イデコの銘柄の相談

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022に投票しました。私の投票銘柄は、SPY、VOO、VGKです。


最近、イデコの投資銘柄を何にすべきかを相談されたので、そのアドバイスの内容をご紹介します。金融機関はSBI証券です。イデコのページは以下の通りです。


<元本変動型>

◆先進国株式

〇インデックス

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • iFree NYダウ・インデックス
  • インデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)

〇アクティブ

  • 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
  • ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)
  • 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E)

◆全世界株式

〇インデックス

  • SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • EXE-i グローバル中小型株式ファンド

〇アクティブ

  • ひふみワールド年金
  • セゾン資産形成の達人ファンド

◆新興国株式

〇インデックス

  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

〇アクティブ

  • ハーベスト アジア フロンティア株式ファンド

◆国内株式

〇インデックス

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

〇アクティブ

  • ひふみ年金
  • SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブ<DC年金>
  • 野村リアルグロース・オープン(確定拠出年金向け)
  • つみたて椿(愛称:女性活躍応援積立ファンド)

◆先進国債券

〇インデックス

  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • インデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)

〇アクティブ

  • SBI-PIMCO 世界債券アクティブファンド(DC)

◆新興国債券

〇インデックス

  • iFree 新興国債券インデックス

◆国内債券

〇インデックス

  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス

◆先進国REIT

〇インデックス

  • 三井住友・DC外国リートインデックスファンド

◆国内REIT

〇インデックス

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド

◆バランス

〇インデックス

  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

〇アクティブ

  • セゾン・グローバルバランスファンド
  • SBIグローバル・バランス・ファンド
  • iFree 年金バランス

◆コモディティ

  • 三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)

◆ターゲットイヤー

  • セレブライフ・ストーリー2025
  • セレブライフ・ストーリー2035
  • セレブライフ・ストーリー2045
  • セレブライフ・ストーリー2055

<元本確保型>

◆定期預金

あおぞらDC定期(1年)


これらの中で、投資すべきでない銘柄は、アクティブと定期預金です。

✖アクティブファンド

アクティブの銘柄は、管理費用が高いので投資すべきではありません。例えば、「農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね」の信託報酬を含む管理費用は、0.99%です。一般的なアクティブファンドの信託報酬は、2~3%ですから、それに比べるとイデコ用は低いのですが、インデックスファンドであればその10分の1の0.1%程度で済みますから、アクティブファンドを選ぶ必要はありません。

✖定期預金

定期預金は、金利が低いので選ぶべきではありません。今から約20年前に、私が勤めていた会社が企業型確定拠出年金を導入した際、私は全額を外国株式インデックスファンドに投資しましたが、社員の9割は銀行預金を選択しました。1990年代に、バブル崩壊、株価急落を経験したので怖気づいた人が多かったのです。しかし、今でも銀行預金を選ぶ人は多いのです。その後20年経って、銀行預金を選んだ人は、運用益がゼロですが、私は3倍以上に増えました。10年、20年、30年の長期運用なら外国株式インデックスファンドが最も良いのです。

その他の投資対象も検討します。

全世界株式:割合的にほとんどが先進国株式ですから、買っても良い銘柄です。

新興国株式:中国の割合が高く、今後の不確実性を考えると、せいぜい1割以下にすべきだと思います。

国内株式:今後数十年の経済成長を見込めば、せいぜい2割以下が無難でしょう。

先進国債券:米国債券が4%まで上昇していますが、米国株式の期待リターンが8%であることを考えると、せいぜい1~2割に抑えるべきだと思います。

新興国債券:リスクが大きくリターンが小さいので、買わない方が無難だと思います。

国内債券:超低金利が続いていますし、膨大な政府債務を考えると、買うべきでないと思います。

先進国REIT:比較的リターンが高いのですが、株式ほど歴史や信頼感がありませんから、せいぜい1割程度に抑えるべきでしょう。

国内REIT:先進国REITと同じです。

バランス:債券を買わない方が良いので、債券を含むバランス型も買わない方が良いでしょう。

結論としては、以下の2銘柄を推奨しました。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

選択基準は、以下の通りです。

  • 信託報酬が0.1%以下

  • 資産総額が3000億円以上

この2銘柄に毎月6000円ずつ、合計12000円投資し、期待リターンを7%とすると、65歳時点の投資額合計は4,608,000円、評価額は 15,871,414円ですから3.4倍になります。毎月12000円なら、そんなに負担なく貯められますから、それで、1500万円貯められるなら、よい貯蓄かも知れません。

もし22歳から始めていれば、65歳時点の投資額合計は6,336,000円、評価額は 38,321,403円ですから、6倍になります。複利の効果を発揮するためには、早く始めることが大事ですが、30代からでも、ある程度の恩恵にあずかれます。

年齢 投資額 評価額
34 144,000 144,000
35 288,000 298,080
36 432,000 462,946
37 576,000 639,352
38 720,000 828,106
39 864,000 1,030,074
40 1,008,000 1,246,179
41 1,152,000 1,477,412
42 1,296,000 1,724,830
43 1,440,000 1,989,569
44 1,584,000 2,272,838
45 1,728,000 2,575,937
46 1,872,000 2,900,253
47 2,016,000 3,247,270
48 2,160,000 3,618,579
49 2,304,000 4,015,880
50 2,448,000 4,440,991
51 2,592,000 4,895,861
52 2,736,000 5,382,571
53 2,880,000 5,903,351
54 3,024,000 6,460,585
55 3,168,000 7,056,826
56 3,312,000 7,694,804
57 3,456,000 8,377,441
58 3,600,000 9,107,861
59 3,744,000 9,889,412
60 3,888,000 10,725,671
61 4,032,000 11,620,467
62 4,176,000 12,577,900
63 4,320,000 13,602,353
64 4,464,000 14,698,518
65 4,608,000 15,871,414
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