私(江戸庄蔵)の運用実績 2022年2月:運用益は文京区目白台の新築1戸建て(土地93㎡、建物面積157㎡)

1月末より100万円減

私(江戸庄蔵)の資産総額は、1月末より100万円減っただけです。1月末時点でウクライナ問題をかなり織り込んでいたことが分かります。運用益は、文京区目白台の新築1戸建て(土地93㎡、建物面積157㎡)ですから、都心の一戸建てはなかなか高価格です。

最近の東京都の中古一戸建の価格動向を見てみましょう。

前年同月比で4.9%下落

東日本不動産流通機構が発表した2021年12月の東京都の中古一戸建の成約価格は、前年同月比で4.9%下落、成約件数は16.6%の上昇となりました。

地域別詳細(いずれも前年同月比)
※千代田区、中央区、港区の地域別データは無し

城東地区(台東区、江東区、江戸川区、墨田区、葛飾区、足立区、荒川区)
成約価格 ↑13.2% 成約件数 ↑45.1%

城南地区(品川区、大田区、目黒区、世田谷区)
成約価格 ↓17.8% 成約件数 ↑7.5%

城西地区(新宿区、渋谷区、杉並区、中野区)
成約価格 ↓12.7% 成約件数 ↑20.0%

城北地区(文京区、豊島区、北区、板橋区、練馬区)
成約価格 ↑12.4% 成約件数 ↓4.8%

20年で地価2倍

私(江戸庄蔵)は現在の住居の土地を20年前に購入しましたが、坪当たりの単価は徐々に上がり、現在は20年前の2倍にまで達しています。土地の値段が上がることは、固定資産税が上がる可能性があると同時に、現在、30代、40代で、これから家を購入しようとしている人たちにとっては、非常に困った問題です。

地価が上がってもマイナスばかり

一方で、地下が上がって良いことはあるのでしょうか?地価が上がれば、資産が増えることになりますが、私のように土地を売るつもりのない人間にとっては、全く意味のないことで、ちっともうれしくありません。

東京都内だけでなく、首都圏などの新築一戸建ての価格推移を東京カンテイのデータで見てみましょう。東京23区の新築一戸建て住宅は、2年前に6,000万円代前半でしたが、最近は7,000万円台前半ですから1,000万円値上がりしたことになります。かなり驚異的な数字です。

東京23区の新築一戸建て住宅平均価格推移


主要都市圏・主要都市別/新築木造一戸建て住宅平均価格 月別推移

1 月 首都圏の新築一戸建て平均価格は前月比+0.9%の 4,093 万円 首都圏 4 ヵ月連続上昇

近畿圏は-2.1%の 3,283 万円 中部圏は+1.0%の 3,272 万円 福岡県は+1.6%の 3,409 万円 近畿圏のみ反転下落

●首都圏

1 月の首都圏新築一戸建て住宅の平均価格は前月比+0.9%の 4,093 万円と 4 ヵ月連続上昇した。都県別に見ると東京都は-3.7%の 4,885 万円と4 ヵ月ぶりに反転下落した。神奈川県は+0.7%の 4,340 万円と 4 ヵ月連続上昇。千葉県は+1.5%の 3,520 万円と反転上昇した。埼玉県は+2.2%の3,616 万円と 2 ヵ月連続で上昇した。首都圏は 1 月も依然上昇傾向にあるものの、東京都が強めに下落した。一方、神奈川県と埼玉県は連続上昇で好調さを維持している。

●近畿圏

近畿圏(2 府 4 県)の価格は-2.1%の 3,283 万円と 4 ヵ月ぶりに反転下落した。府県別では大阪府が-3.4%の 3,467 万円と反転下落した。兵庫県は-6.7%の 3,218 万円と 4 ヵ月ぶりに反転下落。京都府は+2.0%の3,895万円と 2 ヵ月連続で上昇した。兵庫県の下落の影響が大きく、近畿圏はやや勢いがなくなってきている。

●愛知県

愛知県の平均価格は+0.7%の 3,510万円と 3 ヵ月連続で上昇した。前年同月比では+5.1%となった。中部圏(4 県)全体は+1.0%の 3,272 万円と反転上昇。前年同月比は+4.2%と1 年前の価格を上回っている。

●宮城県・福岡県

宮城県は+13.0%の 3,392 万円と大きく反転上昇。前年同月比は+14.8%。福岡県は+1.6%の 3,409 万円と 7 ヵ月連続上昇。前年同月比も+8.8%と1 年前を上回る状況が続いている。

●主要都市の平均価格動向

東京 23 区は前月比-0.8%の 7,282 万円と反転下落した。都下は-1.2%の4,580 万円と 4 ヵ月ぶりに反転下落。横浜市は+0.9%の 5,112 万円と 6 ヵ月連続上昇した。川崎市は-4.7%の 5,210万円と反転下落した。

大都市圏では横浜市以外はいずれも下落しており1月はやや弱さが見られた。相模原市は-3.5%の 3,699 万円と反転下落した。千葉市は+5.3%の 3,686 万円と 4 ヵ月連続で上昇。さいたま市は+4.9%の 4,158 万円と連続上昇した。

郊外都市は千葉市とさいたま市で上昇。大阪市は+14.4%の 4,483 万円と大きく反転上昇した。分譲戸数はわずか 4戸に留まった。堺市は+7.1%の 3,919万円と 3 ヵ月ぶりに反転上昇。神戸市は-2.3%の 3,462 万円と反転下落。京都市は+4.8%の 4,794 万円と連続上昇。

主要市では神戸市以外は上昇した。名古屋市は+0.1%の 4,189 万円と 3 ヵ月連続上昇。前年同月比は+8.7%。仙台市は+4.8%の 3,570 万円と反転上昇。前年同月比は+8.3%と好調を維持。福岡市は+6.8%の 4,262 万円と 2 ヵ月連続上昇。前年同月比は+14.8%と 1年前の水準を大きく上回った。

名古屋市は 3 ヵ月連続上昇、仙台市は反転上昇、福岡市は 2 ヵ月連続上昇。