1000万円と2700万円の減少
運用評価益は前月より1,000万円減少しました。1,000万円という数字はあまり大きくありません。2018年の9月から12月にかけては2,700万円減少しました。
家屋修繕費用で1306を330万円売却
青色の運用資産総額に比べて緑色の資産運用益は、一番右部分の山が少し高くなっていますが、その理由は昨年12月から1月にかけて330万円分1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))を売却したからです。我が家は現在、屋上の防水や壁の塗装などを行っていて、その修繕費330万円を払うための売却です。一番株式相場が高いタイミングで売れたので、30万円ほど得をした感じです。
1円円高で150万円減少
私の投資資産は外貨で保有しているのが全体の4分の3ですからドル円の水準によって大きく左右されます。1円円高になると、それだけで150万円試算が減少します。また、アメリカのS&P500 指数に連動したSPYとVOOの影響が大きいので、その動向をSPY(アメリカSPDRのS&P500のETF)の最近1年間のチャートで見たいと思います。
13%下落
1年前は1口278ドルで、現在は296ドルですから、まだ1年前の水準を上回っています。どちらかと言えば昨年の終盤から今年の1月の上昇こそが異常だったのかも知れません。ピークは338ドルでしたから13%下落したことになります。
押し目買いのチャンス
ここで落ち着くのか、あるいはさらに10%、20%下落するのかは分かりません。もし下落するのであれば、その下落に伴って少しずつVOO(S&P500のETF)を買い増そうと思います。ただし、いつの時点で、いくら買うのかが問題です。
2019年分の確定申告
先日確定申告を済ませてきました。私の収入は給与と年金です。これだけならスマホで申告することも可能ですが、他に外貨ETF分配金の二重課税還付を申告しないといけないので、電車に乗って申告会場に行きました。昨年は確定申告初日に行ってしまい、みんな殺気立っていましたので、今年は開始から10日経ち、少し落ち着いた頃に行きました。
整理番号による誘導
昨年に比べて、手続きや誘導が改善されたようで、大きな混乱なくパソコンによるデータ入力会場まで進みました。行列に並んで順番待ちをするのではなく、到着順に整理番号を受け取り、椅子に腰かけて、自分の整理番号が壁に映し出されるのを待つ要領です。
総合課税と分離課税
アドバイスを受けながら、給与、年金、外貨ETF分配金のデータを入れました。最後に、総合課税と分離課税の両方を計算して、税金の少ない方法を選ぶのが大事な手順です。この手順を踏まないと、場合によっては16万円の差が出てしまうこともあるのです。( 平成29年所得税等の還付金〇〇 参照 )結局、分離課税より総合課税の方が2万円ほど得なので、総合課税を選びました。
還付金20万円
今年の還付金は20万円でした。外貨ETFの分配金が約200万円なので、二重課税となるのはその10%ですから、還付金が20万円となるのは計算通りです。ちなみに、連れ合いの還付金は10万円でした。
年収900万円が分かれ目
会場にいるアドバイザーに、どういう場合に総合課税が有利なのかと聞いたところ、「一般的に年収900万円以上なら分離課税、それ以下なら総合課税が有利」と答えてくれました。事前に調べた原則と同じ回答でした。3週間ほどで還付金が振り込まれるとの話でした。
年間取引報告書の添付
この申告の中で、野村證券から送られてきた年間取引報告書を確定申告書投函ポストに入れなくて良いと、私は言われたのですが、連れ合いは必要だと言われ、結局、明細書を作成しない場合には、年間取引報告書を添付して投函する必要があると言われました。確定申告では毎年のようにトラブルが発生します。税務職員が指導しているのですが、税務職員といっても優秀なベテランもいれば、そうでない人もたくさんいるのがよく分かります。
外貨ETFの二重課税解消?
外貨ETFの二重課税は、2020年1月から解消されているとのことですが、事業税の5%分はどうなるのかが明らかになっていないようです。来年、確定申告が必要かどうかは、事前に税務署に行って話を聞こうと思います。
税務署はATM引き出し映像を証拠として活用
ところで、税金の申告はごまかさずにきちんとやった方が良いという話をします。子供にお金を贈与するときに、基礎控除を超えて少しずつ子供にあげるようなことは、税務署がその気になれば見つかってしまうようです。銀行には引き出した記録も有りますし、その時のATMから引き出す動画を銀行から提出させて、脱税した本人に、動かぬ証拠として見せるのだそうです。
1,100,100円の贈与
子どもに贈与するときには、110万円超をごまかしてあげるのではなく、1,100,100円か1,101,000円をあげて、基礎控除1,100,000円を超えた100円、1000円の10%である10円、100円を贈与税として支払う人が多いそうです。
指摘されたら反省する
もう一つの話は、税務職員から脱税を指摘されたときには、居直ってはいけないということです。そういう時には、申し訳ないと言って反省すれば軽い処置で済むのですが、居直ってふてぶてしい態度をとると、ひどい場合には実刑になることもあるそうです。まず、脱税はしないこと、そして、もし脱税を指摘されてしまったら、素直に反省してじたばたしないことが肝要だそうです。