私のポートフォリオ2022年9月

今月もつみたてNISAで33,000円購入した以外は取引がありません。しかし、世界の株式相場が下落しているので、評価額は、ピークの2022年3月より5%減少しています。

1306TOPIX連動型投資信託(特定) 22%
野村つみたて外国株投信 1%
SPY(アメリカSPDRのS&P500のETF) 43%
VWO(バンガード社の新興国のETF) 9%
VGK(バンガード社のヨーロッパのETF) 7%
VOO(バンガード社のS&P500のETF) 4%
ASX(オーストラリアのETF) 2%
USMMF 1%
オーストラリアMMF 0%
DB(確定給付年金) 3%
DC(確定拠出年金) 8%

パックンの投資に関しては、このブログでも時々紹介していますが、パックンが「投資ピラミッド」を披露しているので、その図を下に示します。

投資ピラミッドの一番上は、FX、暗号資産になっていますが、パックン自身は投資していないそうです。

この図について、私の考えを述べたいと思います。

健康・教育

このブログでも9月に紹介した通り、お金よりも大事なものとして、健康と教育をテーマに記事を投稿しましたが、パックンもやはり健康と教育を最も重視しているようです。パックンの子供たちには、パックン本人が英語を教えていて、バイリンガルに育てているようです。私も、半世紀以上英語を勉強していますが、なかなかものになりません。特にヒアリングが、うまく行きません。しかし、東大法学部を首席で卒業してハーバード大学に留学した山口真由もアメリカに行ったばかりの時は、学生食堂で話している学生の話が全く聞き取れなかったと言っていました。根気良く続けるしかなさそうです。

子供の教育と大学受験

子供の教育は0歳から小学低学年までは、親が上手くリードしていけば、ある程度は能力が伸びていくような気がします。しかし、その伸びに関する要素も、手法、遺伝、運が3分の1くらいずつのウエイトなのではないかと思います。そして、日本では大学進学の時期に将来の可能性がかなり決まってしまいますが、それを決定する大学入試は、記憶力コンテストのようなものなので、その年代にうまく記憶できた人が優位の立てるという社会のしくみになっているように思います。数学や物理は記憶ではないと思う人がいるかもしれませんが、解放パターンを記憶すれば、東大くらいは入学できます。しかし大学受験よりも5年早くピークが来たり、20代後半に可能性が開花しても、なかなか運よく自分の思った道に進めないことがあります。

中高一貫進学校の功罪

日本の大学入試で効率よく合格するためには、中学高校の6年間をうまくスケジュール立てて教材をこなす必要がありますが、そのためには私立中学を受験して、高校2年の途中までに高校卒業までの全課程を修了し、高2の後半から高3では、大学入試対策に集中することが優位に立つ有力な方法です。しかし、このように受験テクニックだけ身につけても、その後の将来は心もとない人が多いかも知れません。元東大総長の小宮山宏は、東京のエリート校出身者より、地方の公立高校出身者の方が将来伸びると言っていましたが、そのとおりだと思います。そうは言っても、大学受験に成功しないと、その後のチャンスもなかなか与えられないことも事実なので、そのバランスが難しいところです。

投資のピラミッドに戻ります。

貯金

パックンは貯金と言っていますが、貯金というのは郵便局の用語ですから、一般的には預金が適切だと思います。今から30年以上前に都市銀行に出向した時、私が「貯金」と言ったところ、即座に「預金」と言い直されてしまいました。

株式の現金化タイミング

私は銀行預金は100万円程度しか持っておらず、必要に応じ、野村證券のMRFをATMで引き出したり、1306(TOPIX連動型上場投資信託(ETF))を100万円単位で売却して、現金化しています。1306を売却するときには、株価を気にすることはありません。逆に積み立てる時に株価を気にしないのですから、引き出す時にも気にする必要はありません。株価が高い時もあれば、低い時もありますが、長い期間の間には、均されて平均化していくはずです。ただし、住宅購入資金のように、数千万円を引き出す時には、数回に分けて売却するのも一法かと思います。

まとまった金額が引き落とされる固定資産税と国民健康保険

サラリーマンの場合、毎月数十万円給与が振り込まれますが、私の場合は、偶数月に厚生年金、奇数月に確定給付年金が振り込まれます。支出としては、9月末に、固定資産税と国民健康保険が10万円近く引き落とされました。

債券

日本では超低金利が続いているので、現在、債券は保有していません。しかし、アメリカでは金利が4%から5%に上昇する可能性がありますので、そろそろ買うための勉強をしなければならないと考えています。ただし、現在のような円安では、日本円からドルに換えることはできないので、外国株式ETFの分配金で受け取ったUSMMFで買うことになるので、投資金額はせいぜい2~300万円かもしれません。どちらにしても、当面はアメリカの金利動向を見据えて、勉強という観点で債券を考えてみようと思います。しかし、私の場合、金(ゴールド)にしても、リートにしても、あまり魅力を感じないので、全く購入せずに、ほぼ全額を株式ETFに投資しています。

パックンは、S&P500のETFを中心に、テーマ型のETFや個別株式にも少し投資しているようです。インデックスファンドをコアとして、それ以外に興味のある個別株式投資等に少額をサテライトとして投資するのは有力な方法かもしれません。コア・サテライト方式の投資です。

FX、暗号資産

この二つは、パックンもあまり関心がなく、もし、やっても、ごくわずかにとどめるべきだと言っています。FXと暗号資産は株式のように配当が出るわけではなく、値上がり、値下がりを期待して利益を稼ごうとするゼロサムゲームですから、投資ではないと考えます。私には全く興味のない世界です。