私の運用実績2019年5月 評価益は新宿区山吹町の71㎡新築マンション又は高級車17台分

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先月より1100万円減少

評価額は先月に比べて1100万円の減少です。

2010年に資産運用をスタート

2010年に資産運用をすこしずつ始めました。最初は外貨MMFを1200万円購入しただけでした。2011年に東日本大震災が発生し、ヘッジファンドなどの投機筋が円高を仕掛けたため、500万円以上の評価損が発生しました。しかし損切などはしませんから、保有し続けるうちに運用益がプラスに転換しました。

最初は外貨MMFを購入

2012年までに外貨MMFを2800万円に増やしました。私は、過去20年間の外貨MMFの利回りを調べた結果、長期で保有するなら外貨MMFも悪くないと思ったので、少しずつ増やしたわけです。

従業員持株会の株式は全額1306に変換

一方で、この頃に従業員持株会で増やしていた個別株式の値段が上がったので、全額を2600万円で売却して、それを原資にして1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)を購入しました。その直後に日銀の異次元緩和が起きました。2013年には日銀総裁が黒田氏に交代して、異次元緩和金融政策が正式にスタートしました。

2015年にS&P500ETFを購入するもチャイナショックで急落

2015年の初めにSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)を3000万円購入しました。2015年の夏にチャイナショックが発生して、評価額が短期間で3000万円急落しました。その後世界の株式相場が持ち直しました。

現在は調整期間かも

2017年秋にはスピード違反になるほど急上昇したので、現在調整期間に入ったのかも知れません。

インデックスファンドは倒産の恐れなし

この9年間を振り返ってみると、2~3年に1回は調整が発生しています。今回は、回復するまでに時間がかかっていますが、大事なことはじたばたしないことです。株式用語に「損切」がありますが、それは個別株式に関しての言葉で、インデックスファンドを長期で運用する場合には、損切りしてはいけないと思います。個別株式は、その会社が倒産すればゼロになりますが、数百社、数千社に分散投資するETFの場合には、倒産する恐れがありませんから、保有し続ければ良いのです。

円高で2割損しても配当10年分

通常、10年保有し続ければ必ず元本を回復するはずです。また、外貨ETFの場合、円高が2割進むことは考えられますが、配当は2%程度ですから、10年で20%になります。20%あれば、多少の為替損の穴埋めはできると思います。しかも、これらのことがすべて重なって発生することは考えにくいので、そこまで心配する必要はないはずです。

9年間で8割増加

現に私は、現在までの9年間で評価額が、8割程度まで増加しています。評価損は実際に発生した損ではありません。売らなければ実損は発生しません。かつて、フィデリティーが調査した結果によると、株式運用で最も良い成績を実現した人は、自分のポートフォリオを忘れてしまった人だそうです。何も考えずに、忘れてしまうことがインデックスファンドによる資産運用の秘訣のようです。