連れ合いの運用実績 2023年5月

総資産は元本の1.9倍

2022年は頭打ち状態でしたが、最近その状態を脱して指数が187まで上昇しました。評価益は4千万円以上になり、総資産は元本の1.9倍になりました。

私と連れ合いは大きな差

私の総資産は、十数年間で3倍になり、連れ合いは同じような期間で2倍弱にしかなりませんでした。主な運用銘柄は、1306(TOPIXの株式ETF)とS&P500のETF等で、割合は多少異なりますが、大きな違いはありません。

大きな違いは投資時期と運用期間です。連れ合いの投資の歴史を振り返ってみましょう。

株は安い時にも高い時にも買う

連れ合いは、私の強い勧めに基づいて、2007年、1306とSPY(SPDR社のS&P500ETF)を合計で1千万円購入しました。しかし、その年の夏になると、サブプライム問題が表面化して、SPYの株価が下落し始めました。その翌年の9月にはリーマンショックが発生し、グラフでも分かるように評価額が半分以下になりました。その時に、追加投資すればよかったのですが、投資に対する不信感が募り、一切投資を止めてしまったのです。ただし、幸いにも損切りせずに持ち続けたことは、のちに威力を発揮します。個別株式の場合は、倒産などで価値がゼロになることがありますが、1306やSPYなどのファンド(ETF、投資信託)の場合は、その心配がなく、必ず株価が回復するからです。

初心者は株価が上昇すると買いたがる

最初に投資してから6年後の2013年になると日本の株価が回復し始めました。そこで、投資する意欲が回復したことと、今のうちに追加投資すれば、平均取得価格を下げられると考え、1306の購入を再開しました。2017年まで数回にわたって購入したのです。SPYやVOOも2015年から追加購入しました。

売らなかったことは正解

その後は、バイ・アンド・ホールドを貫いているわけですから、問題はありません。

過去を振り返りましたが、連れ合いはなぜ、2倍弱にしか資産が増えなかったのでしょうか?

それは、一言でいうと株価が低い時に買わなかったからです。

初心者の場合、株価が上昇すると、自分も乗り遅れてはいけないと焦り、買いたくなる一方で、株価が低迷したり下落すると、追加購入したくなくなります。人によっては、売却して、もう金輪際、株はやらないとか、もっと安くなったら買い戻そうと考えがちです。しかし、もっと安くなった時に買える初心者は、そう多くはいないでしょう。

それでは、どうすれば安い時に買うことができるでしょうか?

残念ながら、「今が安い」ということは、その時点ではわからないのです。数年後に振り返ってみて初めて、「あの時が安かった」と分かるのです。これは初心者だけでなく、プロでも同じことです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

安い時も高い時も買い続ける

安い時も高い時も買い続ければよいのです。毎月、あるいは、毎年同じ時期に買い続ければ、それを実現できます。毎月同じ額を買い続けるのがドルコスト平均法です。まとまったお金がある場合には、毎年同じ額を5年間にわたって、均等に買い続ける方法も有効で、私が推奨しています。

自動買付が有効

私と連れ合いが投資を始めた十数年前は、日本に低コストインデックスファンドがありませんでしたが、今は1兆円、2兆円を超える大型で低コストのインデックスファンドが数多くあります。ネット証券を使えば、時期を分散して投資できます。また、最近は、外国のETFも自動買付が可能です。

SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスを見てみましょう。

お客さまが銘柄毎に指定した設定内容を基に、「設定株数」、または「設定金額以内の単元株」を定期的に買付するサービスです。

※米国株式、米国ETFは1株(1口)単位でのお取引となります。

これらに当てはまる人におススメ!

  • 毎月決まった日や曜日に買付したい
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利用条件:外貨建商品取引口座を開設していること、インターネットでのお取引が可能であること、「米国株式・ETF定期買付約款」、「外国株式に関する説明書」を閲覧、同意いただいていること

定期買付設定方法:WEB外貨建商品取引サイトより「新規設定」・「設定内容変更」・「設定追加」「設定解除」を選択いただけます。

取扱銘柄:当社で取り扱う米国株式(ADRを含む)/米国ETF全銘柄

預り区分

■総合口座
「特定預り」、「一般預り」、「NISA預り」から選択

■ジュニアNISA口座
「ジュニアNISA口座-NISA預り」、「ジュニアNISA口座-特定預り」、「ジュニアNISA口座-一般預り」、「総合口座-特定預り」、「総合口座-一般預り」から選択

価格指定方法:成行のみ