世界的に株式市場が好調のようです。
億万長者と言う言葉がありますが、どうすればなれるでしょうか？
ポイントは以下の通りです。
- できるだけ若い時から始める。
- 世界の株式市場に分散投資する。
- 最後まで引き出さずに、貯め続ける。
20歳から始めるなら毎月2万円、30歳から始めるなら毎月5万円、40歳から始めるなら毎月10万円株式市場に分散投資すると、8%の利回りで65歳には1億円に到達します。
| 年齢 | 毎月2万円積立 | 毎月6万円積立 | 毎月10万円積立 |
| 20 | 240,000 | ||
| 21 | 499,200 | ||
| 22 | 779,136 | ||
| 23 | 1,081,467 | ||
| 24 | 1,407,984 | ||
| 25 | 1,760,623 | ||
| 26 | 2,141,473 | ||
| 27 | 2,552,791 | ||
| 28 | 2,997,014 | ||
| 29 | 3,476,775 | ||
| 30 | 3,994,917 | 600,000 | |
| 31 | 4,554,510 | 1,248,000 | |
| 32 | 5,158,871 | 1,947,840 | |
| 33 | 5,811,581 | 2,703,667 | |
| 34 | 6,516,507 | 3,519,961 | |
| 35 | 7,277,828 | 4,401,557 | |
| 36 | 8,100,054 | 5,353,682 | |
| 37 | 8,988,058 | 6,381,977 | |
| 38 | 9,947,103 | 7,492,535 | |
| 39 | 10,982,871 | 8,691,937 | |
| 40 | 12,101,501 | 9,987,292 | 1,200,000 |
| 41 | 13,309,621 | 11,386,276 | 2,496,000 |
| 42 | 14,614,391 | 12,897,178 | 3,895,680 |
| 43 | 16,023,542 | 14,528,952 | 5,407,334 |
| 44 | 17,545,426 | 16,291,268 | 7,039,921 |
| 45 | 19,189,060 | 18,194,570 | 8,803,115 |
| 46 | 20,964,184 | 20,250,135 | 10,707,364 |
| 47 | 22,881,319 | 22,470,146 | 12,763,953 |
| 48 | 24,951,825 | 24,867,758 | 14,985,069 |
| 49 | 27,187,971 | 27,457,179 | 17,383,875 |
| 50 | 29,603,008 | 30,253,753 | 19,974,585 |
| 51 | 32,211,249 | 33,274,053 | 22,772,552 |
| 52 | 35,028,149 | 36,535,977 | 25,794,356 |
| 53 | 38,070,401 | 40,058,856 | 29,057,904 |
| 54 | 41,356,033 | 43,863,564 | 32,582,537 |
| 55 | 44,904,516 | 47,972,649 | 36,389,140 |
| 56 | 48,736,877 | 52,410,461 | 40,500,271 |
| 57 | 52,875,827 | 57,203,298 | 44,940,292 |
| 58 | 57,345,893 | 62,379,562 | 49,735,516 |
| 59 | 62,173,564 | 67,969,927 | 54,914,357 |
| 60 | 67,387,450 | 74,007,521 | 60,507,506 |
| 61 | 73,018,446 | 80,528,122 | 66,548,106 |
| 62 | 79,099,921 | 87,570,372 | 73,071,955 |
| 63 | 85,667,915 | 95,176,002 | 80,117,711 |
| 64 | 92,761,348 | 103,390,082 | 87,727,128 |
| 65 | 100,422,256 | 112,261,289 | 95,945,298 |
| 1年間据え置き⇒ | 103,620,922 |
アメリカでも株式市場順調なので、401(k)だけで億万長者になる人が増えているようです。
2024年2月27日のyahoo!financeの記事を読んで見ましょう。以下は拙訳です。
