借金を減らし緊急時のためのお金を備えるコツ 3

<昨日からの続き>

新年のためのお金に関するコツ:2021年に借金を減らして緊急時のための資金を貯める21の方法

▶ 中古車を買う

毎月の請求を引き下げる方法の一つは自動車の支払いを縮小することだと、パランボは言います。それは、新車を購入することを避けることで、新車は1年後に20%から30%価値が無くなりますし、あるいは現在のリース期間が終了したら新規リースに更新するような車のリースをしないことです。中古車を買うのがより良い方法だとパランボは言います。「2、3年の中古車を買い低利の融資を検討するのです。」と彼は言います。

借金を払うコツ

▶クレジットカードに『警戒レベル』を設定する

数年前、ラサスは顧客にクレジットカード添付用のステッカーを配ったのですが、そこには『警告:あなたの財産にとって有害かも知れない。』と書いてありました。クレジット・カードのリスクを前面に押し出しておくことが、支出をコントロールする最善の方法だ、と彼女は言います。「クレジットカードで買う前に考えるのだ」とラサスは言います。

▶予算を破産させる支出を避ける

借金を減らせば経費をコントロールするのに役立ちます。しかし支出の基準となる予算がなければ、消費衝動をコントロールすることはできません。予算を作るのです。そして、『経費を制御して貯蓄を増やすための機会があるかどうかを確認』できるように、それを数か月ごとにモニターするのです。

▶借金支払いを優先する

借金を減らす唯一の方法は、現在の借金を返済することです。「借金を返済する計画を立てなさい。」とスターデカーは言います。高利のクレジット・カードの借金を返済することは、やることリストのトップにすべきです。一つの戦略は、最高の金利の借金を最初に返済することだと、スターデッカ―は勧めます。こうすれば金利支払いを減らせるでしょう。「それを返済したら、次に費用の高い借金に移るのだ」と彼は言います。もう一つの戦略は、もっとも少額の借金を最初に返済して、達成感を得ることで、他の借金を片付けようと言うやる気を引き出すのです。

▶借金を集約する

もし毎月、様々なクレジットカード、他のローンや借金を返済をしているのなら、すべての借金を毎月の支払の安い一つのローンに集約する方が良いかも知れない。借金集約ローンは、他の借金借り入れコストよりも安い金利であることがよくある。数多くの借金を唯一の支払いにまとめれば利子を節約し、他の借金支払いに毎月回せる追加のキャッシュフローを手に入れることにもなる。

▶0%クレジットカードを利用する

ウォレットハブ社によれば、クレジットカードの平均金利は18%で、初期0%クレジットカード・オファーを利用することによって、利子のお金を減らすことができるかも知れないと、プルエムは言います。「こうすれば支払いが元金と利子ではなく、元金(あるいは借金額)になる」とプルエムは言います。クレジットカードの借金を2000ドルとしましょう。金利18%なら、一年の利子は360ドルです。12か月間0%なら、支払う利子は0ドルです。

▶2021年借金なし区域を指定する

「2021年は新たな借金を避ける」ことを決心することだ、とパルコ(ペンションド・アメリカンズ・リタイヤメント社)の共同設立者ジョン・マンシアは言います。もし今年、新規借金を背負うことなく、既存の借金を返済すれば、借金は減ります。「収入の範囲内で生活することに集中すれば、基本的に『出血を止める』ことになるでしょう。」とマンシアは言います。

▶副業を始める

借金を減らす方法のひとつには、もっとお金を稼ぎ、しつこい請求をやっつけるために追加のお金を使うことがあります。ギグエコノミー(非正規雇用が企業から単発または短期の仕事を請け負う労働環境)に参加するのです。食品を配達する、自宅を貸す、ライド‐シェア企業に参加する。「2021年はサイドビジネスの開拓開始の年になるかもしれない」とハワードは言います。「多様化が金融業界では専門的流行語になっています。収入の多様化」が多様性のもう一つの形態だ」と付け加えます。

以上が拙訳でした。この記事の中で、日本とは状況が違う項目があります。それは、自動車とコンビニエンスストアです。

自動車をやめてタクシーにする

アメリカは自動車社会ですから、よほどの都会に住まない限り車は必須でしょう。しかし、日本のかなり人にとって、自動車が本当に必要かどうかを考えるべきでしょう。都会において、自動車は本当に必要でしょうか。この都会という概念は、東京23区だけでなく東京の多摩、神奈川、千葉、埼玉の人口密集地域、あるいは同様な全国の地域も含まれます。自動車が無くても、タクシーで十分に移動が可能な地域がたくさんあります。自動車を維持して、しょっちゅうドライブすれば、ガソリン代、高速料金だけでなく、外食代、お土産代もかかります。1年100万円かかるとすれば、タクシー一回の利用料金を3000円とすると、毎日タクシーを利用しても年間の経費は自動車と同じになります。

コンビニはやめる

コンビニの価格はスーパーマーケットよりもかなり高いので、できるだけ利用しない方が、お金は貯まります。

自動車とコンビニを使わなければ10年で1000万円、将来8000万円増加

自動車を持たず、コンビニを利用しなければ、株式ETFやインデックスファンドに投資できるお金を確保できますから、10年で1000万円くらい貯まります。それを30年間運用すれば年利7.2%で8000万円になります。