投資に対する不安と対応策11

◎今日のテーマ:投資に対する不安と対応策11

昨日に続いて、今日は6番目の不安への対策の続きです。

⑥ 投資のことを誰に相談してよいか分からない。5

新聞、雑誌、テレビ・ラジオ、書籍について語り、最後に、インターネットについて述べます。インターネットの情報には次の3種類があります。

  • ETF、インデックスファンドなどの目論見書、月次レポートなど
  • SBI証券、野村證券、モーニングスター、日経新聞、日本銀行などの記事、データ集等
  • 山崎元氏、豊島逸夫氏、藤巻健史氏、ロイターなどのコラム

 

  • ETFやインデックスファンドなどの目論見書、月次レポートなど

重要ですので、時々ブログのグラフのデータとして使うようにしています。しかし、半年以上見ないこともあって、知らない間に運用管理費用(信託報酬)が下がっていたり、純資産額が増えていたりすることがあります。ところで、月次レポートなどについて、トータルリターンの表示方法、期間、用語が日米間、企業間で統一されていなかったり、コストが最後のページの方に小さい字で書かれていたりして、どう見ても顧客本位とは言えません。酒造メーカーは、アルコール度数や商品の特徴を同じ場所に分かりやすく書いてあります。小さな八百屋さんでも昔は表示されなかった産地を表示しています。証券業界にもぜひ改善してほしいと思います。

  • 証券会社、公的機関のデータ、記事

時代に遅れないようにできるだけ読むようにしています。個人投資家の日々の行動にとって役に立つ記事はあまり見当たらないように思いますが、広く経済や世界の動向に注意が向くというていう意味で毎日読んでいます。

  • 山崎元氏、豊島逸夫氏、藤巻健史氏、ロイターなどのコラム氏、ロイターなどのコラム

毎回見ています。山崎氏の楽天のコラムは、十数年にわたって掲載されていて、個人投資家にとって役立つ示唆が度々あります。山崎氏の発言は過激表現を使ってありますが、一般の個人投資家の立場に立って判断することを徹底しているので、非常に良心的です。投資家ファーストの立場を貫いている結果、経済新聞や広告の載っている雑誌から敬遠されているのか、新聞・雑誌の露出は余りありません。豊島逸夫氏のコラムは、為替、株式、金(きん)の相場について解説してくれるので、勉強になります。ただし、金(きん)については、コラムを掲載している会社の関連商品なので、距離を置いて受け止めた方が良いと思います。藤巻健史氏は参議院議員ですが過激な発言で有名です。コラムは、面白いので毎回楽しんで読んでいますが、発言のマグニチュードと地震の強さに留意して、それぞれの読者が咀嚼・吸収することが賢明だと思います。