私の運用実績 2023年5月:資産運用益は東京都港区白金の67㎡新築マンション相当

運用益2億円、十数年間で3倍

運用益は先月より1千5百万円増えて、約2億円になりました。昨日のポートフォリオでも分かるように、私は個別株式は保有せず、すべてETF、低コストインデックスファンドで運用しています。それでも十数年間で3倍になるのです。

最近1年間は頭打ち状態でしたが、急に資産総額が増えました。株価が上昇するときは、いつの間にか「するすると」上っていくので、そのタイミングを予想することはできません。買っておいて、いつか上がるのを待つのが良いと思います。

グラフでも、指数250の線で何度か跳ね返されていましたが、今回は270まで突き抜けました。その要因は以下の通りです。

  • アメリカのS&P500が回復したこと
  • 円安が進んで1ドル140円になったこと
  • 日本のTOPIXが上昇したこと

これらの要因をさらに深堀するのは、後講釈にしかすぎませんから、時間の無駄でしょう。

2億ションの時代

このブログでは、私の資産運用益を都心の新築マンション価格で表示していますが、最近は1億円どころか、数億円の物件が増えてきたので、「億ション」から「2億ション」という言い方をするようです。数億円、数十億円のマンションを買うのは、ベンチャービジネスのオーナーだそうです。また、最近は購入ではなく、賃貸で住む人も多く、毎月の家賃が300万円の物件も人気だそうです。アメリカやオーストラリアに似て来たようです。

しかし、こんなに住宅価格が上昇したら、普通の若いサラリーマンは買うことができないでしょう。

一方で、都心でも空き家問題が大きくクローズアップされています。住宅価格が上がりすぎないように、有効な政策を実施してほしいものです。


上記で少し述べた、東京の空き家問題を確認しておきます。

東京都住宅政策本部の空き家情報サイトを見てみましょう。

都内の空き家の状況

総務省が発表した「平成30年住宅土地・統計調査(概数集計)」によると、都内の空き家数は約81万戸、空き家率は10.6%で、平成25年の前回調査と比べて、空き家数は若干ながら初めて減少し、空き家率も微減しました。
一方、全国の空き家数は849万戸、空き家率は13.6%で、同前回調査と比べて、いずれも若干上昇し、過去最高となりました。(図1)

下記に記載するデータは平成30年住宅・土地統計調査(総務省)に基づくものです。

図1

平成30年の東京都の空き家総数81万戸のうち、活用可能と想定される「腐朽・破損なし」の空き家数は約69万戸です。また、活用可能な空き家は、賃貸用の住宅が多く、「腐朽・破損あり」の空き家数は約12万戸であり、空き家総戸数の約15%を占めています。このうち、長期不在等のものは約4万戸あることがわかります。(表1)

表1

東京都区部の空き家数は、世田谷区(5.0万戸)が最も多く、大田区(4.8万戸)、足立区(4.0万戸)と続いています。また、空き家率は、豊島区(13.3%)が最も多く、港区(12.4%)、中央区(11.9%)と続いています。(図2)

図2

東京都多摩部の空き家数は、八王子市(3.5万戸)が最も多く、町田市(2.0万戸)、府中市(1.5万戸)と続いています。空き家率は、国立市(14.8%)が最も多く、昭島市(13.3%)と小平市(13.3%)が同率で続いています。(図2)

図3


さらに、23区の住宅価格相場をアキサポで見てみましょう。

東京都豊島区の住宅価格相場

豊島区は、東京23区の西北部に位置するエリアで中心となるのがビッグターミナルの池袋です。西武百貨店、東武百貨店、飲食店や大型家電量販店など多くの商業施設が集まり、賑わいのある地域です。

東京都豊島区の住宅価格相場

豊島区の住宅価格は6,880万円と都内では比較的高くなっています。

・一戸建て売却価格相場:6,880万円
・建物面積:91㎡(中央値)
・土地面積:61㎡(中央値)
・築年数:21年(中央値

東京都大田区の住宅価格相場

大田区は、23区の南端に位置し、多摩川を越えると神奈川県川崎市があります。23区の中でいちばん面積が大きく、田園調布や久が原などの高級で閑静な住宅街があったり、かつて工場の街だった蒲田エリアなどさまざまな表情があります。

東京都大田区の住宅価格相場

大田区の住宅価格は5,680万円といいお値段ですが、築年数の中央値は17年と比較的、築浅物件が多いのが特徴です。

・一戸建て売却価格相場:5,680万円
・建物面積:88㎡(中央値)
・土地面積:69㎡(中央値)
・築年数:17年(中央値)

東京都新宿区の住宅価格相場

新宿区は、一日あたりの乗降客数が300万人を超える新宿駅があるエリアです。百貨店や飲食店などが立ち並び、ショッピングをする環境が整った新宿駅東口と、都庁をはじめとするビル群が立ち並ぶビジネス街の新宿駅西口。新宿駅の周辺を少し離れると住宅街が形成されています。

東京都新宿区の住宅価格相場

新宿区の住宅価格は、都内の中でも高めの相場になっており、築年数も浅めが多いでしょう。

・一戸建て売却価格相場:7,778万円
・建物面積:91㎡(中央値)
・土地面積:62㎡(中央値)
・築年数:14年(中央値)

東京都世田谷区の住宅価格相場

世田谷区は、東京都の南西部に位置し、住宅が多く立ち並ぶ地域です。高級住宅街のイメージを持つ方も多いエリアといえるのではないでしょうか。人口は東京都内で一番多く、約94万人(2021年10月時点)が住んでいます。

駒沢オリンピック公園や都立砧公園など広い公園も多く、駅周辺に幹線道路が少ないこともあり、歩行者に優しく余裕のある居住環境が整っています。渋谷駅・原宿駅・川崎駅へ乗り換えなしでアクセス可能、駅の数も多く、交通面の利便性が高いです。

東京都世田谷区の住宅価格相場

世田谷区の住宅価格は、人気エリアで高額になっています。

・一戸建て売却価格相場:8,480万円
・建物面積:100㎡(中央値)
・土地面積:96㎡(中央値)
・築年数:17年(中央値)

東京都中野区の住宅価格相場

中野区は、杉並区と新宿区の間に位置するエリアです。中野駅と新宿駅の間は電車でわずか5分ほど。副都心と近く、交通の便が大変良いエリアでありながら、駅前の中野ブロードウェイや中野サンモールなど商店街や買い物ができる場所が多くあり、暮らしやすい地域で人気も高いです。

東京都中野区の住宅価格相場

中野区の住宅価格は、相場が6,480万円とかなり高額です。

・一戸建て売却価格相場:6,480万円
・建物面積:94㎡(中央値)
・土地面積:76㎡(中央値)
・築年数:21年(中央値)