託財産の長期的な成長を図ることを目的として、ひふみ投信マザーファンドの受益証券を通じて国内外の株式に投資することにより積極運用を行ないます。

第5位 グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)

主として、日本を含む世界各国の金融商品取引所に上場されているロボティクス関連企業の株式に投資を行ない、中長期的な信託財産の成長をめざして運用を行ないます。

上記のうち、第2位の日興FW・日本債権ファンドは、株式でなく債権のファンドなので、購入時手数料、運用管理費用(信託報酬)が低くなっています。それ以外の銘柄は、コストが高く、また高いコストに見合ったリターンが保証されているわけでは有りませんので、私の投資対象銘柄からは、外れています。このような人気のあるアクティブファンドが、その後どのようなリターンを実現するのかについては、今後確認しようと思います。