ETFについて1

◎今日のテーマ:ETFについて1

ポートフォリオはETF中心

このブログの名前は、「私と連れ合いのETF・インデックスファンド投資による資産運用奮闘記」で、ETFとインデックスファンドを中心に運用していますが、そのほとんどがETFなのです。

2019年4月末の私のポートフォリオです。8割以上がETFです。

連れ合いのポートフォリオの86%がETFです。

日本でETFはあまり脚光を浴びていない

1306(TOPIX連動型上場投資信託のETF)は国内株式のETFですが、それ以外はすべて外貨のETFで、SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)、VOO、VGK、VWOなどです。しかしながら、日本においては外貨ETFがあまり脚光を浴びていません。

インデックスファンド

外国のインデックスファンドと言えば、「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」、「emaxis slim 先進国株式インデックス」等の記事は時々見ますが、SPYやVOOの記事は見かけません。そこで、今日からしばらくETFについて、再確認してみようと思います。

ダイヤモンド社から「上場投資信託 ETFはこの7本を買いなさい 世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託」(モーニングスター株式会社代表取締役社長 朝倉智也 ダイヤモンド社)を参考にして、私の考えを述べたいと思います。

特徴は低コスト

「ETFは、投資家にとっては、通常のインデックスファンド以上にコストが低くすむという大きなメリットがありますが、これは裏を返せば、売り手である証券会社にとっては『売ってもちっとも儲からない商品』ということになります。証券会社の販売員が顧客にETFを積極的に薦めるとは考えにくく、これが『ETFは知っているけれど買ったことはない』という投資家が多い原因になっているのです。」

銀行・証券会社は売りたくない

この意見は私と全く同じです。例えば、私と連れ合いが保有しているVOO(バンガード社のアメリカS&P500のETF)の信託報酬は現在0.03%です。アクティブファンドが1~3%であることと比較すると、大きな差で、銀行、対面証券会社がETFの販売努力をしない理由がよく分かります。逆に言えば、私たち個人投資家がすべきことは、代表的なETFを買って、それを売り買いせずに持ち続けていれば、プロと同じリターンをプロよりも安いコストで実現できるということになります。

バフェットの遺言

ウォーレン・バフェットは、家族への遺言の中で、自分の死後、資産運用方法を推奨しています。

遺言:「10%を短期国債に、90%を非常に低コストのS&P500(バンガード社を勧めます。)のインデックスファンドに投資することです。」

具体的には9割をVOOで運用することを薦めているわけです。