新大陸のオーストラリア

オーストラリアには過去２回行ったことがあります。１回目には３０年以上前に、オーストラリアの稲作の研究に行った時です。当時、日本の平均作付面積の規模が１ヘクタール、イタリアが２０ヘクタール、アメリカが１００ヘクタール、オーストラリアが４００ヘクタールでした。日本の稲作は全く競争力がなかった時代です。

２年前にはエアーズロック登山に行きました。先住民の言葉でウルルと言います。

切り立った崖のような山で、とても危険な山です。毎年何人も亡くなります。この山は先住民にとって神聖な山であることから、２０１９年に登山禁止になりました。

オーストラリアへの移民

オーストラリアの人口は現在２５００万人がいます。面積の割に人口が少なく、移民政策をとっていて、５０００万人まで増やす計画です。

オーストラリアは、山火事が多いため花火が禁止になっています。

先進国の中では数少ない新大陸で、これからも経済背長が見込めると考え、株式ETFに投資しました。

外国為替

豪ドルの為替は、リーマンショック直前の１００豪ドル台から、直後には６３豪ドルまで下落し、現在は８４豪ドルです。中国との軋轢が生じていますが、少し落ち着いてきたようです。

オーストラリアの株式ETF

オーストラリアのインデックスファンドとしては、SPDR S&P/ASX 200ﾌｧﾝﾄﾞが有名なので、４００万円ほど保有しています。分配金支払い通知が送られてきたので現状を確認します。

年間配当は３．７６％

今期の分配率は大きく伸びて１．５７％になりました。年間では３．７６％です。２年前の４．８１％には及びませんが、昨年の２．８２％を超えました。新型コロナウイルスや中国との問題が落ち着いてきたのでしょうか。

最近５年間のチャートは、５０ドルから７０ドルまで増えていますが、アメリカのS&P５００に比べると見劣りします。

企業概要

• 資産総額４８豪ドル(４，０３２億円)
• 経費率0.13%
• 1年トータルリターン：24.91%
• 3年トータルリターン：13.49%
• 5年トータルリターン：10.57%　⇒　比較的良好な数字です

業種別構成比率

業種 　　　保有比率
金融 　　　30.95%　⇒金融が多いのは産業がないことからでしょう。
素材 　　　17.52%　⇒豊かな天然資源が強みです。
ヘルスケア 10.16%
一般消費財・サービス　　 8.34%
不動産　　 7.16%
資本財・サービス 　　7.04%
生活必需品 5.24%
情報技術 　4.58%
コミュニケーション・サービス 　　4.22%
エネルギー 3.20%
公益事業 　1.59%

投資信託組入れ上位銘柄

シー･エス･エル

CSL（CSL Ltd.）は医薬品会社。ヒト血漿由来の医薬品、診断薬を開発、製造、販売する 。主な製品は小児用・成人用ワクチン、感染症予防薬、鎮痛剤、皮膚疾患治療薬、解毒剤、抗凝血剤、免疫グロブリンなど。

BHPｸﾞﾙｰﾌﾟ

BHPグループ（BHP Group Limited）は採鉱会社。鉄鉱石、原料炭、および銅を探鉱、開 発、生産、加工する。世界各地で事業を展開。

ｳｪｽﾌｧｰﾏｰｽﾞ

ウェスファーマーズ（Wesfarmers Ltd.）は多角経営企業。小売チェーン店の保有、鉱山 の運営、および保険の引受に従事。工業製品、肥料・化学品の製造販売、液化石油ガス・医療・工業用ガスの販売を手掛ける。オーストラリアで事業を展開。

ｳｰﾙﾜｰｽ･ｸﾞﾙｰﾌﾟ

ウールワース・グループ（Woolworths Group Limited）は小売会社。総合小売店およびスーパーマ ーケットを運営するほか、食品・酒・製品の調達も手掛ける。パブ、食事、宿 泊施設、カジノ施設を含むホテルも経営。オーストラリアとニュージーランドで事業を展開。

ﾃﾙｽﾄﾗ･ｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝ

テルストラ・コーポレーション (Telstra Corporation Ltd.) は通信会社。一般家庭と企業に電話交換回線を提供し、市内電話、長距離電話、国際電話、移動電話の各サービスを行う。データ、インターネット、オンラインのサービスや、電話案内サービスも提供。