401(k)億万長者のアメリカ人が急増中。
フィデリティ社によると、2023年には株式市場の活況により、より多くの退職金口座が新たな高みに達する。
好調な401(k)残高。
フィデリティ・インベストメンツによると、401(k)口座に100万ドル以上の貯蓄がある人の数は、9月から12月末までに20％急増した。
12月31日現在、フィデリティの401(k)プランで7桁以上の残高を持つ退職貯蓄者は422,000人で、9月末の349,000人、2022年末の299,000人から増加した。
また、12月31日時点のIRA億万長者は391,562人で、9月末時点の338,725人、2022年12月末時点の280,320人から増加した。
フィデリティ・ワークプレイス・インベスティングのソートリーダーシップ担当バイスプレジデントであるマイケル・シャムレル氏は、ヤフー・ファイナンスの取材に対し、「市場環境の改善を反映し、退職後の貯蓄者が口座残高と退職後の備えを大幅に増やすことができた今四半期、退職後の残高がこれほど劇的に増加したことを心強く思っている」と語った。
へ～そうなんだ。
リタイアメント貯蓄者は、平均口座残高が過去約2年間で最高の水準に達して今年を終えた。さらに、3分の1以上の労働者が2023年に退職貯蓄の拠出率を増やしたことも、この好調さに拍車をかけた。
これは、フィデリティが第4四半期に行った、4,500万以上のIRA、401(k)、403(b)退職金口座の貯蓄口座残高の分析によるものである。
もしあなたが、退職金口座にいくら貯めているのか把握していないアメリカ人の約4人に1人のうちの1人だとしたら、今がその時かもしれない。
驚くかもしれない。S&P500指数（^GSPC）は26.3％増、ダウ工業株30種平均（^DJI）は13.7％増となった。
しかし、残高が増えたのは、好調な株式市場だけでなく、いくつかのことが重なったからである。
2023年末時点で、401(k)貯蓄者の78%は、雇用主が提供するマッチング拠出全額を確保するのに十分な高率で拠出していた。第4四半期の平均401(k)積立率（従業員と雇用主のマッチング拠出の合計）は約14％であった。
第4四半期には、約半数の個人が、制度が自動的に拠出額を増やすのを待たずに、自らの意思で拠出額を増やした。現在、約4社に1社が自動加入を提供しており、平均的な雇用者デフォルト拠出率（自分で選択しない場合に退職金口座に支払われる金額）は4.1％と過去最高を記録している。
401(k)億万長者の残高膨張の鍵
では、これらの億万長者とはどのような人たちなのだろうか？
第一に、彼らは最後までやり抜いている。フィデリティ口座の億万長者貯蓄者の平均貯蓄期間は26年である。このことからわかるのは、長期にわたってコツコツと投資を続けることが得策だということだ。リタイヤメント口座の億万長者の平均年齢は59歳である。
「リタイアメント資金を貯める鍵は、長期的なゲームに参加し、長期にわたって安定した拠出を続けることです」とシャムレル氏は言う。「401(k)億万長者の増加はその好例であり、これらの貯蓄者の大半は、長期間にわたって同じプランで高率に貯蓄している以外に、必ずしも特別なことをしているわけではない。
フィデリティの億万長者の半数近くは団塊世代であり、これはX世代の億万長者と同数であった。ミレニアル世代はわずか0.8％である。
もうひとつの重要な教訓は 億万長者になるには、単に何十年も給料を投資し続けるとか、株式市場が高騰するとか、そういうこと以上のことが必要なのだ。新しいミリオネア・クラブのメンバーは、ステロイドのように貯蓄をしている。
フィデリティの内訳によると、彼らは平均して給与の17.5％を貯蓄している。彼らの雇用主はさらに9％を退職金口座に拠出しており、合計貯蓄率は26.6％である。
もしあなたが新たに億万長者の仲間入りをしたのなら、おめでとう。ただ、あまり先走ってはいけない。
「これらの億万長者にアドバイスしたいのは、市場が非常に低迷しているときと同じようなことです」と、ペンシルベニア州バーウィンを拠点とするソフィア・フィナンシャルの創業者で最高経営責任者のステファニー・マッカロー氏はYahoo Financeに語った。「目を閉じて、今までやってきたことを続けてください。高値も安値も一時的なものだから、それにとらわれすぎないように。」
「今はペダルを緩める時ではない。」キャピタル・インベストメント・アドバイザーズのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、ウェス・モス氏はYahoo Financeにこう語った。「すべての個人金融と同じように、老後のために蓄えている金額は、老後の生活を支えるために必要なお金と照らし合わせて考える必要があります」。