ミリオンネア・ティーチャーの一章を読む

他の人はどうやって貯蓄する資金を確保しているのでしょうか。

どんぶり勘定

私は家計簿もつけていませんし、ひと月どのくらい支出しているのかも知りません。給与・年金の振込口座の残額が多くなると貯蓄し、少なくなるとETFを売却して生活費に充てています。

ぎすぎすし過ぎない

あんまり緻密に予算管理をし過ぎると、家庭内がぎすぎすします。サラリーマン時代はできるだけ、給与天引きによる財形貯蓄を利用し、ボーナス時には、余裕資金で一時払い養老保険などを購入していました。

ミリオネア・ティーチャー

アメリカの一女性の経験をビジネスインサイダー2020年12月13日の記事で勉強してみましょう。以下は拙訳です。

『ミリオネア・ティーチャー』の一章を読んだおかげで15,000ドル節約でき、身分不相応な生活をやめることができました

  • 2017年、私はフリーランス・ライターとパート・タイムのバーテンダーとして働いていて大した貯蓄は全くしていませんでした。
  • しかし、アンドリュー・ハランの『ミリオネア・ティーチャー』を読み始めて、ひらめきの瞬間があったのです:私は身分不相応な生活をしている
  • この本が教えてくれたことは、私が貯蓄を罰として扱い、代わりに消費を、もてなしとしていたことです。
  • もしできることをするだけでも、快適な老後を過ごせるかもしれないと気が付いて、やり方を変えたのです。

2017年初め、金銭的にとても生津待っていると感じました。運よく父親から金銭管理の良い習慣を学んではいましたが、お金に関しての教養を身に着けたいし、自分自洗で決定し始めることができる年齢に達していました。

財産に関する9の規則

そこで私は、アンドリュー・ハラムの『ミリオネア・ティーチャー』を読みましたが、そこにあった「学校で学んでおくべきだった財産に関する9の規則」は、私の頭に開いてくれたドアのようなもので、以前私を混乱させていた考えに、ようやく灯りをともしてくれたのです。

私が学んだ最初の大きな教訓は?私の消費は制御がきいていなかったということです。

『ミリオネア・ティーチャー』を読んで、身分不相応な生活をしていることが分かりました。

収入を超えた生活

『ミリオネア・ティーチャー』の最初の章には、ハラムが裕福な家庭の息子を教えた経験を描いています。両親は6桁の上の方の収入(5千万円以上)があり、25万ドル(2,500万円)の自動車に乗っていましたが、ハラムが受け取った毎週150ドル(15,000円)の小切手は時々不渡りになりました。この家族は収入の範囲を超えて生活していて、そのライフスタイルをできる余裕がないことに、ハラムは気が付いたのですが、それが私の心の琴線に触れたのです。

年収300万円

私は年収30,000ドル(300万円ですから、ハラムの話の家族とは雲泥の差です)ちょっとしか稼いでいませんでしたが、お金について同じ誤りを犯していたのです。まかなえる余裕のないライフスタイルをし身の回り品に、給与の全額を消費していたのです。しかし「ミリオネア・ティーチャーのちょっとした助けを得て、私はやり方を変えることができました。

まず初めに、どのようにして私の支出は制御不能になってしまい、どのようにして「ミリオネア・ティーチャー」は私の眼を開かせてくれたのでしょうか。

レイオフ

2015年、私は夢だった執筆の仕事をレイオフされました。2年経ってもフリーランスのライターとパート・タイムのバーテンダーとして、金銭面の安定を確保するのに苦労していました。貯蓄するための余分な収入はないと自分に行っていましたが、ハラムの夕行くな家族についての話を読んで、突然ひらめいたのです。

