夫婦の運用実績 2024年7月

私と連れ合いの合計金融資産は、6月にピークを付けましたが、7月は下がりました。さらに8月1~2にも下がりました。

今後どうなるのでしょうか?

このグラフを見ていると4億円蔵まで下がっても不思議ではありません。その場合、20%、つまり、1億円減少することになります。

さあ、そこで私と連れ合いはどうするのが良いでしょうか?

結論から言うと、いつも通り、このまま呆然として何もしないでしょう。

2020年の新型コロナウイルスの時も、1か月で3割くらい急落しましたが、連れ合いは少し買い増しましたが、私は何もできませんでした。

昨年7月に手持ちのUSMMFでVOOを買ってしまって、私のUSMMFの現在残高は150万円しかありません。

総理大臣、財務大臣、財務官、日本銀行総裁と同様に、注意深く見るしかありません。

株の急落にどう対処しようかと考えているのは日本人だけでなく、アメリカ人も同様でしょう。

日経新聞2024年8月3日によると、「著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが2024年4〜6月期に米アップル株の保有株式数を半減させたことが3日わかった。同株の売却は3四半期連続。バフェット氏がかつてバークシャーが保有する財産の一つと評したアップル株の保有半減は、同社への認識の変化を示唆する」そうです。

2024年8月2日のUSA TODAYの記事を読みましょう。

S&P 500, Dow, Nasdaq end sharply lower as weak jobs report triggers recession fears


弱い雇用統計が景気後退懸念を誘発し、S&P500、ダウ、ナスダックは大幅安で終了

金曜日に発表された米雇用統計が意外なほど低調だったため、景気後退への懸念が高まり、投資家は株を手放し、安全資産である債券に目を向けた。

国債価格は急騰し、利回りは数ヶ月ぶりの低水準となった。

金曜日に発表された米雇用統計では、7月の雇用者数の伸びが予想以上に鈍化し、失業率は4.3%に上昇した。

アマゾンとインテルの業績下方修正、木曜日の予想を下回る米工場稼働率調査、6月の17.9万人から7月の11.4万人へと雇用が伸び悩んだ米非農業部門雇用者数に加え、市場はすでに動揺していた。

連邦準備制度理事会(FRB)は今週、金利据え置きを決定したばかりである。

「バージニア州リッチモンドにあるハリス・ファイナンシャル・グループのマネージング・パートナー、ジェイミー・コックス氏は、「雇用統計は、連邦準備制度理事会(FRB)が今週FF金利を引き下げなかったことで政策ミスを犯したという、実質的な更なる前進を示唆している。」

「FRBが9月の利下げについて疑念を払拭するため、リスクバランスに関する会合間コミュニケーションを変更する可能性は大いにある。」

ナスダック総合指数は417.98ポイント(2.43%)安の16,776.16。同指数は7月終値の高値から10%以上下落し、経済が低迷する中、割高なバリュエーションに対する懸念が高まり、調整局面にあることが確認された。

ダウ平均は610.71ポイント(1.51%)下落の39,737.26、S&P500は100.12ポイント下落した。

FRBは積極的な利下げを迫られる可能性

FRBは基準金利を23年ぶりの高水準となる5.25%~5.50%に1年間据え置いたが、世界で最も影響力のある中央銀行が金融政策を長らく引き締めすぎたため、景気後退のリスクが高まったと考えるアナリストもいる。

金曜の金融市場は、すでに9月からの利下げが予想されていたFRBが、景気後退に備え来月50ベーシスポイントの大幅利下げを実施する可能性を70%と予想した。

ミネアポリスのアリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア・インベストメント・ストラテジスト、チャーリー・リプリー氏は「雇用統計は、この経済がかなり早く転換する可能性があるという警告信号を点滅させた。

「結局のところ、今日の雇用統計は、次回会合で25ベーシスポイント以上の政策引き下げを行うことを委員会に促すはずだ。」

ハイテクを捨て、安全な避難先を買う

米チップメーカー、インテルの株価は11年ぶりの安値まで急落し、26%超の下落で終えた。

人工知能チップメーカーのエヌビディアは1.8%下落した。

2023年1月以来700%以上上昇したエヌビディアは、多くの資産運用会社がこの単一銘柄の運勢に過大なエクスポージャーを持つことになった。

セーフヘイブン買いが全開となり、国債、金、通貨が伝統的に上昇した。これらは、市場が混乱している間でも価値を維持する可能性が高いと見られている資産である。

ベンチマークの米10年債利回りは18ベーシスポイント低下の3.798%。

年債利回りは通常、金利予想と歩調を合わせて動くが、28.5ベーシスポイント低下し、3.8798%となった。

原油価格は成長懸念から打撃を受け、世界のブレント先物は2.71ドル(3.41%)安の1バレル76.81ドルに落ち着いた。米国のウエスト・テキサス・インターミディエイト原油先物は2.79ドル(3.66%)安の73.52ドルで引けた。