私の2018年10月までの運用実績:評価益は90%です。

◎今日のグラフ:私の2018年10月までの運用実績の評価益は90%です。

過去最高益から、一転、高級車4台分消滅

運用実績は、一番右の方で垂直の線のように見えますが、わずかに斜めになっています。2018年9月に急上昇して、10月に急下降しました。先月は、過去最高になって喜んでいましたが、今月は急落して、少しがっかりです。先月の評価益は高級車18台で、今月は14台ですから、4台分減少しました。しかし、引き出して、何かを買うわけでもありませんし、特に生活が変わるわけでは有りません。年末までに、ある程度持ち直すのでしょうか。

長期で見ると順調に上昇

冷静に、このグラフを見ると、2010年のスタート時点からは、かなり上昇しましたので、いつ売っても相当の利益を確定させることができます。Buy and Holdを続けるだけです。

◎今日のグラフ:個別株式の取引をしない理由

金融資産の9割以上が株式投資信託

私は、金融資産の9割以上を株式のETFと投信で運用していますが、個別株式は保有していません。

ETFは最低コスト

2001年に、1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)が発売された時には、資産分散が図られた良い金融商品が出たと思いました。もし、このETFがなければ、複数の個別株式で資産運用をしていたかもしれませんが、ETFが利用可能なのに、わざわざ個別株式を利用する必要性はありません。ETFは、投資信託の中で最も低コストです。

個別株式の価格変動は予測不能

個別株式の変動は、その会社の中にいる人でさえ予測不可能なのですから、外部の人間が新聞などを読んでも正しく予測できるわけはありません。

富士銀行の株価変動

私は、かつて、富士銀行(現みずほ銀行の前身)に身を寄せていたことがありました。これは1989年のバブルの数年前のことです。ある時、株価がどんどん上がった時期がありました。少し前の数倍の800円にもなったので、もうこれ以上は上がりそうもない、と行内でうわさされていました。

増資の通達

その時に大蔵省から、資本充実のお達しがあって、新株を発行しなければならなくなりました。社外の取引先にお願いしたところ、全額を引き受けてもらうことができました。もし、取引先に断られたら、行員がいやいや買わなければならないと思っていたので、行員はホッとしました。

更に株価上昇

ところが増資が完了すると、株価がどんどん上がって、1700円になったのです。

山一証券の自主廃業

現在は著名な経済評論家が、山一証券自主廃業の時に、発表される当日まで、自分の勤めている会社が無くなるとは思わなかったそうです。

ウォーレン・バフェット

ウォーレンバフェットも、個別企業の将来の株価は分からないと言っています。個別株式をやるのは、趣味として楽しいからするものであって、損益を考えれば、やる気は起きません。趣味にはお金と時間とエネルギーが必要です。私は、他のところで趣味を持ちますから、個別株式はしません。