◎今日のテーマ:ロボアドバイザー1
最近のロ度アドバイザーにデータを入力して診断結果を見ました。
1.野村證券:投資家タイプ診断
性別 ⇒男性
年齢 ⇒60代
中央と壁際のソファで、どちらを選ぶか ⇒壁際
食事はできるが雑音があるファミリーレストランと静かな図書館。勉強するならどちらですか。 ⇒静かな図書館
あなたがもし会社員の場合、出張の多い部署に配属になったらどう感じますか? ⇒ストレスを感じる
親から「自分磨きのために使いなさい」と100万円をもらいました。あなたならどうしますか? ⇒銀行預金をする
友人が深く悩んでいる様子です。心配するあなたは、友人にどう対応しますが? ⇒自分にできることは無いかと尋ねる
(以下は省略します。)
野村證券お勧めの資産配分は次のドーナッツ型グラフの通りです。私のポートフォリオは国内株式ETF3割、外国株式ETF6割、債券は内外ともゼロですから、随分と違う結果です。野村證券に比べると、次の松井証券の方が、考え方、リターン、リスク、コストを丁寧に説明してあるので、勉強になります。
お勧めの資産配分 | |
国内株式 | 16% |
国内債券 | 14% |
外国株式 | 25% |
外国債券 | 32% |
世界REIT | 14% |
2.松井証券:投信工房
年齢 ⇒ 63歳
資産運用の目的 ⇒ 老後に備えた資産形成
年収 ⇒ 300万円以上500万円未満
投資経験 ⇒ 10年以上
次の用語の中から、知っている用語の数 ⇒ 3個
もし、保有している資産が20%値下がりした場合、どのような対応を取りますか ⇒ そのまま保有し続ける
(以下省略)
お客様のポートフォリオ
松井証券:投信工房 | |
国内株式 | 11% |
先進国株式 | 15% |
新興国株式 | 8% |
国内債券 | 11% |
先進国債券 | 32% |
新興国債券 | 8% |
国内リート | 1% |
海外リート | 11% |
コモディティ | 3% |
リターン | 4.7% |
リスク | 11.0% |
信託報酬 | 0.3742% |
信託報酬が0.374%ですから、アクティブファンド中心の運用ではなくインデックスファンドをメインに運用しているのでしょう。しかし、低コストのETFを使えば、もっと安くできるはずです。
以下のコメントがあります。親切なコメントだと評価できます。
『分散投資(バランス型)』は、国内外の様々な資産を投資対象とすることでリスクを分散しています。株式・債券・リートなどへバランスよく投資することで、安定性よりも収益性を重視したポートフォリオです。
安全資産とリスク資産がほぼ半分ずつです。株式の中では、先進国の割合が少し高めに設定されています。米国を中心に先進国経済の成長率は日本より高く、先進国株式の方が上昇期待を持ちやすいと考えられます。債権に関しても先進国の比率が高めです。米国を初めとする先進国はマイナス金利政策の日本より金利の高い国が多く、先進国債券も国内債券より高めの利回りが期待できる一方、新興国よりは安定しているので債権の中では中リスク・中リターンと言えます。
全体の半分を安全資産に振り向けて大きな値崩れを回避するとともに、リスク資産の中では少しチャレンジして先進国株式も組入れるものの、高リスク・高リターンの新興国資産は抑えてバランスを取ろうとしている組み合わせです。