◎今日のテーマ:SPDR S&P/ASX 200 ETF(オーストラリアのETF)分配金
交付日 | 配当率(2018年1月16日~2019年4月19日) |
18/1/16 | 0.85% |
4/18 | 0.90% |
7/18 | 0.65% |
10/16 | 1.58% |
19/1/17 | 0.92% |
4/19 | 1.19% |
オーストラリアは州ごとに分配金の税率が異なる
野村證券から外国証券分配金支払いのお知らせが届きました。2019年4月の配当は、1株当たり3種類で以下の通りです。
0.0281686豪ドル
0.0549075豪ドル
0.6212809豪ドル
オーストラリアは、州によって税率が違っているのだそうです。
配当は年間4回
この銘柄は年間4回配当金があります。棒グラフの右4本の青は最近1年間、左のオレンジの棒グラフ2本は昨年分です。野村證券のデータは1年半しか保存していないので、半年分しかありません。
年間配当率は4.34%
最近1年間の配当率は4.34%なのでかなり高率です。こんなに高率ということは、逆に考えると株価が下がったのでしょうか。それを確認してみます。
トータルリターン
オーストラリアは、資源を中国に輸出しているので、チャイナショックの時に大きく落ち込み、昨年末も激しい落ち込みでしたが最近かなり持ち直してきました。配当率が高いのでトータルリターンも比較的良好です。
1年トータルリターン 8.35%
3年トータルリターン 10.23%
5年トータルリターン 7.45%
オーストラリアの魅力は成長と分散
オーストラリアは、広大な国土があり、人口ボーナスも期待できると思っています。更にコロンビア大学教授の伊藤隆俊が、今後の日本の膨大な国債残高が原因のハイパーインフレに備えて、海外の資産、通貨を分散して所有した方が良いというアドバイスを個人投資家にしているので購入しました。保有金額は少ないのですが、かってよかったと思っています。
経費、資産総額
経費率は0.19%ですから、比較的低いコストで保有できます。資産総額は37億ドル、1豪ドル78円とすると2900億円程度です。
ETFを買う基準
私は、ETFを購買する基準として、コストが安いことと純資産総額が大きいことと決めています。運営管理費用(信託報酬)は0.04%~1%としていますし、純資産総額は1兆円以上で設定していますが、オーストラリアのETFは資産分散化を優先させて、規模も小さいので例外的に保有しています。
上位銘柄には銀行が多い
投資信託組入れ上位銘柄は以下の通りですが、銀行が多いようです。そういえば、ニュージーランドに旅行に行ったときに、ANZ銀行の支店がたくさんありました。ANZは、オーストラリア、ニュージーランドの略です。
オーストラリア・コモンウェルス銀行
BHPグループLtd
ウエストパック銀行
シー・エス・エル
ANZ銀行グループ
ナショナルオーストラリア銀行
ウールワース・グループ
ウェスファーマーズ
マッコーリー・グループ
テルストラ・コーポレーション