VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF:2022年4月(人気第4位銘柄)

日本人に人気

VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETFは、全世界に投資していて、日本人にとても人気のある銘柄です。VTは株式ETFですが、ETFではなく、低コストのインデックスファンドも販売されています。

低コストインデックスファンド

日本では「楽天・全世界株式インデックスファンド」「SBI・V・全世界株式インデックスファンド」も販売されています。この2銘柄は、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を通じて約8,800銘柄に投資します。若い人で、まとまったお金がなく、コツコツと積み立てようとする人には魅力的な銘柄です。全世界に投資する投資信託としては、その他にも「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」がありますが、これはVTを通じていません。

年初来チャート

下のグラフは2022年の年初来チャートです。3月8日にに93.80ドルまで下がりましたが、その後回復し、再び下がり気味です。

VTデータの翻訳

世界最大級の資産運用会社であるバンガード社の日本法人(バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社)が2021年2月28日をもって廃業しました。その結果、日本語版のETFの商品説明をやめてしまったので、英語版を日本語に翻訳してその内容を確認します。

製品概要

外国株と米国株の両方に投資します。
FTSEグローバルオールキャップインデックスのパフォーマンスを追跡しようとします。これは、先進国市場とまだ発展途上の市場の両方をカバーしています。
成長の可能性は高いですが、リスクも高いです。 株価は、米国や国際的な株式ファンドよりも上下に変動する可能性があります。
長期的な目標にのみ適しています。

ETFのデータ

  • 資産クラス:国際/グローバルストック
  • カテゴリー:ワールドストック
  • IOVティッカーシンボル:VT.IV
  • 経費率:2022年2月25日現在 0.07% ⇒ 2月までは0.08%でしたから0.01%値下げしました。
  • CUSIP:922042742
  • ETFアドバイザー:バンガードエクイティインデックスグループ

価格と利回り

  • 市場価格:2022年4月12日現在  $98.36
  • NAV:2022年4月12日現在    $98.27
  • プレミアム/ディスカウント:0.10ドル

リスクの可能性

リスクレベル4

中程度から積極的なファンド

中程度から積極的と分類されるバンガード ファンドは、幅広く分散されていますが、実質的にすべての資産を普通株で保有しているため、株価の大きな変動の影響を受けます。 これらのファンドは、長期的な投資期間 (10 年以上) を持つ投資家に適している可能性があります。

パフォーマンス 平均年間収益 2022年3月31日現在

⇒ 1年間のパフォーマンスが6%台まで下がりました。

1年間 3年間 5年間 10年間 2008年6月24日設定以来
トータルワールドストックETF 6.12% 13.70% 11.58% 10.20% 7.57%
Spliced Total World Stock Index(ベンチマーク) 6.68% 13.89% 11.73% 10.32% 7.64%

10,000ドルの仮想成長 2022年3月31日現在

⇒ 10年前に1万ドル投資していたら、26,418.05ドルに増えていたことになります。

ポートフォリオ構成 地域割合 2022年2月28日現在

特徴 2022年2月28日現在

  • 純資産総額:339億ドル
  • 株式数:9389
  • 上位10銘柄の割合:15.1%

月末の保有銘柄 2022年2月28日現在

1.Apple Inc.               3.50%
2.Microsoft Corp.            3.10%
3.Alphabet Inc.             2.10%
4.Amazon.com Inc.           1.80%
5.Tesla Inc.             1.00%
6.Berkshire Hathaway Inc.     0.80%
7.NVIDIA Corp.         0.80%
8.台湾積体電路株式会社     0.70%
9.Meta Platforms Inc.       0.70%
10.UnitedHealth Group Inc.    0.60%


世界に目を向けた時に、株式だけでなく、幸福度のランキングも見てみましょう。CNNの2022年3月21日の記事です。


(CNN) 国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)がまとめた2022年版の世界幸福度ランキングで、フィンランドが5年連続で1位になった。

幸福度ランキングの発表は今年で10年目。世論調査機関のギャラップが世界約150カ国で実施した調査に基づいている。ランキングはフィンランドをはじめ、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、アイスランドなど北欧の国が上位を占めた。

カナダは15位、米国は16位、英国は17位。日本は54位だった。

ランキングは健康寿命、1人当たりGDP(国内総生産)、困った時の社会的支援、汚職の少なさと社会的信頼の高さ、人々が助け合う地域社会の寛容性、人生で大切なことを決める際の自由度に基づいている。

今回の調査はロシア軍のウクライナ侵攻前に実施された。幸福度ランキングはウクライナが98位、ロシアが80位だった。

最下位の146位はアフガニスタンだった。「戦争が多くの被害者に与えた物質的、非物質的被害を改めて思い起こさせる」と報告書は指摘している。

ランキング上位10カ国は以下の通り。

1位.フィンランド

2位.デンマーク

3位.アイスランド

4位.スイス

5位.オランダ

6位.ルクセンブルク

7位.スウェーデン

8位.ノルウェー

9位.イスラエル

10位.ニュージーランド