住宅所有者とインフレ

インフレ時の不動産所有

インフレの時には株式と不動産を持っているのが有利だと言われています。しかし、日本では土地の評価額が上がれば固定資産税は上昇します。また土地を相続する場合には相続税が増えます。1990年頃の土地バブルの頃に高額の土地を相続した人の中には、その後の相続税を支払えなくて苦労した人がたくさんいました。

アメリカでも、インフレによって税金や損害保険料が上がることに警鐘を鳴らしている専門家がいます。USA TODAYの2022年5月31日の記事で、アメリカのインフレ事情を見てみましょう。

日常生活におけるお金:インフレーションは自宅保有者の税金や保険にどのような悪影響をもたらすか

現在のように消費者物価指数が高騰しているときには、住宅価格が歴史的に見て上昇する傾向にあります。過去1年間をざっと見ると、アメリカのインフレ率は8.3%上昇し、住宅価格は多くの市場で20%以上急騰しました。それどころか、住宅費用はインフレ率に影響を及ぼす主な要素なのです。

しかし、物価上昇とインフレは、あらゆる面で住宅保有者に利益をもたらすことはありません。税と保険に関して住宅保有者が留意しなければいけない注意事項を以下に述べます。

インフレになると再び課税されることもありえます。主な住居を売却した住宅保有者は、独身なら最高25万ドルを控除でき、既婚なら合計で50万ドル控除できます。控除は、1997年納税者救済法が適用された金額です。もし利益全額を控除可能な場合、国税庁によれば、フォーム1099-Sを受領しない限り、税還付の際に取引の申告は不要です。もし利益全額を控除できなければ、取引を申告しなければなりません。

住宅の価値が増加してますか?そうだとすると、現座の保険では十分でないかもしれません。アメリカ財産損害保険協会の家計保険部長補佐のカレン・コリンズは、「今夏にの著しいインフレの間、補償の金額とタイプが適切であるかどうかを確実にしなければいけません」と、声明の中で述べています。このことは特に、家の改修を完了した人に当てはまります。「しかし、残念なことに、我々の調査では、多くの個人が適切な準備をしていないかもしれないということが分かっています。」

以上が拙訳でした。日本と違って、アメリカは改修すると家の価値が上がるようで、売却する場合には改修をした方が良さそうです。日本でも、模様替えによって資産価値が上昇する傾向も、一部にはみられるようになりました。USA TODAYの2022年6月1日の記事を勉強しましょう。

家を売却する前に、改修したいですか?価値を最も高めそうな5つの企画があります

アメリカの住宅価格の中央値は過去最高となり、前年比20.9%上昇して344,141ドルになりました。金利が上昇したにもかかわらず、在庫が少なく購買者の需要が強いために、価格はなお上昇が予想されています。価格が高くなっても、自分の住宅の価値を増加させるために、いくつか改修することは可能です。

住宅購入者が何を求めているかを知ることによって、自分の家を正しく改良することに焦点を合わせることができます。予算をかけ過ぎずに、投資によって最高のリターンを売ることのできる家の修繕を以下に5つ述べます。

1.キッチンの模様替え

全国住宅産業協会によれば、住宅購入者の半分以上(57%)が、花崗岩か自然石の調理台を好み、ほぼ5人に1人(21%)が石英か人工石を求めています。ラミネートを好むのは8%だけです。キッチンでそれ以外に最も好まれる特徴は、ダブルのキッチン・シンク(81%)、ウォーク・イン貯蔵室(81%)、省エネルギーのエネルギー・スター高評価の電気製品(81%)です。キャビネットは白(32%)、ミディアム・ブラウン(26%)を、住宅購買者が好みます。黒のキャビネットは最低の5%でした。

キッチンは家の価値を最も高める場所の一つです。キッチンを完全に改修する必要はなく、小さな改善が最高のリターンをもたらすことはよくあることです。ペンキ塗り、調理台の交換、電気製品のアップ・グレードは投資利益率が最高で87%です。

2.照明と風景

第一印象が重要です。新しい植物、植物のマルチ、庭床の縁を整備することで、購入者と鑑定人双方に良い影響を与えることができます。歩道の縁石に投資するのが最高のリターンをもたらします。屋外照明は住宅で最も望まれる特徴の一つで、必須あるいは望ましいと言うのが87%の点数になっています。それ以外の屋外の特徴は、パティオ(82%)、玄関先(81%)です。

3.自宅オフィス

ホームライト社調査によれば、上位60%の不動産仲介業者は、購買者の最優先事項は自宅オフィスだと言います。パンデミックのために自宅で仕事をする人が多いので、自宅オフィスの場所を作ったり、現在の場所を変えることは利益を生みます。

4.開放レイアウト

全国住宅産業協会の研究では、購買者は開放レイアウトを好みます。実際、85%がダイニングとキッチンの間、79%が今とキッチンの間、居間とダイニングの間の開放アレンジを望んでいます。

5.塗って間もないペンキ

屋外屋内両方のペンキが塗って間もないと、表面が古くても新しく見えます。塵や汚れを高圧洗浄しても、大きな効果があります。屋外作業の投資利益率は129%です。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。