新NISAの経過報告

今月から始まる新NISA制度に対応する準備を昨年から始めました。

結構いろいろなことを行いましたので、途中経過ではありますがここで整理しておきます。

私と連れ合いは野村證券、娘と息子はSBI証券に証券口座を開いていますので、やり方が変わります。

★ 私と連れ合い

1.2023年までの状況

  • 証券会社:野村證券
  • NISAの種類:つみたてNISA
  • 特定口座:つみたてNISA以外に、課税される特定口座で投資を行っている
  • 口座のある支店:実店舗
  • 投資資金:収入は年金とわずかな給与だけなので、特定口座にあるETFを売却して資金を作る予定
  • 年齢:60代半ば(通常なら、今後20年間くらい生きそう)

2.今回の方針

  • 1306(TOPIXの株式ETF)を一部解約し現金(MRF)化して、新NISAの投資資金に充てる。
  • 実店舗の口座からネット&コールの支店口座に口座変更して、売買手数料を下げる。
  • 銘柄を、つみたてNISAの「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(AC)」から、つみたて投資枠「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と成長投資枠「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に変更
  • 毎年360万円を投資して、5年間で投資枠1800万円を使い切る
  • 今まで利用してきたつみたてNISAは期限一杯保有して、節税効果を最大化する。

3.実際に行ったこと

  • 10~11月にネット&コールの支店に口座を移転。私は一回でクリアーしたが、連れ合いは一度差し戻しになる。
  • 年間投資金額の360万円を手元に調達できるように、12月に1306(TOPIXの株式ETF)を売却。
  • 2024年からの成長投資枠「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」240万円を設定。毎月の積立額を1,000円、1月の増額を2,388,000として、1月にほぼ全額を投資できるように設定。
  • 2024年からのつみたて投資枠「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」120万円を設定。こちらは月ごとの増額が指定ができないので、毎月10万円のつみたて投資になった。SBI証券の場合には、全額を1月に投資できるのですが、野村は融通が利かないようです。

4.今後の課題

  • 毎年12月に1306(TOPIXの株式ETF)を売却して投資資金を現金化する。
  • つみたて投資枠でも1月に増額ができるようになれば良いのですが、それを定期的に確認します。
  • SBI証券等のネット証券はクレジットカード決済によってポイントが付くのですが、野村証券は現状付きません。野村証券の動向を注視して、もしポイントが付くようになれば、利用したいものです。
  • 確定拠出年金は、スイッチングができるのですが、新NISAでは技術的な問題があってできないそうです。将来的にできるようになれば、2023年までのつみたてNISAの銘柄をすべて「eMAXIS Slim」シリーズにスイッチングしたいと考えています。
  • 今回私は、SBI証券にも口座を開設しました。理由は、1306(TOPIXの株式ETF)国内ETF、SPY等外国ETFの売却手数料の削減、証券会社を複数化することでリスクの分散化を図ることです。すぐに行動に移す予定はありませんが、とりあえず受け皿だけ作っておきました。
  • なお、生成AIで、「野村証券はクレジットカード決済ができるか?」と聞いたところ、「以前はできなかったが、7月23日からできるようになりましたた。クレジットカードの種類は、・・・・」と言うまことしやかな回答が返ってきました。そこで、野村証券に電話で問い合わせたところ、「できない」との回答した。生成AIは信用できませんので、ご注意ください。

★ 娘と息子

1.2023年までの状況

  • 証券会社:SBI証券
  • NISAの種類:それぞれ、NISA、つみたてNISA
  • 特定口座:つみたてNISA以外に課税される特定口座に投資している
  • 投資資金:子供たちは、毎月の給料があるので、それをメインに投資資金とする予定ですが、必要に応じて特定口座の投資信託を売却して現金化するかもしれません。
  • 年齢:30代
  • クレジットカード決済:始めていない。
  • 三井住友カード:保有していない。

2.今回の方針

  • 今まで投資してきた銘柄は、三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド、ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの3銘柄で、今回もこの3銘柄に投資する。
  • 投資資金は基本的に毎月の給料とボーナスとし、必要に応じて特定口座の銘柄を売却する。
  • 今まで利用してきたNISAとつみたてNISAは期限一杯保有して、節税効果を最大化する。
  • クレジットカード決済を月5万円設定する。
  • クレジットカード決済に利用するカードは、三井住友カードゴールドとする。

3.実際に行ったこと

  • 11月19日からSBI証券が新NISAの予約登録を始め、それに基づいたユーチューブが次々と登場したので、それを勉強した。
  • 毎月一定額を積立てるとともに、現在手元にある資金を1月に投資できるように、1月をボーナス月として設定した。
  • クレジットカード決済は、上限額の月5万円を設定した。

4.今後の課題

  • 現在は投資資金をSBI証券に送金しているが、来月からは銀行引き落としサービスに換える必要がある。

<追加>

昨年から、娘がiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めたのですが、年末調整をしなかったことが判明したので、来年初めに確定申告することになりました。確定給付年金制度のある企業でも、2022年10月から12,000円のイデコを利用できるようになったのです。