分かっちゃいるけど・・・

私は気分が落ち込んで、お金の心配をしている時はいつでも、貯蓄をしていないなと分かっていました。お金を使っていたのです。ちょっとした服や装飾用小間物をあちらこちらで狂ったように買って、袋や箱を開けずに積み重ねたのですが、それで罪悪感を感じるだけでした。別の時には、冷蔵庫に完全に素晴らしい食品が入っているにもかかわらず、レストランから注文したり、メトロカードを補充したばかりなのにバーテンダーのシフトを終えて車で帰ってくるなど、『ごちそう』で気分転換していたのです。

ミリオネア・ティーチャーの第1章

ごちそうは、それをするに相応しいもののように支出し、一方で貯蓄(特に老後のための)は罰のように感じていたのです。つまり私の考えは完全に逆でしたが、ミリオネア・ティーチャー」の第1章を読んだおかげで、やっとそこから抜け出しました。

老後も含めて、自分のゴールのために貯蓄する方法がようよく分かり始めたのです。

ハラムの言葉は、今、あるいは将来、お金の管理をしなくてもやって行けると言うことなのでは必ずしもはありません。収入に合わせた習慣を取り戻せば、お金を管理せずにやって行けるということです。

貯蓄が難しい買った原因の大部分は、老後の間持ちこたえられる十分なお金を貯蓄できると想像できなかったからで、だからやろうとしなかったのです。しかしハラムは4%ルールという考えを提示し、それで私の目が開かれました。

彼の説明によると、もし賢く運用して、老後、毎年投資価値の4%だけ引き出せば、そのお金は増え続けるのです。投資した以上の金額を引き出すことができ、それでもまだたくさん残るのですから、私にとって驚きの情報でした。突然、老後のための貯蓄目標が―そしてほかの目標も―非常に実行可能に思え、自分のやる気なさを払拭してくれて行動できたのです。

ハラムのアドバイスは「裕福になれるように使え」ということで、それこそ私の始めたことです。

私は直ぐに消費とライフスタイルを変えました

オンラインショッピングの習慣を抑制し、買い物をすべて記録するお金日記を始め、家に帰るタクシーと外食を週1回に制限しました。また、自動総括機能の付いたエイコーン投資勘定(このアプリは、私の買い物費用を総括し「余分なお金」を投資勘定に預金する)を開設し、自動総括してくれて毎月50ドルを繰り返し引き出すことになっていますが、これは貯蓄をするための入門段階になるだろうと考えています。

収入が増えても使わなくなった

最も重要なことは、バーデンダーのシフトをより多く入れ始め、手取り収入が少し上がり始めたにもかかわらず、それに反映した消費を許さなかったことです。

自炊、無料のサービスを利用

低コストや無料の行動を探し求め、買い物セラピーで自分の気持ちをよくさせることに舞い戻らないように挑戦しました。自炊を始め、近所を徒歩で探索し、図書館で本をチェックし、ジムのメンバーシップで払う経費に含まれるトレーニング教室に参加し、タスク管理のノート術に身を入れました。

これは私の人生の中で信じられないほど地味な時間でしたが、より自然なものに感じられ始めました。

ハラムのアドバイスに沿って生活を続けてきたので、数千ドルを貯蓄できました。

収入は減ったが貯蓄は増えた

結局、ハラムが描いた私の将来像を一度見てしまうと、それを見ないではいられませんでした。私がいま歩んでいる道を続ければ、収入がいくらであろうが関係ないことが分かりました。1年3万ドル稼ごうが、30万ドル稼ごうが、入ってきたとたんに使い方を見つければ、1ドル浪費するごとに素敵な老後の夢は遠ざかっていきます。

欲しいものと必要なものの違い

最近あまりたくさんお金を稼がなくなりましたが、使う以上に貯蓄していて精神的にも金銭的にも健康上の違いは大きい。ハラムのアドバイスのおかげで2017年から1万5千ドル以上ためてきて老後勘定は毎年最高額になっています。私はやっと必要なものと欲しいものの違いが分かってきていて、欲しいものを完全に否定することはできませんが、現在と同様に将来も優先するライフスタイルのバランスをとっています。